女優・歌手の菊池桃子さん(きくち・ももこ 49歳)に付きまとい、自宅に押し掛けるというストーカー行為をしたとして、警視庁池袋署が元タクシー運転手の男性(56)をストーカー規制法違反容疑で現行犯逮捕していたことが明らかになりました。
各報道によると、逮捕された男は業界最大手のタクシー会社『日本交通』で運転手をしており、男が運転するタクシーに菊池桃子さんが偶然乗車したことがきっかけで自宅の場所を知ったといいます。
<↓の画像は、菊池桃子さんのストーカー逮捕報道>
男は昨年秋以降、自宅周辺で付きまとい、自宅に押し掛けインターホンを鳴らすなどのストーカー行為を繰り返しており、菊池桃子さんの所属事務所から相談を受けた池袋署が今年に入ってから男に警告をしていたそうです。
しかし、男は3月31日に自身のツイッター上で「菊池さんに会いに行く」などと予告した上で、同日の夕方に菊池桃子さんの自宅付近に姿を現したことによって、警戒していた警察官に現行犯逮捕されたとのことです。
取り調べに対して男は容疑を認め、「好意があった」「話したいことがあって会いに行った」などと供述しているといいます。
そして、この事件に対してネット上では、
- こんなことがあると真面目に仕事をしているタクシー運転手の方が気の毒ですね。会社にもよるけど専属の運転手を決めておきたいな
- こういうことがあるから有名人の方々は常に神経質になりますね。一般人でも何がきっかけで同じ様な被害に遭うかわかりませんけど。
- 一度でもストーカー行為をして相手を恐怖に陥れたヤツは警告くらいじゃダメだよな。警告してもかえって行為がエスカレートする恐れがある。何か取り返しのつかない事があってからでは遅い。もっと厳しく対処した方が良い。
- 菊池桃子は人を疑うようなタイプではないので、ついつい自宅の前で降りてしまったのかもしれないけど、こういう事もあるから、自宅の近くまで行っても、1本筋違いの場所で降りるとか、対策が必要かもね。
- やっぱりマネージャーに送ってもらうべきだな。事務所のスタッフ以外は信用できん
- 在職中に得た個人情報を悪用して悪さしても、辞めたら日本交通の責任は無いのかな?傷害事件とかに繋がらず良かったが。
などのコメントが寄せられています。
タクシー運転手の中には、芸能人たちの自宅がどこにあるという情報を乗客に教えてしまう人もいるという話をよく聞きますが、その運転手や乗客がもしファンだった場合、こうしたストーカー事件が発生することもあるので非常に恐ろしいものがあります。
一軒家などの場合、菊池桃子さんのようにインターホンを鳴らされたり、敷地内に侵入されるなどの被害に遭う可能性もあり、2015年12月にはタレントの“ゆうこりん”こと小倉優子さんの自宅庭に、無職の女(当時59歳)が庭に無断で侵入したとして逮捕されるという事件が発生しています。
一方セキュリティがしっかりしているマンションであれば、部屋を特定され押し掛けられるリスクが低くなりますが、2016年には福山雅治さんと吹石一恵さんが暮らすマンションに、同マンションのコンシェルジュだった女性が無断侵入し逮捕されるという事件があり、この女性は以前から福山さんの追っかけをしていたファンでした。
女性は週刊誌に掲載の情報からこの付近に住んでいると思い、マンション付近に引っ越していたことなどが明らかになっています。
今回の菊池桃子さんのストーカー事件では、直接何か危害を加えられることなく逮捕されたのが不幸中の幸いでしたが、自宅の場所を知っている犯人が再び押し掛けてくる可能性もゼロとは言えないですし、菊池さんら家族は犯人が逮捕されたからといってまだ安心することはできないかもしれませんね…。
ちなみに、ストーカー規制法は2016年に改正され、警察から禁止命令を受ける前にストーカー行為で逮捕された場合の罰則は「1年以下の懲役または100万円以下の罰金」、禁止命令後に逮捕された場合の罰則は「2年以下の懲役または200万円以下の罰金」とされています。