12月30日放送のドラマ『満島ひかり×江戸川乱歩』(NHK BSプレミアム 23時30分)で主演する女優・満島ひかりさん(みつしま・ひかり 32歳)が14日、東京・渋谷のNHK放送センターで行われた会見に出席し、久しぶりに公の場に姿を現しました。
満島ひかりさんは今年3月に芸能事務所『ユマニテ』から独立し、その後は芸能事務所には所属せずにフリーで活動をしており、独立から3ヶ月後の6月には主演を務める予定だった舞台『ロミオとジュリエット』を突然降板したことで物議を醸しました。
そうした騒動を経て、14日に行われた主演ドラマの取材会に姿を現した満島ひかりさんは、「こんなにカメラを向けられるの久しぶりだからなぁ」と言いながら笑顔を見せ、足元はハイヒールながらその場で一回転するなど、終始ノリノリだったそうです。
<↓の画像は、『満島ひかり×江戸川乱歩』の取材会に出席した満島ひかりさんの写真>
この日はかなりご機嫌な様子だった様子の満島ひかりさんですが、15日発売の週刊誌『女性セブン』は、かつては同じ事務所に所属し、家族のような存在だったという親友で女優の安藤サクラさん(本名=柄本さくら 32歳)と不仲になり、現在は絶縁状態にあることを報じています。
安藤サクラさんと満島ひかりさんは同い年で、2009年公開のAAA・西島隆弘さん主演映画『愛のむきだし』(園子温監督)などで共演しており、2014年11月16日放送のトーク番組『ボクらの時代』(フジテレビ系)では、姉で映画監督の安藤桃子さんと3人で様々なトークを展開し、仲の良さを披露していました。
<↓の画像は、安藤サクラさんが当時インスタグラムに投稿した写真>
『女性セブン』によれば、満島ひかりさんと安藤サクラさんはお互いを「家族のような存在」と認め、満島さんは以前インタビューで「サクラと出会えたことが人生最高のハプニング」と語るほど大切な存在で、安藤さんが2011年に『ユマニテ』へ移籍したのも、満島さんの誘いがあったからだったそうです。
しかし、芸能関係者は現在の2人の関係について、「最近はまったく連絡を取らず、口も聞かない絶縁状態だそうです。」と明かしており、不仲の原因として、安藤サクラさんが10月スタートのNHK連続テレビ小説(朝ドラ)『まんぷく』のヒロインに抜擢されたことを挙げています。
<↓の画像は、安藤サクラさんがヒロインを務めている『まんぷく』の写真>
朝ドラに強い憧れを持っていたという満島ひかりさんは女優デビューして以降、何度もオーディションを受けたものの不合格が続き、初めて最終オーディションを突破できたのが2008年の『瞳』だったといい、この作品では榮倉奈々さんが主演、満島さんは主人公のダンス仲間の1人を演じていました。
その後もオーディションを受け続けた満島ひかりさんは、2011年に井上真央さんが主演した『おひさま』でも最終選考まで残りましたが、残念ながらヒロインの座を逃しています。
一方の安藤サクラさんは、満島ひかりさんと共演した『おひさま』で朝ドラ初出演し、安藤さんも同様に朝ドラ主演を熱望していたそうです。
そうした中で安藤サクラさんは2017年10月に、ヒロインオーディションも無く突然NHK側から『まんぷく』の主演オファーを受け、その時はまだ第1子を出産してからまだ4ヶ月ほどしか経っていたなかったため、受けるかどうか迷ったそうなのですが、家族らからの助言を受けて主演を引き受けました。
これに対して満島ひかりさんは「なんで彼女が先なの?許せない」と大きなショックを受け、親友が朝ドラヒロインになることを祝福出来なかったといいます。
満島ひかりさんは私生活でも色々とトラブルがあり、2010年10月に結婚した石井裕也監督とは2016年初めに離婚が成立し、その前後から交際の俳優・永山絢斗さんとも関係が上手くいかずに、今年8月までに破局していたことが明らかになっています。
前出の芸能記者は、満島ひかりさんのフラストレーションが溜まった理由はそれだけではないといい、「サクラさんの仕事の中に、両親の影がチラつくことがあったそう。それは彼女の“被害妄想”かもしれないが、“親の七光で仕事をとっている”とさえ思うようになってしまったようです」
と明かしています。
一方で安藤サクラさんも、満島ひかりさんに対する不信感を募らせていたそうで、ちょうど1年前に開催された『第30回 東京国際映画祭』の特別企画「Japan Now 銀幕のミューズたち」として、同い年の満島ひかりさん、安藤サクラさん、蒼井優さん、宮崎あおいさんの4人が揃ってレッドカーペットに登場するなどしたのですが、この時に満島さんが裏側でワガママ言動を連発し、予定していた取材が急遽中止になるなどのトラブルに発展していたことが週刊誌に報じられました。
<↓の画像は、『東京国際映画祭』での写真>
(左から蒼井優さん、安藤サクラさん、宮崎あおいさん、満島ひかりさん)
芸能関係者によれば、この時に安藤サクラさんも「もう満島とは共演したくない」と怒り、「ワガママもいい加減にして」と満島ひかりさんを非難したといいます。
こうして2人の関係はさらに悪化し、今年に入ってからは満島ひかりさんが突然『ユマニテ』を退社してフリーとなり、この行動にも安藤サクラさんは疑問を抱き、2人は距離を置くようになって絶縁状態になってしまったとのことです。
『女性セブン』はこのように報じてはいるのですが、2人の関係が果たして本当に悪化しているのか、絶縁状態になっているのかどうかは定かではないのですが、今年に入ってから突然『ユマニテ』を出てフリーとなり、プライベートも仕事の環境も大きく変わっているので、疎遠になっているというのは事実なのかもしれないですね。
満島ひかりさんについては『ユマニテ』を出る前後からネガティブな話題が相次いでおり、8月にはシンガーソングライター・小沢健二さんに心酔していて、かなり親密な関係になっているといったことを『フラッシュ』が報じていました。
さらに、満島ひかりさんが周囲に「これからはもう映像作品には出ない。舞台と音楽をやっていきたい」などと語っているとも伝えられていたのですが、結局のところ周囲とのトラブルなどに関しては事実なのか、ウソなのかはハッキリとはしませんが、満島さんは女優として高い評価を受けていた方なので、また連続ドラマなどで演技を見せてほしいもので、現在関係が悪化しているとされる安藤サクラさんとの共演も見たいものですね。