強姦致傷容疑で逮捕され、その後不起訴処分となって釈放された俳優・高畑裕太さん(23)の母親で、女優の高畑淳子さん(61)が主演の舞台『雪まろげ』が24日、東京・北千住のシアター1010で幕を開け、息子の騒動について観客への説明は無かったものの、カーテンコールでは700人の観衆から拍手が送られ、高畑さんはマイクを通さずに「ありがとうございました!」と絶叫し、唇をかみしめて涙する一幕もあったことが先日各スポーツ紙によって報じられました。
一部スポーツ紙によると、高畑さんは裕太さんが起こした事件によって疲弊しており、この日は昼夜2公演だったのですが、合間の楽屋では「食事を取って疲れ果てて横になっていた」といい、劇団青年座の座長として客が入るのかどうかのプレッシャーもあり、体重は6キロほど減少したといいます。
そんな高畑さんが早くも、裕太さんを芸能界に復帰させるために動いているとニュースサイト『日刊サイゾー』が報じており、記事によると高畑さんは親しい芸能関係者に、復帰のための根回しをしているといいます。
業界関係者によれば、ハッキリと「息子をよろしく」と言っていたわけではないものの、「1年後ぐらいに出直させるので、そのときは」といった濁したニュアンスで話を振られた人たちがいるそうなのですが、現時点ではまだ何も約束をすることが出来ないため、対応しにくいという声が多く上がっているとのことです。
この関係者は裕太さんとは面識がないものの、高畑さんとは何度も仕事をしたことがあるという人物で、この関係者の仕事仲間でもあるAは以前、高畑さんからの売り込みを受けて裕太さんのキャスティングをしたこともあるといい、「そのAさんのところに、淳子さんから連絡があった」と証言しています。
裕太さんが逮捕される前は、高畑さんの売り込みはかなり押しが強く、「ノーギャラでもいいから、息子を使って」というほどだったそうなのですが、高畑さんほどの女優からこのように頼まれては断ることもできず、恐縮して裕太さんのことを使うしかなかったといいます。
そうした力関係があることから、今回もAさんにお願いをしていたのではないかと推測し、Aさんが「1年後がつらいな」とボヤいていたことも明かしています。
この他にも、高畑さんに裕太さんの復帰をほのめかれされた関係者はいるそうなのですが、実際に裕太さんが所属していた芸能事務所『石井光三オフィス』の関係者も、「淳子さんは、仕事復帰させたいようです」と語っていたとのことです。
そして、これに対してネット上では、
- もう顔も見たくないので芸能界復帰は勘弁して
- 息子さんは残念ながら復帰は難しいと思いますよ。女優としての高畑さんの足かせになりかねない。
- これが本当ならこの親子もう終わってる。親子共々でで来ないで欲しい、気持ち悪い。
- 復帰に向けて被害女性が美人局だの関係者が元暴力団関係者だの情報操作をしている時点で終わってる。一般人であれば示談が成立するどころか懲役刑になる重大で悪質な犯罪を犯したという認識がないのだろうか。
- ことの真相は藪の中、当人たちにしかわからない。が、ロケのための宿泊中にスタッフや共演者も泊まるホテルの従業員と性的な行為をしようとしたのは非常識。普通なら外からプロを呼ぶ。結果取り返しつかない迷惑を各所にかけた。社会人として無責任な人間に依頼する仕事なんてない。危なっかしくてそんなリスキーな賭けはできない。
などのコメントが寄せられています。
高畑さんが裕太さんの芸能界復帰を強く望んでいるようだと、20日発売の週刊誌『週刊女性』も報じており、今後どうなるのかはまだ分かりませんが、やはり劇団青年座で最終的には仕事をさせようと考えているようです。
また、あのような騒動を起こしたことで各スポンサー、テレビや映画の関係者に迷惑をかけたことを反省しているという姿勢を見せるため、受け入れてくれる禅寺を探し、四国八十八ヶ所巡りなども考えているのではないかとも報じていました。
これについて劇団青年座は、「そんな話は聞いておりません」と答えており、今後どうなるのかは定かではありませんが、高畑さんは裕太さんが釈放されると、入院先の埼玉県越谷市内にある心療内科病院『楽山(らくざん)』を訪れ、ここに一泊するほど裕太さんのことを溺愛しています。
高畑さんは8月26日に行った謝罪会見で、裕太さんの芸能界復帰については「してはいけないことだと思います」と答えていたものの、高畑さんの親バカぶりは異常であることで知られており、事件については不起訴処分となり、被害女性側とも示談が成立したことから、もう一度チャンスを与えてやって下さいなどと言って、復帰させようとする姿が目に浮かびます。
しかし、裕太さんを復帰させることで高畑さんのイメージはさらに下がることが予想され、自身の仕事にも悪影響を及ぼす可能性が高いため、裕太さんの復帰についてはよく考えてほしいものですね。