高須克弥院長が全身ガン。現在の病状や抗ガン剤治療を告白。腎臓や膀胱に転移、樹木希林と似たような状態

2018年9月30日（日）15:56

美容整形外科クリニック『高須クリニック』の高須克弥院長（たかす・かつや 73歳）が、自身のツィッター上で「全身ガン」（複数の部位にガンが転移している状態）であることを告白しました。

高須克弥院長は9月28日にツイッターでフォロワーから、ガンを発症した場合に抗ガン剤治療を受けるかという質問に対して、「受けますよ。いまも受けています。」と返信し、さらに「僕は何ヵ所も癌があります。樹木希林さんと似たようなものです。」と、全身ガンを告白しました。

＜↓の画像は、高須克弥院長のツイート写真＞

高須克弥院長はその後も自身のガンについて、4年前に尿管ガンを発見したことを明かしているのですが、昨年5月にもツイッター上で、「僕は4年前昭和大学泌尿器科で膀胱（ぼうこう）ガンの大半を切り取って残りのガンをBCGでたたきました。治療しなければ僕は絶対に死んでいました」とツイートしていました。

しかし、高須克弥院長は全身ガンを患いながらも、「自分の体で挑戦的治療の治療効果を体験できるのは最高の娯楽です。自分を楽しんでいます。イエス高須クリニック！」と前向きな思いを明かし、「軽くはありませんが深刻な事態ではありません。今日も東京の高須クリニックで沢山手術しました。とりあえず大丈夫です。」と報告しています。

また、高須克弥院長は夕刊紙『夕刊フジ』の取材を受け、4年前に尿管ガンを発症後に、「腎臓と膀胱に転移して、膀胱を残しているので（再発が）続いている」と語っています。

ガン治療については、「いろいろなところで専門の医師と相談しながら治療をしている。木曜日（27日）に抗がん剤治療をして熱が出たけど、きょう（29日午前）は下がった。イェーイ」と明るく話しており、ガン治療をポジティブに捉えて楽しんでいるといいます。

そして、高須克弥院長の全身ガン告白に対してネット上では、

闘病すら楽しんで長生きしそう
この人は長生きしてもらいたいな。言うことも行いも大人の人間として立派だから。無理しすぎないで頑張ってください。
全身に転移しているということは深刻だと思うが、心配をかけまいとして強がっているのかも。
どんな気持ちなのかな？本当は怖いのかな？私なら、穏やかにいる事は出来ないと思う。樹木希林さんもそうだけど、しっかり受け止めてるから、動じないのかな？
まだ72歳か金もツテもあるだろうから最新技術バンバン試してほしい
こういった病を抱えているから、色々言われているが、思い切った行動ができるのかもしれないな。病院の運営を任せられる息子さんもいるしね。
人はいつかは死ぬ。がんは治療によっては末期まで比較的元気でいられる病気だから、元気なうちの病院の経営をどうしてゆくのかも考えてゆくんだろうな。
こんな気持ちの良い金の使い方をする金持ちがいなくなるのは寂しいな

などのコメントが寄せられています。

70歳を超えてもパワフルに活動している高須克弥院長が、まさか全身ガンを患っているとは思いもしなかったため、この告白には非常に驚いてしまったのですが、『国立がん研究センター』が発表の最新ガン統計によると、男女ともに50歳代からがんの発症率は上がり、60歳代以降になると、男性の方がガンを発症する確率が2倍近い数になるようです。

70歳前後の発症率は人口10万人に対して男性の場合が2000人を超え、女性の場合は約1000人となっており、生涯にガンを発症する確率（2014年のデータ）は男性が62％、女性は47％とされています。

こうした数字を見ると、男性の場合はおよそ2人に1人以上がガンを発症することになり、非常に身近な病気だということが分かります。

高須克弥院長が発症したガンは、尿管、膀胱、腎臓とのことですが、今のところは深刻な状態ではないといい、現時点では定期的に抗ガン剤治療などを受けながら様子を見ているといった状況のようなので、引き続き治療をポジティブに捉えて、今後少しずつでも良い方に向かっていってほしいですね。