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三崎優太容疑者逮捕、すっきりフルーツ青汁販売で年商130億円も多額の法人税や消費税を脱税の疑い

青汁王子・三崎優太が脱税事件で逮捕にやっぱりの声。年収12億円、競走馬を約2億円で購入し成金アピールも…

「すっきりフルーツ青汁」などの健康食品、化粧品などを販売し、メディアにも積極的に露出していた販売会社『メディアハーツ』の社長で、“青汁王子”の愛称で親しまれていた三崎優太容疑者(みさき・ゆうた 29歳)ら3人が12日、合計約1億8000万円を脱税していたとして法人税法違反などの容疑で逮捕され、ネット上では「やっぱり」といった声が上がっています。

三崎優太容疑者は2007年11月(当時18歳)で『株式会社メディアハーツ』を設立、2014年から健康食品や化粧品などの美容通販事業を開始し、同社が運営の女性向け通販サイト「FABIUS(ファビウス)」で「すっきりフルーツ青汁」などの商品販売を行って成功し、年商130億円を誇る会社に成長しています。

『東京商工リサーチ(TSR)』が公表の決算書によると、『メディアハーツ』の2013年9月期の売上高は362万円でしたが、4年後の2017年9月期には売上高が121億7714万円、最終利益は19億1635万円、決算書に計上していた法人税などの額は、2015年9月期が333万円、2016年9月期は1億977万円、2017年9月期は11億4315万円でした。

今回逮捕されたのは三崎優太容疑者のほか、『メディアハーツ』の経理責任者・内藤由美子容疑者(49)、別会社の役員・加藤豪容疑者(34)の3人で、三崎容疑者の逮捕容疑は、架空の広告費を計上する手口によって『メディアハーツ』の所得隠しを行い、2015年9月期と2017年9月期に法人税約1億4000万円を免れ、2014年10月~2015年9月と2016年10月~2017年9月に、架空の課税仕入れを計上するなどして消費税約4000万円を免れ、合計約1億8000万円を脱税した疑いが持たれています。

<↓の画像は、三崎優太容疑者らの逮捕報道>

一方の内藤由美子容疑者と加藤豪容疑者は、『メディアハーツ』の架空広告費を加藤容疑者の会社名義の口座へ入金するなどし、脱税を手助けした疑いで法人税法違反ほう助容疑などで逮捕されました。

『メディアハーツ』の税務申告に対しては東京国税局が査察を行っていたそうですが、三崎優太容疑者が頻繁に海外を訪れるなどし、脱税額が多額に上るとして東京地方検察庁特捜部は強制捜査の必要があると判断、12日午前に本社を家宅捜索しました。

なお、三崎優太容疑者は「広告宣伝費は正当な支払いだった」などと容疑を否認しているとのことです。

“青汁王子”の愛称で親しまれていた三崎優太容疑者は、1月に更新したツイッター上で、第1四半期(10~12月)の売上高が45億円を突破したことを報告し、「今年は新規事業を3つ立ち上げたい 業界にイノベーションを巻き起こすビジネス」などと今後への意欲を綴っていました。

また、オークションサイト『ヤフオク!』に先日、ストラディバリウスとされる「即決価格8億8000万円」のバイオリンが出品されて話題になった際には、「これ買う、全力で買う しかし、検索しても出てこない、もはや売り切れた?」とツイートしていました。

昨年には『日本中央競馬会(JRA)』の馬主資格を取得し、同8月末放送の深夜バラエティ番組『じっくり聞いタロウ~スター近況(秘)報告~』(テレビ東京系)では、三崎優太容疑者が番組MCのネプチューン・名倉潤さん等を連れて、北海道で開催された国内最大のセリ市「セレクトセール2018」の会場へ行き、「ベガスナイトの2017」という馬を1億1000万円で落札、その後も「レインダンスの2017」を3000万円、「ディラローシェの2017」を5800万円、「リュナティクの2017」を2600万円で落札し、合計2億4530万円を一括で支払ったことを明かしています。

そんな三崎優太容疑者は様々なテレビ番組で、自身の月収は1億、年収12億円と明かし、3000万円の愛車や1000万円の腕時計を披露するなどして成金ぶりをアピールしており、会社経営とは別に仮想通貨の売買によって数十億円の所得を得ていたといい、著書には「10万円を2億円にした」などと記述していました。

<↓の画像は、テレビ番組で月収などについて語っていた三崎優太容疑者の写真>

昨年8月には、自身のツイッター上で国税局から連絡を受けたことを明かし、「20億円は税金を納めている。全部記録済み」「数十億円納税して、この仕打ちはやってられない」などと綴っていました。

<↓の画像は、法人税について語っていた三崎優太容疑者の写真>

それから半年後に約2億円の脱税容疑で逮捕となったわけですが、この報道を受けてネット上では、

などのコメントが寄せられています。

三崎優太容疑者は様々なテレビ番組で自身の収入などを明らかにしており、そうしたアピールによってマークされたのか、以前から何か怪しいとみられる部分があったのかは定かではありませんが、世間も三崎容疑者の言動などから胡散臭いと感じていた様子で、今回の脱税容疑での逮捕に対しても驚きの声は少ないですね。

ちなみに、『メディアハーツ』は販売方法をめぐって消費者との間でトラブルが相次ぎ、昨年1月には消費者庁の適格消費者団体『消費者被害防止ネットワーク東海』が、誤解を招く販売表示を差し止めを求め、名古屋地方裁判所に提訴するなどトラブルが発生していました。

こうした問題に加えて、社長らが約2億円の脱税容疑で逮捕されてしまったことから、会社のイメージは悪化し、今後の業績に大きな影響を与える可能性は高いとみられますが、この事件によってどれほどのダメージを受けるのか、三崎優太容疑者はどれほどの罰則が科されるのかに注目ですね。

なお、脱税による法定刑は「10年以下の懲役もしくは1000万円以下の罰金またはその併科」と定められており、起訴された場合に不起訴処分となることはほぼ無いとされ、有罪率は約99%、実刑判決は約44%、執行猶予判決は約55%、無罪が約1%となっています。

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