芸トピ

芸能事務所MELM社長がパワハラ事件で傷害罪? 刑事告訴され逮捕か。週刊新潮に告発の元従業員Aがトラブルの詳細を明かす。

芸能プロダクションY社長と事務所特定…パワハラ事件で被害者が会見し刑事告訴。しゃぶしゃぶ鍋に顔入れ大ヤケドの被害…

芸能プロダクション社長からのパワハラ被害を週刊誌『週刊新潮』に告白した元従業員の男性Aさんが22日、『レイ法律事務所』の河西邦剛・代理人弁護士の同席のもとで会見を行ないました。

Aさんはこの日の会見後に警視庁渋谷署へ行き、刑事告訴することを明らかにしており、損害賠償請求のため民事提訴することも検討しているといいます。

<↓の画像は、22日に会見した河西邦剛・代理人弁護士の写真>

Aさんは2014年に、ギャルファッション誌『Popteen(ポップティーン)』の元モデルや、若年層に人気の女性タレントらが所属する東京・渋谷に事務所を構える某芸能プロダクションのスタッフとなり、入社後は給料をきちんと支払ってもらえなかったり、坊主にさせられるなどのパワハラが日常的に行われていたと『週刊新潮』の取材では明かしていました。

また、そんな中で2015年12月20日に行われた忘年会で、事務所の社員やクライアントなど関係者ら総勢十数人の目の前で、ぐつぐつと煮えたぎるしゃぶしゃぶの鍋の中にAさんは顔を突っ込まれ、顔に大ヤケドを負っており、医師からは「傷痕や後遺症の残る可能性があるII度のヤケド」だと診断されたといいます。

<↓の画像は、忘年会で撮影された動画で、鍋に顔を突っ込まれているAさんの写真>

幸いにもヤケドは1ヶ月ほどで良くなかったそうなのですが、現在もお風呂に入れば顔がかゆくなる等の後遺症が残っているといい、精神的なショックも受けていることから、損害賠償の請求や被害届の提出もしたいという思いを明かしていました。

そんなAさんが弁護士とともに22日に東京都内で会見を行ない、事務所社長によるパワハラ事件の詳細を明らかにしました。

Aさんはまだ大学生だった2014年2月に芸能プロクションのY社長と出会い、それからはイベントを手伝うなどして同8月ごろに会社へ入社し、同年の忘年会でお酒を飲み過ぎて、二日酔いによって遅刻をしてしまったところ、Y社長から「誠意として頭を丸めてこい」「罰金として10万円持ってこい」(退職後に返金)と命じられ、それに応じてきたといいます。

年明けの2015年には、半日以上にわたって正座でパソコン業務を行うよう強要され、寝坊について釈明した際には顔を殴られて口を切り出血したり、事務所主催イベントが3月に開催されることから、1週間近く自宅に帰れないこともあったそうです。(Aさんの主な業務はイベント運営、スカウト、社長の送迎などの雑務)

<↓の画像は、22日に会見した被害者Aさんの写真>

『週刊新潮』で報じられた忘年会には、Aさんや友人、Y社長、所属モデル、取引先の人物などが参加しており、社長からは「面白いことをやれ」と言われ、何も出来ないとAさんが答えると、Aさんが苦手としていた柑橘系のレモンサワーをピッチャーで一気飲みするよう強要したそうです。

Y社長はさらにAさんの首を掴み、煮えたぎるしゃぶしゃぶの鍋にAさんの顔を2度にわたって押し込んだといい、その後Aさんは正座した状態で過ごし、1次会の終盤に入るとY社長からは「顔がほんとヤバいから帰ったほうが良いよ」と告げられ、謝罪の言葉や介抱されることも無かったと明かしています。

<↓の画像が、顔に大ヤケドを負ったAさんの写真>

顔を鍋に入れることは拒否出来なかったのかどうかについてAさんは、「以前からパワハラをずっと受けていて、その場ではなく後日数時間詰められたりすることが何度もあった。その時も空気を壊すと後日怒られるんじゃないか、恐怖で『盛り上げるしかない』と。自分から沸騰した鍋に顔を突っ込むなんてできない。精神的な言葉責めが酷くて、社長が怖かった」と話しています。

こうしたパワハラ行為を周囲が止めなかったことについては、「所属しているモデルやアーティストだったので、社長に逆らえない感じもあった。クライアントさんも止めるようなことはできなかったと思う」と説明しています。

