ハンガリー・ブダペストで8月19日開幕の『世界陸上2023』を生中継するTBSが、番組の司会者とスペシャルキャスターを発表し、江藤愛アナウンサー(37)と石井大裕アナウンサー(37)が司会、五輪金メダリストの高橋尚子さん(51)がスペシャルキャスターに抜擢され、ネット上では不満の声などが上がっていると週刊誌『女性自身』が報じています。
TBSは1997年から『世界陸上』を中継し、番組の司会は昨年まで25年にわたって俳優の織田裕二さん(55)、元フジテレビでフリーの中井美穂アナ(58)が13大会連続で務めていました。
<↓の画像は、『世界陸上』で25年司会を務めた織田裕二さん、中井美穂アナの写真>
しかし、昨年の大会をもって2人は揃って番組を降板となり、『世界陸上』の視聴者からは番組の顔だった2人の降板を惜しむ声、続投を願う声が上がると共に、後任にも大きな注目が集まっていました。
そして、大会まで3ヶ月のタイミングでTBSで中継の『世界陸上2023』、9~10月開催の『アジア競技大会』の司会者が発表され、江藤愛アナと石井大裕アナが司会、高橋尚子さんがスペシャルキャスターに就任しました。
<↓の画像が、『世界陸上2023』司会の江藤愛アナ、石井大裕アナ、スペシャルキャスターの高橋尚子さんの写真>
『世界陸上』のテーマソングはまだ発表されておらず、引き続き織田裕二さんの曲『All my treasures』が使用されるのかどうかは不明です。
女性自身によれば、3人の起用に対して好意的な意見も多いものの、否定的な声も上がっているとし、実際にネット上での反応を見てみると、
- やはり織田裕二じゃないと物足りない
- 大阪大会まで織田裕二と中井美穂でやってもらいたかった…
- アナウンサーかよ…絶対、織田裕二のほうがよかった…武井壮とか陸上関連のタレント起用しろよ!
- 高橋さんの選出には異論はないが、アナウンサー二人の選出理由が知りたい。
江藤アナは能力高いし いい仕事すると思いますが 働かせすぎ。 - 局アナを使うんだね。テレビ局もお金無さそうだしね…でも織田裕二と中井さんのコンビ良かった
- 織田の視聴者を置いてけぼりにしない熱さが好きだった。たまに飛ばしすぎな時もあったけど、そこは中井さんが軌道修正してナイスコンビの2人だったから寂しいなぁ。せめてオールマイトレジャーは変えないで欲しい
- 織田裕二さんじゃないのはかなり寂しいわ…。熱く語る織田さんあっての世陸だと思うんだけどなぁ。
彼のおかげで全く興味がなかった人も陸上のおもしろさとかに気付いた人、多いと思う。“やっぱり戻って来たーーっ”とかあってもええんやで!?
などの声が上がっており、司会交代を巡っては賛否両論となっています。
織田裕二さんは『世界陸上』で、「地球に生まれてよかったー!」「なにやってんだよ、タメ~」「8位の走りとは思えなかったですね。5位、6位の走り」「ベルリンでは早くも記録の壁が崩壊しました」など数々の名言(迷言)を残し、俳優業では見せないハイテンションぶり、大会の模様を熱く伝える姿が視聴者に支持され、『世界陸上』と言えば織田さんという代名詞的存在となっていました。
しかし、昨年6月に番組を降板することが発表され、その際にも降板を惜しむ声が殺到していたほか、番組の降板理由を巡っても様々な情報が飛び交い、大きな理由の1つとして高額なギャラ問題が挙げられていました。
織田裕二さんのギャラは2,000~3000万円と、かなり高額だったと過去に『女性自身』などに報じられていて、さらに番組の視聴率も低迷し放送時間を大幅に短縮し、中継にかける予算も大幅に削減、さらにコロナ禍で海外渡航しての事前取材もNGとなったことにより、2023年の大会以降は局アナが担当することになりそうだと囁かれていました。
実際に2023年大会では江藤愛アナと石井大裕アナが司会に起用され、経費の削減を行っているのは明らかで、これによって陸上ファン以外の視聴者が一気に離れる可能性もありますが、大会開幕後に視聴者からどういった反応が上がるのかにも注目したいですね。