八木亜希子アナ病気で芸能活動休止。今年の明石家サンタ出演中止で代役は中野美奈子アナ。線維筋痛症の原因や症状は…

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八木亜希子アナ

女優としても活躍している元フジテレビでフリーの八木亜希子アナウンサー(やぎ・あきこ 54歳)が24日、全身に強い痛みを感じる病気「線維筋痛症(せんいきんつうしょう)」の発症を公表し、出演が決まっていた全ての仕事をキャンセルし、芸能活動を休止することを発表しました。

八木亜希子アナが所属する芸能事務所『フォニックス』は公式サイト上で、「八木亜希子は、数日前から原因不明の体調不良が続き、回復の兆しがみられない為、医療機関にて診察を受けたところ、線維筋痛症との診断を受けました。」と病名を公表した上で、「医師からの指示により、しばらくの間全ての仕事をキャンセルし、休養させていただく事になりました。」と報告しています。

今後の治療については、数日間入院後に通院で治療を行う予定とし、仕事復帰時期は現在のところ未定となっています。

八木亜希子アナは24日深夜に、毎年恒例の特番『明石家サンタ史上最大のクリスマスプレゼントショー2019』(フジテレビ系 24時25分)に今年も出演予定でしたが、活動休止決定を受けて出演取り止めとなり、代役は同じく元フジテレビで、事務所の後輩である中野美奈子アナが務めることが決定しています。

<↓の画像は、『明石家サンタ2019』で代役を務める中野美奈子アナの写真>
元フジテレビ中野美奈子アナ

また、八木亜希子アナは来年1月期に、桐谷健太さん&東出昌大さんW主演ドラマ『ケイジとケンジ 所轄と地検の24時』(テレビ朝日系 木曜21時)に出演予定でしたが、事務所からの申し出によって降板が決定したといい、テレビ朝日は代役については未定としています。

ラジオ番組『八木亜希子 LOVE&MELODY』(ニッポン放送)など、4本のレギュラー番組も出演見合わせとなっています。

八木亜希子アナの休止前最後の仕事は21日放送の『LOVE&MELODY』で、この時点ではいつもと変わらない様子で番組進行を行っており、5日放送の『安東弘樹DAYS』(ニッポン放送)にゲスト出演した際にも、元気そうな姿を見せていました。

<↓の画像が、5日放送『安東弘樹DAYS』出演時の八木亜希子アナ、元TBS・安東弘樹アナの写真>
八木亜希子アナ休養前の姿

そして、八木亜希子アナの病気公表、芸能活動休止発表に対してネット上では、

  • 明石家サンタを待ちわびていたので、突然の告知にショックです。でも、治療に専念してたっぷり休養して…元気になってください!応援してます!
  • 検査してもはっきりしなくて、本人しか痛みの箇所や程度がわからなくて、これといって特別な薬もなく難しい病気なんだよね。
  • うちの奥さんが何年も前に患ったけど、治りましたよ。
    色々試して何が決定打になったかは不明なので無責任にあれが良いこれが良いとは言いたくないですが、きっと治りますよ。治るよう祈ります。お大事に。
  • 知り合いが同じ病気になった事があります。とても耐えられるような痛みではないらしい。
    原因がわかるまだ病院たらい回しだったそうなので、さぞお辛かったでしょう。早く良くなってください。
  • 酷い人だと、皮膚に洋服が触れるだけで痛みが走るとか。その痛みは、血管の中でガラスの破片が流れていると表現されるそうです。辛い病気ですね。
  • 私はまともな生活に戻れるまでに5年かかった。最初の一年はワケがわからず、二年目でようやく診断がでて、三年目にようやく治療できる医者を見つけて、四年目に治療の効果が実感できてきた。
    現在は無理をしなければ普通に生活できてるけど、よく自殺しなかったなと思うほどつらかった。
  • たまに自分の経営する店舗に、ご主人と仲良くいらっしゃってました。芸能人ぶることなく全く気取らない方で、イメージ通りのとても良い方です。また良くなったら是非お越し下さい。
  • 明石家サンタに八木が電話をして鐘を鳴らすシチュエーションが目に浮かぶ。これは確実だろう!
    しかし本当に残念だ。早く元気になって来年の明石家サンタには元気に出演して下さいね。

などのコメントが寄せられています。

八木亜希子アナが発症した「線維筋痛症」は、全身もしくは一部の筋肉や関節に激しい痛みを感じる病気です。

現在も発症原因はハッキリとは分かっていませんが、原因は不明ながら、脳が痛みを感じる機能に何らかの障害が起きているとの説が有力視されています。

脳の機能障害は、心理的・社会的なストレスなどがきっかけで発症することが多いとされていますが、ストレスを感じている全ての人が線維筋痛症を発症するわけではありません。

線維筋痛症が重症化すると、爪や髪への軽い刺激、さらに温度や湿度の変化、音などで激痛を感じ、日常生活が困難になるレベルになることもあるため、早期に治療することが必要とされ、激痛に伴って倦怠感や疲労感、睡眠障害、抑うつ、自律神経失調症、頭痛、記憶障害などの症状が現れる場合もありますが、死に至る病気ではありません。

また、リウマチやその他の膠原病(こうげんびょう)に伴い、線維筋痛症を発症するケースもあるとされ、好発年齢は20~60代で、男性よりも女性に発症数が多く、国内では約200万人(全人口の約1.7%)の患者がいると推定されています。

2017年には、アメリカの人気歌手レディー・ガガさんも線維筋痛症を発症し、2018年に予定していたツアーを中止するなど仕事に大きな影響を及ぼしていました。

線維筋痛症の治療方法は現時点で特効薬が無いため、運動療法、認知行動療法、心理療法、薬物療法など様々なアプローチによって、少しでも症状が改善する治療法を探っていくという方法が採られ、もし他の病気も発症している場合には、その病気を治療することで線維筋痛症の症状も改善する場合もあるとされています。

また、線維筋痛症はかつて病気を特定することができず、具体的な治療を開始するまでに何年も要する病気でしたが、2012年に保険適用となった医薬品「プレガバリン」(商品名:リリカ)によって、早期診断と治療で治せる病気になってきているとも言われています。

線維筋痛症は人それぞれ痛みの程度は違うと言われていますが、重症化してしまうとちょっとしたことでも激痛が走り、それによって睡眠障害が起きたり、抑うつ状態になるなど負のスパイラルとなる恐れがあるといい、八木亜希子アナも全ての仕事をキャンセルするほどなので、恐らく非常に激しい痛みなどを感じているのではないかと思います。

そして、24日に出演予定だった毎年恒例の『明石家サンタ』は、1990年の番組スタートから明石家さんまさんと八木亜希子アナのコンビが司会を務め、長年にわたって高い人気を得ており、八木アナが今年出演しないとの発表に対して残念との声が多く上がっていますが、来年の30周年には出演できるようしばらく治療に専念し、また元気な姿を見せてほしいですね。

昨年放送『明石家サンタの史上最大のクリスマスプレゼントショー2018』映像
参照元
  • https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2019/12/24/kiji/20191223s00041000331000c.html
  • https://www.sanspo.com/geino/news/20191224/geo19122407300001-n1.html
  • https://www.healthcare.omron.co.jp/resource/column/topics/127.html
  • https://toutsu.jp/pain/senikintsu.html
  • https://www.jfsa.or.jp/page0101.html
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