モデル・タレントの鈴木奈々さん(29)が出演するテレビCMに対して、視聴者から多くの批判が寄せられている事が明らかになりました。
鈴木奈々さんは2014年より、イートアンド社が経営する中華料理チェーン『大阪王将』のCMイメージキャラクターを務めており、10月下旬からは新たに「大阪王将 羽根つき餃子編」のCMがスタートしたのですが、このCMに対して不快感を抱いた視聴者が多く、クレームが寄せられているようです。
鈴木奈々さんはCMで「これは羽根つき、これは餅つき、これは羽根つき、これは腰つき」などと歌いながら、ガニ股の状態で腰をグルグル動かすシーンなどがあります。
<↓の画像が、「大阪王将 羽根つき餃子編」のCMに出演の鈴木奈々さんの写真>
これに対して視聴者からは「腰のグラインドが下品で気持ち悪い」「音痴な歌も不快」などの声が上がっているようです。
なお、『大阪王将』はこのCMについて、口ずさみたくなるメロディに乗せて羽根つき餃子が美味しいことを追求したとしています。
しかし、このCMに対して不快感を抱き、販売元にクレームを入れる視聴者も多くいるようなのですが、『大阪王将』と店名が似ていることが原因で、中華料理チェーン『餃子の王将』を経営する王将フードサービスにもクレームが殺到する事態になっていることが判明し、ネット上ではとんだとばっちりだと話題になっています。
王将フードサービスは10月27日に公式ホームページを更新し、「大阪王将『羽根つき餃子』CMについて」として、「表現が下品であるなどの苦情、ご意見が当社に対し、多数寄せられております。」と報告。
その上で、「『餃子の王将』は、『大阪王将』とは資本関係も業務提携関係にもない、全く無関係の類似会社です。したがって、『大阪王将』のCMに関して、当社『餃子の王将』は、全くの無関係です。」と、混同しないように訴えています。
<↓の画像が、公式ホームページ上で公開されたコメント>
ちなみに、イートアンド社が経営する『大阪王将』は、王将フードサービスの創業者の親類が独立し設立した店で、その後『大阪王将』としてチェーン展開をしていったのですが、これに対して王将フードサービス側は「王将」を使用しないよう求めたものの、折り合いがつかなかったことで裁判沙汰になっています。
その裁判は最終的に和解し、結局は双方ともに「王将」を使用できるという形となり、現在も「王将」を含む名称の使用を続けています。
<↓の画像は、『餃子の王将』の店舗外観写真>
<↓の画像は、『大阪王将』の店舗外観写真>
このような因縁の関係にある中で、鈴木奈々さんが出演する『大阪王将』のCMが視聴者に不快感を与え、王将フードサービスは全く関係のないクレームを寄せられるという事態になってしまったのですが、問題のCMに対しては批判の声が多く上がる一方で、
- 最近ではこんなんでもクレームつくのか…
- このCMがダメならフラフープもダメじゃね?
- 例のCM見てみたけど、そこまで下品じゃなくね?
という声も上がっており賛否両論となっています。
また、「単純に鈴木奈々が下品で嫌いなんだと思うw」と、鈴木奈々さんのアンチがクレームを入れているのではないかという指摘もあります。
初めてこのCMを見た時は何だこれ?と正直思いましたが、クレームを入れるほど酷いとは感じませんでした。
しかし、このCMが何度か流れてイラッとくる時もあり、不快感を抱く内容であると思います。
今回の件についてイートアンド社は特にコメントは出していないのですが、今回のようなトラブル発生し多くのクレームが寄せられていることが明らかになって以降も、果たしてCMの放送を続けるのでしょうかね。