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高田純次の交通事故、問題の理由・原因は何? 接触トラブル後の対応を専門家が説明

高田純次が当て逃げ事故疑惑を完全否定。被害者と直接示談交渉でトラブル、週刊文春に告発され騒動拡大も…

タレント・俳優の高田純次さん(たかだ・じゅんじ 72歳)が、約1ヶ月前に東京都内の首都高速道路を走行中、フリーター男性(22)が運転する車に当て逃げ事故を起こした疑惑を16日発売の週刊誌『週刊文春』に報じられ、高田さんは同日朝に夕刊紙『夕刊フジ』の取材に応じ、相手側の告発内容に対して「決して当て逃げではない」などと反論していたことが分かりました。

『週刊文春』は被害者Aさんの告発を受けて事故について報じており、Aさんの証言によれば、首都高の合流地点で左側から合流してきた高田純次さんの車が、本線を走行していたAさんの車左後部に接触し、“ゴツン”と明らかな衝撃があったものの、高田さんは接触後にAさんの車を追い抜き、Aさんがパッシング(ヘッドライトを点滅すること)をしたにも関わらず、高田さんは前方の車を縫うように走行を続けて逃走したとしています。

<↓の画像は、『週刊文春』による高田純次さん当て逃げ事故報道の写真>

それから約15分にわたる逃走劇が続き、首都高を降りたところで話し合いをしたところ、高田純次さんは当初「(Aさんの車に)当たってませんよ」と接触を否定していたものの、「今20万持ってます」などとAさんに示談交渉を持ちかけたといいます。

<↓の画像は、『週刊文春』による高田純次さん当て逃げ事故報道の写真>

Aさんはそれを拒否し、両者の話し合いが続くことになったそうですが、高田純次さんと連絡が取れなくなったため、弁護士を立てて話し合いをすることになったそうです。

そして、『週刊文春』の取材に対して高田純次さんは、事故を認めながらも「当たった認識はなかった」と当て逃げ事故を否定しており、「もちろん僕のほうに非はあるんでしょうけどね、それを私のほうで(治療費は)全部持ちます、ということを保険の方には色々話しましたけどね」と話したとのことです。

なお、被害者Aさんは医師の診察を受けたところ、「頸椎と腰椎の捻挫」と「全身打撲傷」で全治2週間の見込みと診断されているといい、Aさんの父親は『週刊文春』に対して、「高田さんの対応は誠意が感じられず、現在は告訴の準備も進めています」と語っています。

高田純次さんは現在、『じゅん散歩』(テレビ朝日系 平日午前9時55分)、『PS純金』(中京テレビ 金曜19時)、『上沼・高田のクギズケ!』(読売・中京テレビ 日曜午前11時40分)など複数のレギュラー番組を持っているだけに、この当て逃げ事故疑惑は大きな注目を集めているのですが、スポーツ紙や夕刊紙などの取材に対して、改めて当て逃げ事故を否定しています。

『スポーツニッポン』(スポニチ)は、高田純次さんが代表を務める芸能事務所『テイクワン・オフィス』に取材を行ったところ、4月14日に首都高・浜崎橋ジャンクション(東京都港区海岸)の合流で、被害者Aさんが運転する車の左後部に衝突したものの、高田さんはその時点で接触に気づかず、10分ほど走行を続けたそうです。

その後をAさんが追跡し、天現寺出口(東京都港区白金五丁目)から一般道に出たところで高田純次さんは車を降り、そこでAさんから接触したことを知らされたとのことです。

高田純次さんは事故後に警察の聞き取り調査にも応じ、現在は代理人弁護士を立ててAさんと示談交渉している最中としています。

また、高田純次さんは『夕刊フジ』の取材に応じており、「言い訳じみたことは言うつもりはないが、絶対に違うのは当て逃げではないということです」と当て逃げ疑惑についてはキッパリと否定しています。

『週刊文春』の報道では、高田純次さんは首都高を降りて一般道の赤信号で停車し、Aさんに接触事故を起こしたことを認めた上で「今20万(円)持っています。それである意味、ナッシングって言い方おかしいですけど…」などと、警察などに通報する前に直接示談交渉を行ったとされています。

このことについては、「高速で接触したので、その場では止められなかった。(男性の車から)パッシングされたので、ハザードをつけて下(一般道)に降りた」と説明し、「駆け付けた警察官も当て逃げではなく、追突事故だと話していた」と明かしています。

そして、当事者間で3~4時間にわたって話し合いをする中で慰謝料の話も出たといい、「1000万円という話も出たが、そのとき持っていたのが20万円だった」「ナッシングといったつもりはない」と語っています。

『週刊文春』が公開の動画

高田純次さん本人はこのように事故について語っているのですが、これに対してネット上では、

などのコメントが寄せられており、今回の交通事故に対しては賛否両論となっています。

16日放送の『直撃LIVE グッディ!』(フジテレビ系)に出演した法科学鑑定研究所・副所長の冨田光貴さんは、今回の接触事故では警察に通報する前に当事者間で示談交渉を行ってしまったことに問題があるとし、「当事者で話を始めるよりまずは警察を呼んで、しかるべき第三者が間にいる中で話し合いをする必要がある」「金額の大小にかかわらず、その場面で具体的な金額を提示するのは避けるべき」と指摘しています。

また、交通事故に詳しい新宿清水法律事務所・清水信寿弁護士は、事故後の対応に2つの問題点があったとし、接触事故が発生後にすぐ警察へ通報しなかったこと、そして被害者とその場で示談交渉をしてしまったことを挙げ、交通事故が発生後の正しい対応は以下のような流れだとしています。

  1. 警察と保険会社に連絡
  2. 被害者・加害者双方で傷の写真を撮影、会話の録音
  3. 修理・治療費の見積書を作成
  4. 示談書を作成

<↓の画像は、交通事故が発生後の正しい対応>

高田純次さんのように、警察に通報する前に被害者と示談交渉をしてしまうと事故だと認定されず、多額の治療費がかかる可能性があり、それを避けるためにも警察にまず通報し、保険会社に連絡を入れて事故を起こしたという証拠を残すことが重要とのことです。

弁護士法人フラクタル法律事務所の田村勇人弁護士も、もし交通事故が起きた場合には、「私が警察に通報して、あとは保険会社が適正にお支払いします」「私は分からないので警察と保険会社に任せます」と相手に伝えるだけでトラブルが避けられるとしています。

今回の交通事故に関しては、高田純次さん側にも落ち度があり、もしすぐに警察に通報していれば、相手側に高額な慰謝料を吹っかけられる可能性も低く、こうして『週刊文春』に事故を告発されることもなかったとみられます。

Aさん側は告訴の準備を進めているとのことで、このまま示談交渉が成立しなかった場合には、高田純次さんの仕事にも大きな影響が及ぶことになりそうですが、果たしてどういった結末となるのか、引き続き見守っていきたいですね。

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