元迷惑系YouTuberに・へずまりゅうさん(本名=原田将大 はらだ・しょうた 33歳)が、7月7日に投開票が行われる東京都知事選挙への出馬を表明し、ネット上で物議を醸しています。
へずまりゅうさんは3日にX(旧ツイッター)などで東京都知事選挙への出馬を表明し、「東京都知事選にまともな人がいないから300万円払って出馬することにした。裏金議員に居眠り議員は成敗しちゃる。俺は誰よりも行動力があるし日本を良くする自信しかない。へずまを都知事にしてみないか? お前らの未来を明るくします。」「おちゃらけたりしますが都知事になったら責任持ってしっかり仕事をこなします。ライトアップに絶対金は掛けません笑 もっとまともなことにお金使います。」「100%当選する未来しかないから300万円自腹で払います。俺が6月にしたかったことは都知事選挙。これで都知事になるからSNS引退するって話したんだよ。みんな俺全力で頑張るから最後まで見ていてくれ。」
などと投稿しています。
なお、都道府県知事選挙への出馬にかかる供託金300万円は、得票数が有効投票総数の10分の1に満たなかった場合には没収されます。
へずまりゅうさんはTikTokにも動画をアップし、「自腹で300万円払って、へずまりゅう東京都知事選挙に出馬じゃ~!! 俺が日本を本気で変える! 昨今、裏金議員とか居眠り議員の話とか聞くと、す~んごい腹立つんよね。国民はさ、給料も上がらんで物価だけ上がって、増税、増税、増税って舐めちょ~やろ! でもさ、グチグチ言うだけじゃ俺も何も変わらんと思うから行動に移すことにした。」「東京都知事になったら誰よりも国民の話は聞くし、議員に嫌われる都知事になりたい。」「今ネットでもへずまりゅうのアンチはおらんと思っとる。蓮舫さん、小池百合子、強敵かもしれん。それでも俺は都知事になれると思っちょる。」「変な発言とかする人とかおるんやけど、選挙で遊ぶな!! 俺は今回、本気で東京都知事選挙に挑む。東京都知事に俺はなる!!!」
と語っています。
- へずまりゅうさんが東京都知事選への意気込みを語った動画(TikTok)
そして、へずまりゅうさんの東京都知事選出馬表明に対してネット上では、
- 真面目に改心したんだな 頑張れ
- 当選したら私腹肥す気満々
- 供託金300万潤ってるな パトロンだれかな
- まじかこれ当選したら良くも悪くも東京が変わるぞ
- 政見放送やりたいだけでしょ
- 前科者の立候補は禁止にしてくれ
- こいつが政治で遊ぶ気満々やん
- 清水国明よりも取れんだろ 1万票も無理だろな
- 都知事は無理だが市議や区議ならワンチャンある
- スーパークレイジー君やガーシーが国会議員になるくらいの国民レベルだから、こいつが当選する可能性はある
- 結局、小池が一番マシだね
- こんなゴミが出馬って世も末だね ゴミは能登半島でゴミ拾いをしていればい
- SNS辞めるとか言ってたのにまたまたまた引退詐欺か ウソとパクリと便乗以外にネタは無いのかコイツは
などの声が上がっています。
へずまりゅうさんの政界挑戦は今回で3度目で、2021年に参議院山口選挙区補欠選挙に出馬しましたが、得票数は6,809票で落選、続いて昨年4月に東京都豊島区の区議会議員選挙に無所属で出馬し、結果は候補者56人中54位(381票)で落選しました。
しかし、選挙がきっかけで政治に興味を持ったとして、選挙への再挑戦に意欲を見せていました。
そして、東京都知事選への出馬表明にあたり『東京スポーツ』(東スポ)の取材に応じ、「都知事選には小池百合子さんや蓮舫さんらが出てきているがみんな口だけで、『政治で遊ぶな! 国民をなめるな!』と言いたい。被災地ボランティア活動を通じて、本当に石川の人たちの優しさに触れて、人として、一皮むけた気がします」
などと語っていました。
「政治で遊ぶな! 国民をなめるな!」と言いつつも、都知事選への出馬は話題作りの一環であることは否定しなかったそうですが、2度目の政界挑戦にあたり自身が代表の政治団体を立ち上げ、既成政党や他団体の力を借りることなく選挙に挑むとしています。
東京都知事選には現時点で、立憲民主党の蓮舫・参議院議員、広島・安芸高田の石丸伸二市長、元航空幕僚長・田母神俊雄さん、タレント・清水国明さん等が出馬表明しています。
今回の都知事選にも複数の著名候補者がいる中で、当選となる可能性はゼロに近いのではと正直思いますが、悪名高い元迷惑系YouTuberで前科持ちのへずまりゅうさんが、果たしてどれほどの票数を獲得できるのか見ものです。