『ぶらり途中下車の旅』3代目ナレーターは小日向文世に! 体調不良の“おヒョイさん”藤村俊二の番組降板を正式発表

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小日向文世

俳優の“おヒョイさん”こと藤村俊二さん(81)が体調不良で芸能界を引退したことや、ナレーションを務めていた紀行バラエティ番組『ぶらり途中下車の旅』(日本テレビ系)を10月に降板していたことを週刊誌『女性自身』が報じていましたが、16日に日本テレビが藤村さんの番組降板を正式に発表し、後任は俳優の小日向文世さん(61)が務める事が明らかとなりました。

1992年10月からスタートした同番組では、俳優・声優の滝口順平さん(享年80)が2011年7月30日までナレーターを担当し、後を継いだ藤村さんは、2011年10月1日~2015年10月10日までの計203回担当しましたがその後番組を休養し、10月24・31日の放送では俳優・タレントの太川陽介さんが何の説明もないまま代役を務め、視聴者からは藤村さんの体調を心配する声が上がっていました。

<↓の画像が、藤村俊二さんの写真>
藤村俊二

さらに、11月に入っても田山涼成さん、林家たい平さん、石丸謙二郎さんと、番組に旅人として出演している方々が代役を務めており、様々な憶測が飛び交っていたのですが、日本テレビによると、藤村さんは10月10日放送分を最後に体調不良によって休養し、藤村さん本人から正式に申し入れがあり、降板することが決まったとのことです。

そして、藤村さんの後を継いで3代目ナレーターを務める小日向さんは、「23年も愛されてきた番組に参加できることになり、とても感動しています。滝口順平さん、そして藤村俊二さんからのバトンを大切に引き継いでいきたいと思っています。2016年からの『ぶらり途中下車の旅』を、どうぞよろしくお願いいたします」とコメント。

尾高賢哉プロデューサーは起用理由について「番組のテイストは守りつつ、抜群の知名度と独自の世界観、インパクトをお持ちの方。今や日本を代表する俳優の一人で、柔らかく温かい声をお持ちの小日向さんにオファーした」と説明しています。

なお、小日向さんは年明けの初回放送となる1月9日の放送分からナレーションを務めるとのことです。

これに対してネットでの反応を見てみると、

  • 本当に途中下車してしまったんだね…最後にもう一度藤村さんのナレーションが聞きたいな…
  • 滝口順平→藤村俊二→この人。番組のイメージ変わりすぎ
  • このまま交代制でいけばいいのにな
  • テレビで見られないのは残念ですがお身体大切にしてください
  • これは適役だなあ。ほっこりするナレーションになりそう。

などのコメントが寄せられていました。

滝口さんから藤村さんにナレーターが変わり、聞き慣れてきたところでの交代であることから、非常に残念なのですが、藤村さんは53歳で肺気胸の手術、56歳で胃ガン摘出手術、64歳で大動脈瘤手術を受けるなどしており、今年で81歳と高齢であるため番組からの降板はしかたのないことでしょうね。

藤村さんの後を継ぎ、3代目ナレーターを務める小日向さんは、数多くの映画やドラマ、舞台に出演している演技派の俳優なのでこれからに期待したいと思います。

そして、番組からの降板が正式に発表された藤村さんは、このまま芸能界から引退してしまうのかどうか気になるところですが、『デイリースポーツ』が藤村さんの所属事務所代表で長男の藤村亜実さんに取材を行ったところ、藤村さんは10月末に「体がうまく動かない。思うように仕事ができない」と体調不良を訴えたといい、それから入退院を繰り返しており現在も入院中で、病名については「具体的なものはなく体調不良。何かあればお伝えします」と話しています。

また『女性自身』では芸能界引退を報じられたものの、「父本人はそのような言葉(引退)を口にしておりません。父は、『ゆっくり考え、またいつか皆さまとお目に掛かることができれば』と申しております」と明かし、芸能界復帰は体調次第で「人さまにみっともない姿を見せたいと思わない人ですので、先ずは本人の体調を見守りつつ、意志を尊重していきたい」と説明しており、芸能界引退はまだ決定したわけではないようです。

入退院を繰り返すほど体調は芳しくなく、再び芸能活動を行うのは難しそうなのですが、またいつか元気な姿を見せてくれることに期待したいと思います。

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