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タクシーに当て逃げで不起訴処分のノンスタ井上、事故の経緯説明し謝罪もネットでは批判の声

NON STYLE井上裕介が号泣会見(画像あり) タクシー当て逃げ(ひき逃げ)事故で謝罪、今後の活動に言及も復帰時期は未定

人気お笑いコンビ『NON STYLE』の井上裕介さん(37)が7日、東京都新宿区にある吉本興業東京総本部で会見を行い、自らが起こした事件を謝罪しました。

井上さんは昨年12月11日深夜、仕事現場から帰宅するために自身の車を運転中に、東京・世田谷区若林の都道でタクシーを追い越そうとした際に衝突。

この事故で男性運転手の首に全治約15日間のケガを負わせたものの、井上さんは警察に通報や救護措置を取らずに走り去ったとして、「自動車運転死傷処罰法違反(過失運転致傷)」と「道路交通法違反(ひき逃げ)」容疑で2月1日に書類送検されましたが、被害者の心情が考慮されて6日に不起訴処分(起訴猶予)となりました。

これを受けて謝罪会見を開いた井上さんはまず、「このたびは、お寒い中お集まりいただき、大変恐縮です。この場を借り、被害者の方におわびしたい。世間をお騒がせし、ファンの方々や仕事関係の方々に多大な迷惑とご心配をおかけし、深くおわびいたします。まことに申し訳ありませんでした」と謝罪し、約40秒にわたって深く頭を下げ涙を流していました。

<↓の画像が、会見で深く頭を下げて謝罪した井上裕介さんの写真>

事故当時の状況については、「運転していて、少し違和感があったのですが、当たっていたとすれば、後ろからタクシーの方が来られるだろうと都合のいいように思ってしまい、後ろからの動きもなかったので…。逃げたという意識はないです」と説明。

事故に気付いた当時の心境については、「車内にも音が流れていたので(衝突音も)聞こえなくて、帰ってきた時にキズを見つけて『これは、どうしよう』と思って、相談する余裕などはありませんでした。自分が軽率な行動を取ってしまったせいだと思いました」と語っていました。

井上さんは事故後に被害者の運転手に謝罪の手紙を書いたほか、何度か電話をしたといい、事故発生から3日後の昨年12月14日に、直接謝罪する場を相手の方から設けてもらい、「申し訳ないことをしてしまいました、体のほうは大丈夫ですか」と泣きながら謝罪したといいます。

これに対して被害者の男性は、泣きながら謝罪する井上さんの姿を見て涙を流し、「謝罪の気持ちは、井上さんから十分に伝わりました。早く劇場やテレビで漫才している姿を私に見せてください。そして私を笑わせてください」と慰められ、井上さんは涙が止まらないのと同時に、「こんなお優しい方に本当に申し訳ないことをしてしまったなと思い、自分自身へのイラ立ちも不甲斐なさもありましたし、相手の方に申し訳ない気持ちでいっぱいでした」と、涙で声を詰まらせながらその時の心境を語っていました。

<↓の画像が、会見で涙を流しながら謝罪した井上裕介さんの写真>

また、相方の石田明さんは事故後に、井上さんに代わって謝罪会見を行っていたのですが、それを見たという井上さんは、「相方の石田君にもたくさん迷惑をかけてしまったし、申し訳ないと思っている。僕自身、相方の石田君が、このことで『コンビ解散してくれ』と言われても仕方ないと思いました。でも石田君は、『自分の人生も井上の人生の一部』だと言ってくれて。申し訳ない気持ちでいっぱいです」と語り再び号泣。

今後については「(復帰の)時期とかは全く決まっていませんし、たくさんの方々にご迷惑をおかけしたので、石田くんや世間の方々が許してくださるようになってから」「自分ひとりでは、何分力が及ばない部分があるので、石田くんに助けていただいて、笑っていただけるようにしていきたいです」「自分自身、ゼロから始めたい。何年後、何十年後になるかわかりませんけど、いつか石田くんから『相方が井上で良かった』と言ってもらえるように、頑張りたいです」と語っていました。

なお、この会見に先立って井上さんの代理人弁護士が事件の経緯を説明していたのですが、飲酒運転だったことから逃走したのではないかという疑惑については、「飲酒運転の事実は一切ありません。」と否定し、「23時30分頃にTMC(東京都世田谷区砧にあるテレビスタジオ「東京メディアシティ」の略称)を出発し、事故が15分後であることから飲酒の機会はありませんでした。」と説明。

また、被害者男性のケガの治療費や車両の修理費を負担することなどを決め、1月中旬に示談が成立したことなども発表していました。

そして、今回の井上さんの謝罪会見を受けてネット上では、

などのコメントが寄せられています。

井上さんと弁護士の説明によると、タクシーは接触した右フロントライトの部分が損壊、井上さんが運転していた車は左後輪の上部に2本キズが入っていることが確認されているといいます。

また、同乗していたお笑いコンビ『スーパーマラドーナ』の武智さんが接触後、「いま当たったんじゃないか」「確認するために降りたほうがいいんじゃないのか」と井上さんに促し、井上さんも接触したのではないかと思い、右折レーンに入って信号待ちで停止したそうなのですが、タクシーの運転手が車から降りてきたり、クラクションを鳴らすようなアクションが無かったため、大丈夫だったと思いこんで確認せずに帰宅したとのことです。

井上さんは「逃げたという意識はない」と語ってはいるものの、タクシーを追い抜こうとした時点でハンドルから違和感が伝わっていたそうで、同乗していた武智さんも接触したのではないかと感じていることから、やはり接触したことが分かっていながらしっかりと状況を確認せず、故意に逃げたのではないかと思ってしまいますね。

この事故についてはすでに不起訴処分となっており、被害者の男性も井上さんのことを許しているとのことから、当事者ではない人間がとやかく言ってもしょうがないのですが、この事故に関してはモヤモヤが残ります。

井上さんの復帰時期については現時点ではまだ未定とのことなのですが、今後仕事に復帰したとしても、しばらくは批判が寄せられることになりそうですね。

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