※閲覧注意※芸能事務所社長によるパワハラ動画

Aさんはその後、友人に連れられて病院で診察を受けたところ、「顔面第Ⅱ度裂傷、皮膚感染症、湿疹」と診断され、その日の昼ごろにY社長はAさんが暮らす実家を訪ね、「お前、自分から頭突っ込んだんだよな。何日後くらいから仕事できるの?2、3日後にはできるでしょ?」などと言われたことから、Aさんは「無理です。空気感染とかもあるので」と断り、それから治療のために2~3週間仕事を休んだそうです。

それから2016年1月以降は月の給料が8万円(源泉徴収後7万2569円)という状態が続き、昨年1月ごろに退社したというのですが、退社直前にはイベント運営をめぐって、8万8000円ほどの借金を理不尽に背負わされたといいます。

それからさらに約2年後にY社長を刑事告訴することを決めた理由、なぜこのタイミングなのかについては、事務所に所属していたタレントの半数以上が、Aさんの紹介で入れた形となっていたためとしています。

Aさんの紹介で事務所に入れたことから先に去るということもできず、AさんがY社長とトラブルになってしまうと、そのタレントたちの行き場が無くなってしまうことを懸念し、事務所を辞めたり、Y社長と戦うことも出来なかったそうです。

しかし、Aさんの紹介で入ったタレント、アーティストの半分ほどが辞めたこともあり、これだったら影響も少ないだろうと思ってパワハラを公表し、刑事告訴に踏み切る決意をしたとのことです。

なお、事務所に属していたのはY社長とAさんの2人だけで、パワハラを受けていたのはAさんだけだったといい、15~20人ほど所属していたタレントたちは、社長からパワハラ被害などはされていなかったようです。

Aさんは忘年会でのパワハラ被害による後遺症について、「今でも鏡を見たり、忘年会シーズンになると(当時の記憶が)フラッシュバックする」「夏になると日焼けして肌のかゆみなどがでたり、乾燥でかゆみがでる。鍋を見ると思い出したりする。忘年会シーズンになるとフラッシュバックして出てくる」といい、現在も左目下にはヤケドによる跡が残っているそうです。

そして、これらの被害を受けたAさんはY社長について、「Y社長を例えるならピエロ。表ではいい顔をする」「動画にあったことが全て。社長にはそれを認めて罪を償ってほしい」と訴えています。

この会見を受けてネット上では、

などのコメントが寄せられています。

『週刊新潮』の報道と今回の会見を受けて、ネット上では加害者となったY社長と事務所名の特定作業が盛んに行われているのですが、『サンケイスポーツ』(サンスポ)が関係者に取材をしたところ、Aさんがかつて所属していた芸能プロダクションは『株式会社MELM』だと伝えています。

この事務所に所属していたタレントは、小口紀子さん、長尾聖良さん、長尾聖良さん、島末珠里さん、“りぃちゃらぽっぽ”こと佐々木莉沙さん、三浦珠梨さん、misaさん、“すずちゃす”こと小関鈴香さん、男性R&Bユニット『THE EVER GROW』となっています。

<↓の画像は、『株式会社MELM』公式サイトの写真>

なお、現在事務所の公式サイトにアクセスしても、「メンテナンスモード ご不便おかけしております。現在、定期メンテナンス中です。ご理解いただきまして、ありがとうございます。」と表示されるよう設定されています。

各メディアなどで明らかにされている所属タレントの人数、情報などが完全に一致することから、恐らくAさんが働いていたという芸能プロダクションは『株式会社MELM』で確定とみられます。

<↓の画像は、『とくダネ!』の事件報道の写真>

そして、この事務所の社長を調べてみると、以前まで事務所の公式サイトに代表取締役社長の名前も掲載(現在は削除済み)していたのですが、会見で出していた「Y」というのはどうやら名前のイニシャルではないようです。

なお、『MELM』の社長はすでにフェイスブックのアカウントを削除しています。

Aさんは今日の会見後に警察へ行って刑事告訴すると発表しているので、今後もしも傷害罪などで逮捕されれば実名や顔が出てくると見られます。

現在も8組のタレントが所属しているようですが、悪質なパワハラを行っていた事務所名、社長の名前が明らかにされてしまったことにより、大きな後ろ盾がない限り事務所を継続するのは難しいとみられますし、ここまで大きな騒動になってしまったのでタレントたちは他事務所に移籍する可能性が高いでしょうね。

Aさんは肉体的にも精神的にも非常に大きなダメージを負っており、それはY社長のパワハラに他ならないことから、しっかりと罪を認めて償いをしていってほしいものです。

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