自殺未遂騒動を経て、6月から日本でソロ活動をスタートさせたK-POPグループ『KARA(カラ)』元メンバーのク・ハラさん(現芸名=HARA 28歳)が、11月13日に復帰第1弾シングル『Midnight Queen』をリリースするほか、新たな公式ファンクラブを始動させるなど、本格的な活動を開始することが明らかになりました。
発表によると、日本でのソロデビューシングル『Midnight Queen』は、日本でも大ヒットしたKARAの代表曲『ミスター』の制作陣が集結して制作したといい、KARAの楽曲を彷彿とさせるキャッチーなメロディのダンスミュージックとなっているとのことです。
カップリング曲の『Hello』は、クリスマスシーズンにピッタリなラブバラード曲となっていて、復活を待ってくれていたファンへの感謝を込めて、自身も作詞に参加したといいます。
『Midnight Queen』のCDリリース日は11月13日、デジタル配信は9月25日からスタートし、CDは初回限定盤と通常盤の2形態で、特典として表題曲『Midnight Queen』のミュージックビデオ、メイキング・ドキュメンタリー映像を収録したDVDが付属するそうです。
そして、日本での活動を本格的にスタートさせるク・ハラさんは、「こんにちは。ハラです。初めて日本でソロCDを発売することになりました。皆さんに会えなかった長い間、いい音楽、私の素敵な姿をお見せするために、一生懸命準備してきました。早く皆さんにお見せしたいです。心を込めた曲とパフォーマンスで、皆さんにお会いできることがとっても嬉しいです。ぜひご期待ください!応援をよろしくお願いいたします。」
とコメントしています。
ソロデビューシングルリリース後の11月14日~19日にかけては、福岡のZepp Fukuoka、大阪のZepp Osaka Bayside、愛知のZepp Nagoya、東京のZepp Tokyoでライブを開催することも決定しており、今後新たな公式ファンクラブも開設し、今後は日本をベースに活動を展開していく予定とのことです。
この発表を受けてネット上では、
- 親日家のハラさん、日本での活動応援します!
- 前の顔のが可愛かったけど、頑張ってほしい!応援してる
- ハラさん日本での活躍頑張って下さい!震災の時の寄付ありがとうございます!
- 随分早い復帰だね。体調やメンタルは大丈夫なのかな?頑張って下さい。
- 焦らないでしばらく休ませてあげたい。でも、芸能界は、休みすぎると消えてしまうので本当に難しい。
プレッシャーに負けないで頑張ってください。 - 日韓関係の悪化に関係なくこの人は応援したい。
東日本大震災の時には真っ先にKARAとは別に、個人として寄付してくれた。日本人としてこの恩を忘れてはいけないと思う - 白鵬と比べるのもアレだけど、いっそのこと、あんな韓国捨てて、日本国籍取得すりゃいいのに
- 歌手もいいけどハラさんはバラエティとかに出ても面白いと思う
- 歌手を中心に活躍するつもりかな。あとはハラさんがキャラを解放するというか、どんどん知名度を上げて日本に溶け込んで欲しいです。もっとハラさんの魅力を知ってもらうべきかと。
ジヨンさんのように女優やバラエティも色々やってみても良いかも知れません。第一歩が踏み出せたのは良いニュースですが、これからが大切です。ご活躍を心から願っています!
などのコメントが寄せられています。
ク・ハラさんは元恋人の男性から暴行、プライベートの動画をばら撒くぞといった脅迫被害を受けたほか、自身の活動に関する悩みなどから精神的に不安定な状態となり、今年5月26日に韓国・ソウル市内の自宅で自殺未遂を図り、病院に救急搬送されるトラブルを起こしました。
こうした騒動を経て、芸能事務所『プロダクション尾木』からの再出発を発表し、6月26日に生放送された音楽番組『テレ東音楽祭2019』(テレ東京系)で生パフォーマンスを披露し、その途中に衣装がずり落ちてヌーブラが見えてしまうポロリハプニングもありましたが、こうしたトラブルにも上手く対処して復調もアピールし、多くの日本のファン等からも応援の声が上がっていました。
そんなク・ハラさんの元恋人チェ・ジョンボム氏(28)の判決公判が8月29日に開かれ、財物損壊、傷害、脅迫、強要、性暴力犯罪の罪に問われましたが、懲役1年6ヶ月・執行猶予3年の有罪判決が下されています。
<↓の画像が、元恋人チェ・ジョンボム氏の写真>
裁判官は判決公判で、「恋人だった被害者と別れる過程で暴行して傷害を負わせ、性行為の動画を流出させて芸能生命を断つと脅迫し、女性芸能人である被害者が深刻な精神的苦痛を受けた」
と指摘した上で、「性関係の動画は密かに撮影したものではなく、被害者が被告人の携帯電話で撮影した。被告人が外部流出や情報提供もしていなかった。また動画を口実に金銭を要求したり、性的羞恥心を刺激することは要求していなかった」
として、性暴力犯罪については無罪としています。
この判決に対してク・ハラさんの代理人弁護士は、「有罪を認めながらも執行猶予を言い渡したことは適正な量刑といえない。社会において被告が行ったような犯罪が根絶されるにはより強い処罰が必要だ。控訴審で正当な処罰が言い渡されることを願う」
としており、控訴する意向を示しています。
今後も裁判が続く可能性はあるのですが、とりあえずは元恋人の罪が認められた形となっており、ク・ハラさんもこれに一安心し、今後の日本での活動に集中出来るのではないかと思います。
ク・ハラさんは裁判前日の8月28日からLINE LIVEでの生配信をスタートさせており、この時は韓国の自宅からほぼスッピン状態で初のライブ配信を行ったのですが、韓国に戻った理由は日本の番組撮影をするためだったようです。
<↓の画像は、8月28日に生配信を行ったク・ハラさんの写真>
- ク・ハラさんのLINE LIVE映像(Twitter)
現在日韓関係が非常に悪化しており、今後の活動に対して批判的な声も少なからずあるとは思いますが、他の元KARAメンバーたちも日本で活動しており、ク・ハラさんも今後さらに活動の幅を拡げられるよう頑張ってほしいですね。