元陸上自衛隊員だったことで知られ、演劇『Winds Of God』の脚本・演出・主演を務めたことでも知られる俳優の今井雅之さん(53)が、11月に緊急手術を受けていたことが明らかとなりました。
今井さんはワイドショー・情報番組『バラいろダンディ』(TOKYO MX)に木曜レギュラーメンバーとして出演しているものの、11月6日以降2週間にわたり姿を見せず、心配の声が寄せられていました。
これを報じる2日発売の『女性自身』によると、今井さんは10日に入院し、11日に腸にできた腫瘍を摘出する手術を受け、25日に退院したとのことです。
そして、この報道を受けて今井さんが2日に自身のブログを更新し、「実は内緒にしておこうと思ったのですが」と当初、公にするつもりはなかったものの、報道により明らかになったため、「皆様に本当の事をお伝えします」と手術に至るまでの経緯や、診断した医師からは「余命3日」との宣告を受けていたことなどを明かしました。
今井さんによると、「ここ2ヶ月くらい前から体調が芳しくなく、都内の総合病院に行っていた」そうですが、はじめ病院では「腸の軽い風邪だと言われ、それでも調子が悪かったのでその後も3回程行きました。しかし、3回とも『腸の風邪です。』」と軽くあしらわれてしまったそうです。
しかし、納得いかなかった今井さんはその後「大阪でドラマのロケがあった為、西ノ宮の知り合いの方に病院を紹介してもらいCTスキャンを撮って頂きました」といい、「すると、やはり腸に異常がみられ、その時はもう手術が出来ないほど悪化していて、実は余命が3日くらいという話だったそうです」と明かしました。
この宣告を受け、今井さんは「他人の事のように感じました」と心境を語り、「結局、腸の専門の病院が横浜にあり、そこを紹介され一か八かで緊急手術することになりました」と説明しました。
そして、「結果は週刊誌にも書かれているとおり、今こうしてブログを更新できるくらい元気になりました!!」とイベントに出席したときの写真を添えると、最後は「色々ブログでファンの皆様に心配して頂き、本当にありがとうございます!」と感謝し、「まだまだ術後3週間なので、都内の病院に通院しながら東京のレギュラー以外は控えつつ回復に努めます!!」としました。
これにネットでは、
- 余命3日なんて事があるの?遅すぎる発見だけど奇跡だよ。今はゆっくり休んでください。
- 納得できなかったら別の病院で診てもらうのは大事
- 名前のある病院でも重い病気の患者を断ったり、致命的な誤診をすることはあるからな。
- 通院中とはいえ順調に回復されているようで何よりです。最初の病院の見立てに疑問を持ったら、躊躇わずセカンドオピニオンを求める事は重要なんですね。
- 3回も医師の言われた診断を納得できなかったというのはなかなか出来ないわ。私なら医師の言うことだからそれが正しい診断なんだ、と納得してしまうだろうな。
などのコメントがありました。
余命3日と医師に診断されるほど悪化していた腫瘍があったにも関わらず、最初に行った病院ではそれが全く見つけられることなく、腸の風邪と診断されていたというのは恐ろしい話ですが、それから良い病院を紹介してもらい、見事手術にも成功をして仕事が出来る状態にまで少しずつ回復していると聞き安心しました
診断結果に納得出来ない場合には、別の病院で見てもらうことも必要だということを、今井さんの話を聞いて改めて感じました。
今井さんは、これからもテレビ番組への出演や、4月からは全国各地で舞台公演を行う予定で、体への負担が心配なところですが、無理をせずこれからも頑張っていってほしいですね。