1年近くの療養を経て、今年6月に芸能活動を再開したミュージシャン・俳優のGACKTさん(本名=大城ガクト 旧名=岡部学 49歳)が、病気の治療を受けていた医療機関の関係先に、大規模窃盗事件の主犯格が関与していることを週刊誌『週刊新潮』が報じ、ネット上で物議を醸しています。
GACKTさんの個人事務所は昨年9月に、GACKTさんが幼少期から患っている「神経系疾患」が悪化し、一時は生死をさまようほどの危険な状態にあったことや、重度の発声障害を併発したことでドクターストップがかかり、芸能活動を無期限休止することを発表しました。
これにより、女優・二階堂ふみさんとのW主演映画『翔んで埼玉II(仮題)』(今年公開予定)の撮影は延期となり、毎年正月に出演の特番『芸能人格付けチェック』(テレビ朝日系)も出演を取り止めました。
そして、今年5月に事務所が年内に芸能活動を再開することを発表し、同時にGACKTさんが昨年末から治療を受けている『九州再生医療センター 医療法人香華会「朱セルクリニック本院」』が、GACKTさんの病状を説明しました。
具体的な病名は明らかにせず、「自己免疫の異常による免疫低下に伴う肝機能障害ならびに呼吸機能低下」「免疫低下による全身皮膚炎及び脱毛症」「これに伴う発熱及び疼痛、並びに声帯機能の低下」
といった病状がみられたと説明し、神経疾患による免疫不全で全身皮膚炎、脱毛症が進行していたため、本人の細胞を使用した幹細胞治療などを行っているとしていました。
また、GACKTさんは『女性自身』の取材に対して、自身の病気は「神経異常によることからの免疫疾患及び肝機能の低下」と説明し、症状の悪化で芸能界引退も脳裏をよぎる中で、中東・ドバイの友人から福岡の病院を紹介され、幹細胞治療を始めたと語っていました。
活動再開後の7月末にYouTubeで行ったライブ配信では、治療を受けている病院について、以前から繋がりがあったという「ドバイの皇族関係者」を通じて再生医療をしている人と出会い、福岡の病院を紹介してもらったと説明しています。
これに対して週刊新潮は、GACKTさんが受けたという治療にきな臭さが漂っているとし、福岡県内の医療関係者は取材に対して、「九州再生医療センターは2021年春、医療コンサルティング会社によって設立、現在も運営されています。が、実はこの運営元である会社の役員に、かつて刑事事件を起こした男性が就いているのです」
と語っています。
その男性X氏は、2007年に“大規模窃盗団の主犯格”として逮捕され、窃盗団による被害件数は210件、被害総額は1億8,800万円にも上ると報道されていたとし、「窃盗の実行役や盗品の販売役などグループ15人が一網打尽となりました。彼らは1年間にわたって県内の住宅から高級外車や貴金属、腕時計などを盗み続け、『盗品ショップ』を開く計画まで立てていたのです」
と、前出の医療関係者が説明しています。
X氏は事件から10年が経った2017年に、九州再生医療センターの運営会社の設立に携わったといいます。
週刊新潮は真相を確かめるためX氏に取材を行い、GACKTさんとの関係などを聞いたところ、「私自身が知り合いだったわけではありません。(昨年10月開幕の)ドバイ万博に会社でブースを出展した際、来場した王族の身内にGACKTさんと親しい方がいました。ご本人から病気で悩んでいると聞かされていたその方が『肝細胞治療は効くのか』と打診してきたのがきっかけです」
と語ったとのことです。
この報道を受けてネット上では、
- 大規模窃盗団!?そういう人でも役員になれる会社ってちょっとね…
- なにもかもが怪し過ぎる
- GACKTはなぜいつも胡散臭い話ばかりなのか
- 繋がってる連中が真っ黒な奴らしかいないの?胡散臭そうな話に乗っかりすぎでしょ
- 自称免疫とかの持病があるのに整形したりして平気なんかね?感染症とか1番怖いよ
- 本人が怪しい日とを吸い寄せるのか、この人が怪しい人を選んでしまうのか…周りの人間性怪しい人多すぎ
- この人は何故こんなにお金があるのだろうかと毎回思う。こういう怪しい人が援助してるのか
- 東日本大震災の時の募金も怪しいんでしょ 一流芸能人 GACKT様なんてやってるテレ朝も考え直してほしいわ
- 『うたばん』で弄られていた頃は好きだったんだけどなー。好きな曲もあったのに悲しいよ、こんなに胡散臭さを極めてしまうなんて
などの声が上がっています。
X氏の説明によれば、GACKTさんとは直接の繋がりは無いとのことで、週刊新潮の報道はとんだトバッチリだと思うものの、GACKTさんもこれまでに数多くの黒い噂、怪しい人物との繋がりを報じられているためネット上では、またか…といった反応が多く見受けられます。
GACKTさんは10年前に、個人事務所も入っている自宅ビルや関係先に東京国税局の査察が入ったほか、東日本大震災後に実施した募金活動を巡り、一部義援金の行方が不明として“義援金詐欺”疑惑も浮上しました。
2014年には、GACKTさんのファンクラブを運営していた会社、前所属事務所などが3億円以上の所得を隠し、法人税を脱税したとして複数の関係者が逮捕され、有罪判決を受けました。
2016年には、GACKTさんが巨額投資詐欺の被害に遭い、数億円を失ったとされています。
続いて2017年には、“ガクトコイン”とも呼ばれる仮想通貨『SPINDLE(スピンドル)』の事業に参画し、広告塔を担っていましたが、上場から間もなく価格が大暴落したほか、法に触れる可能性がある問題も指摘されました。
また、裁判所にも「元暴力団員」と認定された野田聖子議員の夫とGACKTさんの親密関係も明らかになるなどし、GACKTさんのイメージはさらに悪化しました。
そして、また新たに治療を受けていた病院を巡っても、“元反社会的勢力”の人間が関与していることが判明し、GACKTさんの周囲はきな臭い人物ばかりで、今後また新たなトラブルが発生するのも時間の問題かもしれないですね…。