SHEENA & THE ROKKETSのボーカル・シーナ(本名=鮎川悦子)が末期の子宮頸がんで61歳で死去。

日本を代表するギタリスト・鮎川誠さん(66)の妻で、4人組ロックバンド「シーナ&ザ・ロケッツ」(略称：シナロケ)でボーカルを担当していたシーナさん(本名=鮎川悦子)が、14日に子宮頸がんのため入院先の病院で亡くなられていたことが分かりました。61歳でした。

(↓の画像が、鮎川誠さんの写真)

夫の鮎川さんが明かしたところによると、昨年7月に急病によりライブ出演を取りやめる事になったのは末期の子宮ガンだったためで、8月にはステージ復帰を果たしたものの、その後体調が悪化し11月下旬に入院して正月には退院、しかし、1月中旬に容体が急変して14日に息を引き取ったとのことです。

同バンドのギタリストで夫の鮎川誠さんデイリースポーツの取材に対し穏やかな口調で応じ、「歌うことが好きで、病気治ったら何したい?って聞かれたら『歌いたい』って。(最後にそれが)かなわんかったから、歌聞きながら…。素晴らしい歌手でした。一緒に35年過ごせて、幸せでした。ファンの皆さんから愛されて、とても幸せやったと思います。」と語りました。

この日シーナさんは病室で家族に見守られながら、パソコンでシナロケの35年分の曲を聴きながら息を引き取ったそうです。

これにネットでは、

• シーナさんも、もう６０歳だったんですね。まだ、若いのに残念です。
• 自分が高校生の時から聞きだしたから30年・・・　ずっとカッコイイです。たまに聞いては青春を思い出してました。ご冥福をお祈りします。
• まだ10代の頃。憧れの人でした。格好いい大人！って感じで・・・・・残念でなりません。
• レモンティー好きでした。ご冥福をお祈りします。
• 61歳まで生涯現役であのスタイルを貫いたのはすごいね。お疲れ様でした

などのコメントがありました。

シーナ&ザ・ロケッツのライブは、テレビ番組で数回しか見たことが無いのですが、シーナさんの非常にパワフルなボーカルが強く印象に残っており、現在女性がロックバンドのボーカルを務めることは珍しくもありませんが、シーナさんは女性ロックシンガーの第一人者であり、もう二度とシーナさんがステージに立って歌を歌う姿を見ることが出来ないというのは非常に残念です。

（以下は、シーナ&ザ・ロケッツの代表曲の一部の動画になります）

• 『涙のハイウェイ』（YouTube）
• 『You May Dream』（YouTube）
• 『ロックの好きなベイビー抱いて』（YouTube）
• 『Lemon Tea』（YouTube）
• 『ピンナップ・ベイビー・ブルース』（YouTube）

そして、夫の鮎川さんは今回の取材中気丈に振舞っていたようですが、お2人はおしどり夫婦として知られ、これまでシーナ&ザ・ロケッツのボーカルとして、妻として約40年一緒にいたことから、当然相当なショックを受けているため鮎川さんのことがとても心配になるのですが、シーナさんのためにもこれまで通り活動を継続していくことを願うばかりです。

シーナさんのご冥福を心よりお祈り申し上げます。