芸トピ

あさイチ出演の料理家・枝元なほみが病気療養中に死去。肺の難病患い新型コロナ感染で病状悪化、酸素吸入器付けてテレビ出演継続も…

枝元なほみが急死。死因は難病・特発性間質性肺炎の悪化か。人気料理研究家が69歳で亡くなる。

数多くの料理番組に出演し、“エダモン”の愛称でも親しまれていた料理研究家・枝元なほみさん(本名=東菜穂美)が、2月27日に急死していたことが分かりました。69歳でした。

枝元なほみさんのX(旧ツイッター)で訃報が伝えられ、枝元さんが代表理事の農業支援活動団体『一般社団法人 チームむかご』のスタッフ一同名義で、「かねてより病気療養中でしたが、2月27日 69歳にて逝去いたしました。」「明るい笑顔で料理と猫を愛し、沢山の人を愛で包みました。ユーモアたっぷりに語り、おこったり泣いて笑ったり。未来を憂い子供達を心配し、社会への思いを強く持ち、最後まで信念を貫きました。天国でも何食べる?って言ってることでしょうね。沢山料理してくださいね。どうか安らかに。」と追悼しています。

枝元なほみさんは明治大学文学部英米文学科を卒業後、劇団の研究生をしながらレストランで働き、後に劇団が解散して料理研究家に転身し、これまでに数多くの料理本を出版しているほか、『キユーピー3分クッキング』(CBCテレビ)、『はなまるマーケット』(TBS)、『きょうの料理』(NHK)、『あさイチ』(同)、『スタジオパークからこんにちは』(同)、『ひとりでできるもん!どこでもクッキング』(NHK Eテレ)など、数多くのテレビ番組に出演し、2006年にはニンテンドーDS用ゲームソフト『枝元なほみのしあわせキッチン ~かくし味はあなたがキメてね☆~』に収録のレシピ監修もしていました。

<↓の画像が、枝元なほみさん監修のニンテンドーDS用ゲーム『枝元なほみのしあわせキッチン』の写真>

他にも、ホームレスなど生活困窮者の支援を目的とした雑誌『ビッグイシュー 日本版』の支援団体『NPO法人ビッグイシュー基金』の共同代表を務め、生活困窮者に手作りの食事を提供する『大人食堂』、フードロス削減や雇用創出を目指すプロジェクト『夜のパン屋さん』を立ち上げ、農業振興や食料自給率向上への支援を目的とした団体『チームむかご』では、東日本大震災後の被災地支援プロジェクト『にこまるプロジェクト』を立ち上げるなど、様々な支援活動にも力を注いでいました。

料理研究家以外の活動も精力的に行っていましたが、2019年に原因不明の指定難病「特発性間質性肺炎(肺繊維症)」を発症し、この病気は肺内部の組織が炎症を起こしたり、硬化することで肺機能が低下し、悪化すると呼吸不全を引き起こします。

現時点で完治させる治療方法は見つかっておらず、5年生存率は約36%、10年生存率は20%台前半となっています。

この難病は発症原因は特定されていませんが、家族内での発症例があることから遺伝的要素も関係しているのではないかとみられており、枝元なほみさんの父親と弟もこの病気を発症しています。

枝元なほみさんは特発性間質性肺炎と診断された時点では症状も軽く、医師からは投薬治療も酸素吸入も不要と診断され、その後も精力的に活動していましたが、2023年の正月に新型コロナウイルスに感染したことで病状が悪化し、その後は入退院を繰り返しながらもメディアへの出演を続けていました。

<↓の画像は、酸素吸入器を付けて仕事をしていた晩年の枝元なほみさんの写真>

昨年末にXで症状悪化により入院していることをXで報告し、亡くなる約10日前の2月16日には、「今はちょっとヤバい状態。さてここからどのくらい戻れないのか戻れるのか。それでもなんとか頑張っているのは、いろんな人からいただく愛と応援のおかげです。」などと綴っており、病状がさらに悪化していることを明かし、この日の投稿を最後に更新が停止していました。

その2日後には雑誌『クロワッサン』のWeb版で枝元なほみさんのインタビュー記事が配信され、これからもできる限りの発信をしていきたいなどと、今後の活動に意欲を見せていました。

しかし、病状はかなり進行していたようで復帰は叶わず、まだこれからという年齢での訃報を受けて残念な気持ちでいっぱいです。

枝元なほみさんの御冥福を心よりお祈り申し上げます。

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