『おむすび』朝ドラ歴代最低視聴率を更新。橋本環奈起用も『ウェルかめ』下回り15年ぶりの大コケ、酷評の声相次ぐ

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橋本環奈、仲里依紗ら『おむすび』出演者の画像

女優・橋本環奈さんがヒロインを演じたNHK連続テレビ小説(朝ドラ)『おむすび』が3月28日に最終回を迎え、全話の期間平均世帯視聴率が15年ぶりに歴代最低記録を更新したことが明らかになりました。

発表によると、初回から最終回(全125話)までの関東地区の期間平均世帯視聴率は13.1%、期間平均個人視聴率は7.4%で、これまで最低視聴率だった2009年後期放送の倉科カナさん主演『ウェルかめ』の13.5%を下回り、個人視聴率は取得が本格化した2020年以降では過去最低の数字となっています。

<↓の画像は、『ウェルかめ』出演の石黒賢さん、倉科カナさん、羽田美智子さんの写真>
ウェルかめ出演の石黒賢・倉科カナ・羽田美智子

関東地区以外の視聴率は、舞台の1つとなった関西地区が世帯12.0%・個人6.4%、北部九州地区は世帯12.9%・個人7.9%、その他に名古屋地区は世帯13.8%・個人7.6%でした。

2024年度前期に放送された伊藤沙莉さん主演の前作『虎に翼』(全130話)は、関東地区の平均世帯視聴率が16.8%、平均個人視聴率は9.4%、関西地区は世帯14.8%・個人7.9%、舞台の1つとなった新潟地区は世帯19.7%・個人11.3%、他に北部九州地区は世帯14.7%・個人8.6%、名古屋地区は世帯16.5%・個人9.2%でした。

【2015年以降の朝ドラの期間平均世帯視聴率(関東地区)】

2015年前期『まれ』:19.4%

2015年後期『あさが来た』:23.5%

2016年前期『とと姉ちゃん』:22.8%

2016年後期『べっぴんさん』:20.3%

2017年前期『ひよっこ』:20.4%

2017年後期『わろてんか』:20.1%

2018年前期『半分、青い。』:21.1%

2018年後期『まんぷく』:21.4%

2019年前期『なつぞら』:21.0%

2019年後期『スカーレット』:19.4%

2020年前期『エール』:20.1% (個人11.0%)

2020年後期『おちょやん』:17.4% (個人9.6%)

2021年前期『おかえりモネ』:16.3% (個人9.0%)

2021年後期『カムカムエヴリバディ』:17.1% (個人9.6%)

2022年前期『ちむどんどん』:15.8% (個人8.9%)

2022年後期『舞いあがれ!』:15.6% (個人8.9%)

2023年前期『らんまん』:16.6% (個人9.4%)

2023年後期『ブギウギ』:15.9% (個人9.0%)

2024年前期『虎に翼』:16.8% (個人9.4%)

2024年後期『おむすび』:13.1% (個人7.4%)

そして、『おむすび』の期間平均視聴率発表を受けてネット上では、

  • 橋本環奈ヒロイン起用してこれかよ NHKは検証したほうがいいかも
  • 当然といえば当然の結果 これほど粗が目立つ雑なドラマも珍しい
  • ギャルが栄養士になるドラマ…のはずがギャルについても深く掘りさげず、栄養士と管理栄養士の違いもよくわからない…そりゃあ視聴率も伸びない
  • 本人の実力も露呈したので、これからは女優はかなり厳しくなるでしょ
  • マネージャーに怒りをぶつけるのかな
  • テレビ離れが加速してる時代に13%とれたらいいんじゃないの? これ叩いても今後同じような数字や下回る作品出てくるかもだし
  • 脚本がくそ 多忙な橋本環奈を起用しなければマシな脚本だったかもね
  • 先週が最終回だったって実感がないんだよね。つまらなすぎて、どんな展開だったか覚えてない
  • こりゃひどいな ウェルカメより下の朝ドラ来るのは思わなかった しかも橋本環奈ちゃん主演で ギャルパートは前半で早々に切れば良かったのに
  • 16年前の13.5%より、2024年の13.1%)の方が価値があると思うけど
  • 朝ドラ最低視聴率保持はキャリアにも影響あるはず バトン渡せて倉科カナはホッとしてるだろう
  • 録画をしてるのまとめてみてるけど、なにこれ?て思いながら見てる 15分が苦痛。おじいちゃんが雑に亡くなったり、一週間中身のないコロナ禍やったり、後半やる気なかったのかな
  • 「おむすび」は、橋本環奈をヒロインとして使いたいという目的しか感じられなかった。髪型とか衣装が橋本環奈を引き立てるような選択をしていて、それが妙に浮いてドラマのリアリティさを台無しにしている。
    「橋本環奈アゲアゲ」的な内容の脚本では視聴率がワーストでも不思議ではない。
  • 「半分、青い」や「ちむどんどん」も酷かったけど、突っ込めるだけまだマシだった。「おむすび」は「瞳」とか「つばさ」とかと通じる、ただつまらないだけのドラマ

