中居正広が元フジテレビ社員に性加害問題で活動休止へ? ナカイの窓スポンサー撤退の恐れ、スキャンダル報道が波紋広げる

中居正広さん(52)が昨年に、性的トラブルを起こしていたことが明らかとなり、26日に予定していた『中居正広の金曜日のスマイルたちへ』（TBS系）の新春特番収録が急遽中止となるなど、仕事にも影響が及び始めており、早くも芸能界引退説まで浮上しています。

中居正広さんが起こしたトラブルは週刊誌『女性セブン』や『週刊文春』などが報じ、各報道をまとめると、『だれかtoなかい』や『ワイドナショー』を手掛け、中居さんと公私ともに親交が深いフジテレビの編成幹部・A氏が飲み会をセッティングし、A氏らは直前になってドタキャンし、中居さんと当時フジテレビ社員だった20代のX子さんが2人っきりで食事後、性的なトラブルが発生。

X子さんはその後入院するほど心身ともに大きなダメージを受け、警察に被害を訴えることも考えるも、当時まだフジテレビの社員で、刑事告訴したら名前が出る恐れもあるため断念、弁護士を立てて中居正広さんサイドと協議し、中居さんが慰謝料などとして8,000～9,000万円ほどの示談金を支払う形で合意したそうです。

X子さんはこのトラブルが原因で今年夏にフジテレビを退社しており、週刊文春の直撃取材に対して、「“加害者”もフジテレビに対しても私は許してないし、怒ってる気持ちももちろんある」などと語っており、現在も中居正広さんやフジテレビに対する怒りは収まっていないとしています。

そして、これらの報道が大きな波紋を広げ、『フライデー』や『女性自身』などの取材によると、来年1月10日放送予定の2時間特番『金スマ 新春スペシャル』の収録が26日に行われる予定だったものの、25日夕方までに収録中止が決定したといい、これは中居正広さんサイドが申し出たといいます。

フライデーの記事では広告代理店関係者が、「（収録中止の）理由について、番組側は関係各所へ『お察しください』としか説明していませんが、報道の影響を受けている可能性は高いと思います。今のところ、2024年放送分の総集編版で乗り切る方向で調整が進んでいます」と明かしています。

また、性的トラブルは当事者間で解決済みながら、こうして表沙汰になってしまったからには番組スポンサーが撤退する恐れもあり、そうなれば打ち切りの可能性も出てくるとしています。

女性自身の記事では、テレビ局関係者が今後の各局の対応について、「他にレギュラー番組を抱えているテレビ朝日と日本テレビは年内の収録はもうないので、今後の対応については、世論やクライアントの反応を見て年始に改めて検討していくと聞いています」と語っています。

さらに、『フラッシュ』のWeb版『SmartFLASH』の記事ではTBS関係者が、「中居さんは周囲に『引退したい』といった進退についての弱音を吐いていると聞いています。」と明かしています。

別のTBS関係者は、「中居さんの出演番組は恐らく全てストップです。まるで、芸能活動を休止中の松本人志さんみたいな状態ですよ。当面、中居さんはうちの番組には映らないと思います。」と明かし、TBSの番組からは姿を消すとしています。

SmartFLASHは、中居正広さんの芸能界引退発言は事実なのか確かめるため、個人事務所『のんびりなかい』に問い合わせたところ、中居さんの代理人を務める『京橋法律事務所』の犬塚浩弁護士から「中居正広はご指摘の発言をしたことはございません」との回答があったとしています。

中居正広さんは金スマの他にも、『THE MC3』（TBS系）、『だれかtoなかい』、『ザ!世界仰天ニュース』（日本テレビ系）、『中居正広の土曜日な会』（テレビ朝日系）、『中居正広 ON&ON AIR』（ニッポン放送）と複数のレギュラー番組を抱えています。

この他にも、直近では27日22時から1時間半特番『ナカイの窓 復活スペシャル』（日本テレビ系）が放送予定となっています。

『ナカイの窓』でもしスポンサーがCM出稿を停止し、『ACジャパン』のCMが流れる形になった場合には、ダウンタウン・松本人志さんの性加害疑惑が報じられた時のように、他の番組でも同様の対応が取られる可能性が出てきます。

そうなれば中居正広さんはしばらく芸能活動を自粛するといった対応や、レギュラー番組からの降板、打ち切りといったことに発展することも十分考えられますが、果たして今後どういった展開を迎えるでしょうか。