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FMWのエース・ハヤブサがクモ膜下出血の病気で亡くなる。不死鳥の死に師匠の大仁田厚が緊急会見を開催

覆面プロレスラー「ハヤブサ」こと江崎英治がクモ膜下出血で死去。享年47。頚椎損傷でリハビリ続け、現役復帰目指すも叶わず

覆面プロレスラーのハヤブサこと江崎英治さんが3日午後12時、クモ膜下出血のため亡くなったことを所属事務所『ライトハウスエンターテイメント』が発表しました。47歳でした。

通夜・告別式は近親者のみで執り行い、後日「ハヤブサを偲ぶ会」を開催する予定とのことです。

<↓の画像は、マスクを外した素顔の写真>

江崎さんは1991年に、プロレスラーで元参院議員の大仁田厚さん(58)が設立したプロレス団体『FMW』でプロレスデビューし、ファルコンアロー、フェニックス・スプラッシュなどのアクロバティックな飛び技を武器にエースとして活躍。ニックネームは「不死鳥」、「スーパースター」

全日本プロレスなどのメジャー団体の試合にも出場しており、1999年には新崎人生選手とのタッグでアジアタッグ王座を奪取しています。

しかし、2001年10月22日に東京・後楽園ホールで行われた試合で、得意技の1つである「ラ・ブファドーラ」(セカンドロープから後方宙返りしながらのボディープレス)をセカンドロープから放とうとした瞬間に足を滑らせ、そのまま落下して後頭部を打ち付けて失神。

<↓の画像は、ラ・ブファドーラを失敗したハヤブサさんの写真>

その後病院に運ばれて意識はハッキリしていたものの、首から下の感覚が麻痺している状態となっており、医師からは「頸椎損傷」と診断され、一時は上半身と下半身が麻痺して全身不随にもなったのですが、懸命にリハビリを続けた結果、杖などを使って歩けるまでに回復。

車いす生活を送りながら、講演会やシンガーソングライターとしてライブや舞台に出演したり、執筆やイラスト制作など幅広く活動していました。

また、プロレスへの復帰も諦めておらず、昨年8月に放送されたチャリティ番組『24時間テレビ38 愛は地球を救う』(日本テレビ系)に出演し、「10カウントを聞いて改めて胸を張ってスタートしていきたい」「自分の中では新しいスタートの10カウントだと思っている」「開脚リングインをしてリングに戻る約束を果たすために今まで以上に頑張っていきたい」と現役復帰への意思を表明。

2014年に受けたインタビューでも現在は杖を使って約200メートル歩けるまでに回復していると語り、「5年後、レスラーとして再びリングに立つ」と現役復帰を強く宣言していました。

しかし、それは叶わず3日にクモ膜下出血のため亡くなってしまったことが発表されたのですが、これに対してネットでは、

などのコメントが寄せられています。

そして、江崎さんの“師匠”だった大仁田厚さんは『スポーツ報知』の取材に、「才能を持ってFMWに入ってきた」「馬場さんに薦めて全日本プロレスのリングにも行ってもらった」と絞りだすように話し、「愛すべき男だった」と言って絶句。

<↓の画像は、大仁田厚さんの写真>

言葉を整理して5日に会見する意向を示したそうで、この会見にはプロレスラーの雷神矢口選手も出席するとのことです。

江崎さんと大仁田さんは師弟関係にありましたが、1995年に神奈川・川崎球場で行われた「FMW川崎球場大会」での大仁田さんの引退試合で対決するなど、深い関係にありました。

また、FMW時代に江崎さんの付き人をしていた「ミラノコレクションA.T.」こと澤藤章人さんは4日ツイッターを更新し、「朝から施術を続け、先ほど携帯を見たら… メールで愕然。。。」とツイートしています。

あの事故から15年が経つものの、江崎さんは現役復帰を諦めることなくこれまでリハビリを続けていたことから、志半ばで亡くなってしまったのが非常に残念でなりません。

ハヤブサこと江崎英治さんのご冥福を心よりお祈り申し上げます。

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