などと酷評が相次いでいます。

橋本環奈さんは2022・2023年の『NHK紅白歌合戦』で司会を担当し視聴者から好評を得て、NHKからのオファーで『おむすび』のヒロインに抜擢され、そして2000年以降のギャル文化を取り上げるとのことで良くも悪くも注目を集め、初回平均世帯視聴率は16.8%、平均個人視聴率は9.4%を記録しました。

これは2021年後期以降ではトップの数字で、注目度の高さがうかがえましたが、回を追うごとに脚本・演出に対する酷評が増えていき、そして朝ドラ以外にも複数の仕事を抱えていた橋本環奈さんは撮影に参加できない期間も長く、それによってヒロイン不在でストーリーが進み、同時に視聴者離れも進みました。

<↓の画像は、『おむすび』で家族役を演じた出演者の写真>
『おむすび』メインキャスト

昨年10月に週刊誌『週刊文春』によって、橋本環奈さんはマネージャーに対するパワハラ疑惑を報じられて炎上し、その後も『おむすび』の視聴率は13%台後半から14%台で推移していましたが、後半に突入した昨年12月以降は12%台まで落ち込み、その後も数字は回復せず、最終回の平均世帯視聴率は12.5%、平均個人視聴率は7.0%でした。

『おむすび』の視聴率大コケは、決して橋本環奈さんだけに原因があるわけではありませんが、橋本さんのイメージに多少なりとも悪影響を与えており、過去に酷評された『純と愛』でヒロインを演じた夏菜さん、『ちむどんどん』の黒島結菜さん等のように、今後勢いが落ちていく可能性はあるでしょうね。

そんな橋本環奈さんは間髪入れずに、4月22日スタートのドラマ『天久鷹央の推理カルテ』(テレビ朝日系 火曜21時)で主演を務め、今作では特殊能力を持つ医師役に初挑戦し、漫画・アニメ化もされている同名人気小説の実写化ということで注目が集まっています。

パワハラ疑惑に続いて『おむすび』の大コケによってかなりダメージを負いましたが、『天久鷹央の推理カルテ』での演技が高く評価され、そして好視聴率を獲得できれば名誉挽回はできるでしょうし、気持ちを切り替えて今後の作品で良い演技を見せてほしいです。

参照元
  • https://www.videor.co.jp/tvrating/past_tvrating/drama/02/nhk.html
  • https://www.asahi.com/articles/AST300ST5T30UCVL00CM.html
  • https://www.asahi.com/articles/ASS9Z0NYLS9ZUCVL00RM.html
  • https://www.nikkansports.com/entertainment/news/202503140000340.html
2件のコメント↓コメント投稿
  1. 1
    匿名
    ID:MjA5NmQ1MD

    女優の素行不良暴露されて、むしろ注目度上がったのにコレじゃあな…
    よっぽどダメなシナリオだったのかw
    「あんぱん」は安定した人気でそうな分、余計イメージ悪くなりそう

  2. 2
    匿名
    ID:ZGUxMzk1Zj

    話が面白くなかったってことだよね

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