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鬼束ちひろが救急車蹴り器物損壊容疑で逮捕事件の内容と犯行動機、酒飲み泥酔状態報道も…パチンコ屋で友人がけいれん、通行人と揉めた?

鬼束ちひろ逮捕で違法薬物検査も…パニック障害や薬服用で自殺未遂告白の過去。結婚後は精神状態安定も再トラブル

『月光』『眩暈(めまい)』などのヒット曲を持ち、昨年デビュー20周年を迎えたシンガーソングライターの鬼束ちひろ容疑者(おにつか・ちひろ 41歳)が、28日に器物損壊容疑で現行犯逮捕されたことで物議を醸しており、薬物検査を受けたとの情報もあり大きな注目を集めています。

警視庁の発表などによると、鬼束ちひろ容疑者は11月28日に、友人女性と共に東京・恵比寿駅近くのパチンコ店『オーパス・ワン恵比寿店』を訪れ、友人が体調を崩したことで救急車を呼んだそうで、痙攣(けいれん)していたとの情報もあります。

その前後に鬼束ちひろ容疑者は通行人とトラブルになり、現場に駆け付けた救急車の後部ドアを蹴り、車体をヘコませたことで警察に通報され、器物損壊容疑で現行犯逮捕されたとのことです。

<↓の画像は、逮捕後の鬼束ちひろ容疑者の写真>

鬼束ちひろ容疑者は取り調べに対して、「通行人に嫌味を言われ、パニックになって蹴ってしまった」と容疑を認め、「自分が一番悪いというのは分かっているが、私に嫌味を言った男は許せない」などと供述しているといいます。

事件現場を目撃した人は、「30~40代ぐらいの女性が道端にうずくまっていた。泥酔しているようにも見えた。救急隊員が『大丈夫ですか』と声をかけた際に、その女性が『触らないで』と叫び、手を振り払っていた。」と証言し、鬼束容疑者と友人女性は泥酔している様子だったとのことですが、事件当時、鬼束容疑者はアルコールを摂取していなかったとの報道もあります。

鬼束ちひろ容疑者は逮捕後、薬物検査など健康チェックのために病院へ向かい、29日未明に警視庁渋谷警察署に戻ったそうです。

鬼束ちひろ容疑者の逮捕報道

現時点ではまだ違法薬物使用の有無は明らかになっていませんが、鬼束ちひろ容疑者はかなり前から精神状態が不安定で、活動休止と再開を繰り返してきました。

2003年に声帯結節を発症して活動を休止後、2004年に所属事務所とレコード会社を移籍して再出発を図りましたが、同年10月に体調不良を理由に年内の休養を発表し、予定していた複数の仕事をキャンセルすることになり、契約から約半年で『ソニー・ミュージックアーティスツ』との契約が終了しました。

その後2006年から制作活動を徐々に再開し、2007年から音楽活動を本格的に再開させましたが、2008年に再び体調不良を理由に全国ツアーを中止、再び活動を休止しました。

2009年には仕事復帰しましたが、2010年に『ユニバーサルミュージック』との契約が終了し、それから約2ヶ月後の2010年8月に、行きつけの玩具店で出会った住所不定無職の男性(当時39歳)と交際に発展、鬼束容疑者の自宅で同棲生活が始まり、出会いから約2週間後に男性から殴る蹴るの暴行を受け、左眉毛部挫傷、左眼窩底骨折、左肋骨骨折、右結膜下出血で全治約1ヶ月の重傷を負いました。

その男性は傷害容疑で逮捕され、懲役2年6ヶ月の実刑判決が下されました。

この事件から約1年後の2011年4月に初の著書『月の破片』を出版し、この自伝では様々な衝撃的な告白をしており、デビューから2年後の2002年の全国ツアー中に突然、観客の顔が悪魔に見え始めたといい、それによってマイクを持つ手が震えるといった状態がしばらく続き、病院へ行ったところ「パニック障害」だと診断されたそうです。

そのツアー以降、パニック発作は起きていないというものの、今でもステージに立つ時には不安に襲われると明かし、活動を休止していた頃には、自殺未遂を図ったこともカミングアウトしています。

自殺未遂をした理由については「ただもう、死にたくなった」と明かし、母親や知人にはメールで「私、もう死ぬから」と告げ、自宅で睡眠薬と安定剤をウイスキーと一緒に大量に飲んだとのことです。

メールを受けて自宅に駆け付けた母親と知人が救急車を呼び、すぐに病院へ搬送されたことで命に別状は無かったそうで、その後は自殺願望は無くなったとも告白していました。

自著ではこの他に、マネージャーの車のフロントガラスを素足で蹴破ったエピソードや、幼少期に生きている金魚の目玉を食べたこと、2005年に見ず知らずの男性からストーカー被害に遭ったことなども明かしています。

こうした衝撃話を披露していた鬼束ちひろ容疑者も、数年前からおかしな言動や奇行も減り、2018年7月には約3年前に同い年の男性と結婚していたことを発表した上で、「旦那に出合わなかったら、フルストの貴方達が楽しんだり感動したり泣いたり、というような公の活動はできないところでした」と明かしていました。

それから3年が経ち、再びパニック発作などが起こり、このような事件を起こしてしまったのか、違法薬物使用によって錯乱状態になっていたのか否かは不明ですが、もし軽い刑罰で済んだとしても、今後の活動への影響は避けられないとみられます。

それによって再び精神状態が不安定となり、また新たなトラブル発生といったことが懸念されますが、果たして今後どうなるでしょうかね…。

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