LUNA SEAドラム・真矢が脳腫瘍公表、大腸ガンのステージ4で手術も告白。ルナフェス出演取り止めも復帰誓う

2025年9月8日（月）14:50

『モーニング娘。』の初期メンバー・石黒彩さん(47)の夫で、ロックバンド『LUNA SEA（ルナシー）』のドラマー・真矢さん（しんや本名＝山田真矢 55歳）が、「脳腫瘍」を患っていることを公表しました。

真矢さんはLUNA SEAの公式サイトや自身のインスタグラムで声明を発表し、2020年に「大腸ガンのステージ4」と診断され、これまでに7回の手術や抗ガン剤・放射線治療を受けながら音楽活動を続けてきたことを初めて告白したうえで、今年2月にLUNA SEAの結成35周年ツアーが終了後に再び体調を崩し、先日めまいで倒れてから立てなくなったそうです。

そして、精密検査を受けたところ右側頭部に腫瘍が見つかり「脳腫瘍」との診断を受けたといい、「この先、放射線治療に臨もうと思っているところではあるのですが、もし炎症を起こした場合には動けなくなったり、演奏に支障が出たりすることが予想されます。そのような状況から、11月8日(土)・9日(日)に開催する『LUNATIC FEST. 2025』は、僕自身が1番信頼を置いている淳士氏にドラムセットに座ってもらい、真矢の代理として叩いてもらいます。僕にとっても、LUNA SEAにとっても、応援してくれるみんなにとっても、それが1番納得の行くベストな結論だと思っています。」と報告しています。

今後については、「いつかまたステージに復帰できる時まで、まずは死なないこと、そしてずっと希望を失わないことを約束します。またその時に、皆さん笑顔でお会いしましょう。」としています。

最後に、ふるさと大使を務める地元・神奈川県秦野市で9月27・28日開催の『秦野たばこ祭』には予定通り参加するといい、「秦野祭囃し社中の山車のところで車椅子で一緒に参加する予定です。楽しみにしています！」としています。

LUNA SEAのメンバーもコメントを発表し、「僕たち4人は何よりもまず、真矢には何も心配せず、治療に専念してもらいたいと思っています。これまでどんな時も、LUNA SEAの屋台骨としてバンドを支えてきてくれた彼に、今度は僕たちが帰ってこられる場所を守る番です。ファンのみんなにも伝えたいのは──真矢の居場所は、いつだってここにあるということ。僕たちはずっと変わらず、真矢の帰りを信じて待っています。そしてその間も、5人とファンのみんなとで作ってきたこのバンドを、大切に守り続けていきます。これからもLUNA SEAを、そして真矢を、どうか温かく見守っていただけたら幸いです。」とファンに呼びかけています。

真矢さんの病気公表を受けてネット上では、

真矢のドラムは唯一無二。本当にかっこいい。生き抜いてほしい、そしてまた見たい聴きたい！
今まで５人のメンバー欠けることなく続けられていたのが奇跡だよな。真矢、大腸がんもあったなんて、ドラム年取ったら一番しんどいパートなのに。頑張って生きていてほしい。
メンバーの体調で言えばRYUにばかり関心がいっていたけど、その陰でこんな大病を抱えながらプレイしてたんだな。絶対にまた5人でステージに立てると信じています！
まず手術7回もくぐり抜け、これだけでも「えっ」と声が出た。強靭な精神力と体力の持ち主の真矢氏なら、打ち克つ。がんばれ、真矢！
まじかよ…ルナフェスで真矢叩かないのか。SIAM SHADEファンの自分からしたら弟子の淳士のプレイのルナシーも見てみたいけど、やっぱり真矢に叩いて欲しい。
学生の頃ROSIERのドラムに憧れた人は多いはず！復活してほしいです。まじで

などの声が上がっています。

真矢さんは先月下旬に自身のインスタグラムで、めまい症状によってまともに立つことも歩くことも出来ない状態になっていることを明かし、ファンからは心配の声が相次いでいました。

ただ、この時点ではめまいの原因について「耳石のずれ」と説明していたため、ずれを治せば症状が改善することから深刻な状態ではないと見られていたのですが、まさかの脳腫瘍が発覚、さらに5年前に大腸ガンのステージ4と診断されていたことまで明らかになり、今後が不安視されています。

今回明らかになった脳腫瘍と大腸ガンの因果関係は不明で、遠隔転移したものなのか、それとも脳から発症した腫瘍なのかは定かではありませんが、これまで7回も手術を受けながら活動を続けていたという事実には驚きましたし、真矢さんもすでに50代半ばなので無理はせず、病気が完治するまで治療に専念してもらいたいです。

ボーカル・河村隆一さんも2019年に「肺腺ガン」の手術を受けたことを公表し、音楽活動を続けられるのか不安視されましたが完全復活を果たしており、真矢さんもいつかドラマーとしてステージ復帰を果たし、再びパワフルな演奏を見せてほしいです。