YouTubeで公開された童謡『いぬのおまわりさん』を歌う動画が、日本だけでなく韓国でも大きな反響を呼んだ女の子・村方乃々佳ちゃん(むらかた・ののか 2歳)が5月に、大手レコード会社『キングレコード』からCDデビューすることが明らかとなり注目を集めています。
『スポーツニッポン』(スポニチ)によれば、2018年5月31日生まれの村方乃々佳ちゃんは2歳11ヶ月でCDデビューすることになり、大手レコード会社からのCDデビューとしては史上最年少になるそうです。
村方乃々佳ちゃんが大きな注目を集めるきっかけとなったのは、昨年10月に行われた『第35回童謡こどもの歌コンクール こども部門』に出場時の動画で、乃々佳ちゃんは史上最年少で同コンクールのグランプリ大会に出場し、童謡『いぬのおまわりさん』を歌唱して銀賞を受賞しました。
『いぬのおまわりさん』を歌唱した際の動画は、昨年12月に『童謡こどもの歌コンクール』の公式YouTubeチャンネルで公開され注目を集め、歌手・きゃりーぱみゅぱみゅさん、YouTuber・フワちゃん等もこの動画に反応、テレビ番組でも取り上げられました。
また、この動画は海外でも大きな注目を集め、『JYJ』のジェジュンさん、『少女時代』のテヨンさん等もSNS上でこの動画に反応し、『いぬのおまわりさん』のYouTube動画は、公開から2ヶ月で再生回数が約1,378万回となっています。
村方乃々佳ちゃんは『テアトルアカデミー』に所属する子役でもあり、メインのYouTubeチャンネルの登録者数は25日現在で31.1万人、サブチャンネルは4.5万人、インスタグラムのフォロワー数は約4万人、TikTokのフォロワー数は9万人超えとなっています。
<↓の画像は、『テアトルアカデミー』所属の村方乃々佳ちゃん公式プロフィール写真>
YouTubeチャンネルでは『いぬのおまわりさん』だけでなく、童謡『大きな栗の木の下で』『メリーさんのひつじ』、アニメ映画『となりのトトロ』のエンディングテーマ『さんぽ』など、様々な曲を歌う動画も公開されています。
また、韓国でも動画が話題になっているためか、韓国語を勉強する動画なども公開しており、再生回数が200万回近くまで伸びています。
そんな村方乃々佳ちゃんが、3歳の誕生日を迎える前の5月26日に『キングレコード』からミニ・アルバム『ののちゃん 2さい こどもうた』をリリースし、CDデビューすることが25日に発表されました。
このCDには『いぬのおまわりさん』がボーナス・トラックとして収録予定のほか、『おもちゃのチャチャチャ』、『とんとんとんとん ひげじいさん』などの曲が収録されるようで、『キングレコード』のYouTubeチャンネルではレコーディング時の様子が公開されています。
また、村方乃々佳ちゃんのYouTubeチャンネルでもCDデビュー発表動画が公開されており、「5月26日にCDが出まーす!みんな、のんちゃんのおうたきいてね~」と元気いっぱいにCDデビューを発表しています。
そして、村方乃々佳ちゃんの史上最年少CDデビュー発表を受けてネット上では、
- 史上最年少でCDデビューってスゴい!!
- なんっだこの子 めちゃめちゃ可愛い 2歳でこんな堂々と歌えてるのすごい
- TVで見て、上手&可愛かったからやっぱり!と思いました 娘も歌えるようになったらさらに癒されるだろうな
- この子の犬のおまわりさん100回は聴いてるほんまにカワイイ癒やし
- 村方乃々佳ちゃんの犬のおまわりさん見たけど、あの低年齢であれだけ音の高低出るの、本気ですごい。
- きゃわわが過ぎる 一所懸命大きなお声で歌う姿に悶える~
- 村方乃々佳ちゃんめっちゃくちゃ可愛ええよね 将来歌手とかなって欲しいわね
- 何にもわからん2歳の子を使ってお金儲けしたいようにしか思えへん。この子自身はお歌が大好きなんやろうけど、こんな形で利用されるなんて…
- 映像が良かっただけであってCDデビューは誰も望んでないはず…。親はCDの話しが来て嬉しかったかもしれないけど、あんまり良くない方向に進んでるような気がする。
- 有名になってから親がここぞとばかりに沢山動画アップしてて、もう完全に金稼ぎの道具でしかないなと思ってしまった。
- テレビで見たけど、とっても可愛いんですよね。ただ…親御さんにやらされているのではと言う複雑な気分にもなる…
- なんだかやり過ぎじゃない?まだ何も分からない子をどうしたいの?お家で歌ってる姿が可愛いのに。親御さん欲が出たんでしょうね。
- 歌は上手いし可愛いんだけど、親がこのブームに乗っかって必死に金儲けの道具にしようとしてるからこの女の子がかわいそう…。
韓国で人気が出たら、韓国語まで無理やり覚えさせて…。2歳で顔出しするってことのリスクを親は分かってるのかな? - おうちで楽しんで歌ってる位がいいと思うんだけど、訳も分からず大人達に利用されて可哀想だよ。
などの声が上がっています。
今年に入ってから大きな話題になっていた村方乃々佳ちゃんの史上最年少CDデビューに対しては、喜びの声の一方で否定的な反応もあり、子供を使って金儲けするなといった声も多く上がり物議を醸しているのですが、子役の歌手デビューは珍しいことではありません。
1969年には、当時6歳で子役だった皆川おさむさん(58)が『黒ネコのタンゴ』でレコードデビューし、累計売上220万枚超えの大ヒットとなりました。
1976年には、『NHK東京児童合唱団』に所属していた当時8歳の川橋啓史さんが『山口さんちのツトム君』でレコードデビュー、150万枚超えの売り上げを記録しました。
2007年には、当時8歳の元子役・大橋のぞみさん(21)が、アニメ映画『崖の上のポニョ』の主題歌でCDデビューを果たし、累計50万枚以上を売り上げ、『NHK紅白歌合戦』に出場。
2011年には、当時6歳の芦田愛菜さん(16)、鈴木福さん(16)が出演ドラマ『マルモのおきて』の主題歌『マル・マル・モリ・モリ!』でCDデビュー、累計50万枚以上の売り上げを記録し『NHK紅白歌合戦』に史上最年少で出場しました。
ただ、村方乃々佳ちゃんは2歳での歌手デビューで、その前には各SNSアカウントやYouTubeチャンネルで様々な動画を公開し、乃々佳ちゃんの売り出しにかなり力を入れていることに対して、疑問や否定的な声が上がるのも仕方がないと思います。
韓国でも村方乃々佳ちゃんの売り出し方などを巡って物議を醸し、韓国に向けた専用インスタグラムアカウントを開設したところ批判も寄せられ、1ヶ月足らずで閉鎖しています。
そうした中で史上最年少でCDデビューすることが発表され、ネット上では批判の声も上がってはいますが、今後さらに注目を集めるのは必至で、CDがヒットすれば『NHK紅白歌合戦』に出場する可能性もあることから、引き続き注目していきたいですね。