女優・浅野ゆう子さん(本名=赤沢裕子 57歳)が11日、昨年末に同世代の一般男性と結婚したことを発表しました。
浅野ゆう子さんは所属する芸能事務所『アベベネクスト』を通じて、マスコミ各社にファックスを送付し結婚を報告しており、「私、浅野ゆう子は昨年末に結婚いたしましたことをご報告させていただきます。」「相手は同世代の一般男性です。お互いこの年齢で…とも思いましたが、この年齢だからこそ、互いの健康に気遣いつつ、寄り添いながら穏やかに、これからの人生を歩んでいこうと決めました。今後も仕事に誠心誠意取り組み、ますます精進して参ります所存でございます。」
などと綴っており、自身のブログでも同様に結婚を報告しています。
浅野ゆう子さんは幼少期から芸能界入りを志望し、12歳の時に受けたCMオーディションで入賞したことでスカウトされ、中学生の頃に出演した『歌う新人王決定戦』(TBS系)で優勝を果たし、アイドル歌手として1974年5月にレコードデビュー。
その頃から長身でスタイルが抜群だったこともありアイドルとしてはブレークせず、1980年代からは企業の水着キャンペーンモデルなどで活躍し、その後は女優として様々な作品に出演し、当時は「トレンディドラマの女王」と称されるほどのブレークをしました。
<↓の画像は、モデル活動をしていた頃の浅野ゆう子さんの写真>
一方のプライベートでは、政財界の大物でマスコミには“大物右翼”と称されていた政治運動家・笹川良一さん(1995年没 享年96)との愛人関係が噂されていたほか、俳優・田宮二郎さん(1978年没 享年43)の次男で、俳優としてNHK大河ドラマ『功名が辻』などに出演していた田宮五郎さん(本名=柴田英晃)と2007年から交際していました。
<↓の画像が、元交際相手の田宮五郎さんの写真>
しかし、田宮五郎さんは2012年4月に自宅でクモ膜下出血で倒れ、左半身の麻麻痺(まひ)が残ったほか、脳にもダメージを受けて高次脳機能障害と診断され、感情の抑制などが利かなくなってしまったといいます。
それでも浅野ゆう子さんは付き添いながら献身的に看病していたのですが、2014年11月2日にクモ膜下出血が再発し、それから4日後の同6日に47歳の若さで亡くなりました。
浅野ゆう子さんは2010年ごろから田宮五郎さんと同棲し、2012年ごろには「結婚を考えているんです」と公言していたそうで、プライベートで親交のある歌手・小林幸子さん(64)は田宮さんが亡くなった後に「思い切って結婚するべきかな? 背中を押してくれる人がいたら、結婚するんだけど……」と、浅野さんから結婚の相談を受けていたことを明かしています。
このように2人は結婚を視野に入れた交際をしていたことから、田宮五郎さんの死に大きなショックを受けた浅野ゆう子さんは、しばらく部屋から一歩も外に出ないという生活を続けていたそうで、仕事復帰もできるような状況ではなかったと知人が明かしています。
そして、田宮五郎さんの死から3年が経ち、昨年末に一般男性と結婚したことが今回発表されたわけなのですが、深い悲しみを乗り越えて素敵な男性と巡り会えたようで、今度こそは最愛の人と結婚することができ本当に良かったなと思います。
これからも2人で支え合い、健康に気遣いながら、温かく素敵な家庭を築いていってほしいですね。