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清水富美加が幸福の科学に出家、宗教家・千眼美子として活動へ…奴隷契約とレプロ批判、能年玲奈と同じ泥沼の争いに

清水富美加が出家・芸能界引退、幸福の科学と所属事務所の主張対立で泥沼の騒動に…本人はツイッターで事務所批判

人気女優の清水富美加さん(23)が宗教団体『幸福の科学』に出家し、芸能界は引退する意思を固めたことが12日に発表され、大きな波紋を拡げています。

12日に『幸福の科学』側は会見を行うとともに、清水さん直筆のコメントも公開。

団体側は清水さんが所属する芸能事務所『レプロエンタテインメント』の契約体系を批判し、芸能界引退の大きな原因として「芸能界にしばしばみられる奴隷契約、就労環境があったこと」と語り、具体的には2011年~2012年に『仮面ライダーフォーゼ』(テレビ朝日系)に出演した当時、「1ヶ月に31日働いても月給5万円。ボーナスも支給されなかった」と訴えていました。

また、「嫌な仕事、意に沿わない仕事の典型が水着のDVDだった。性的対象にされるのが嫌で、事務所には水着の撮影が嫌だと拒否したにもかかわらず無理にやらされた」「写真集でブルマーやスクール水着を着なきゃいけないのは非常にショックだった」といい、その他にも「人肉を食べる人種の役柄など、良心や思想信条にかなわない仕事が増え、断ると所属事務所から干されてしまう恐怖心と葛藤のなかに置かれていました」と説明。

<↓の画像は、清水さんの代理人弁護士の佐藤悠人弁護士、『幸福の科学』グループ専務理事・広報担当の里村英一氏>

その結果、清水さんは周囲などに「死にたい」などと漏らすようになり、現在は精神的なダメージにより体調不良となり自宅療養中だといい、医師からは「生命の危険があります」などと診断されており、清水さんの代理人弁護士の佐藤悠人弁護士は「仕事ができる状況ではない。少なくとも半年は就業しないようにと診断をいただいている」と説明し、事務所側には2月末をもって契約解除を求める書面を送付したことも明かしています。

しかし、同日会見を行った『レプロエンタテインメント』側の山縣敦彦弁護士(37)、塩川泰子弁護士(35)はこれらの主張に不快感を示し、「大変、遺憾。多く事実と違うところが含まれている」と真っ向から反論。

<↓の画像は、レプロの顧問弁護士の山縣敦彦弁護士と塩川泰子弁護士>

事務所側の説明によれば、1月末に清水さん側から突然、『幸福の科学』を信仰しているという告白があり、出家するために仕事は出来ないという申し出があったといい、2月に入ってから双方の弁護士で協議を進めていたところ、団体側から「体調不良を理由に、仕事の継続ができない」という報告があったとのこと。

事務所側としては、「信仰に関しては、尊重したいと考えていた。清水と当社の契約は契約中、出来るだけ仕事を減らして行き、新規の仕事は入れない方向で、考えていた。理解を得られると思っていたが、本日、教団側があのような記者会見をしてしまった。大変、遺憾に思います。」としています。

事務所側が仕事を押し付けていたという主張に対して、週に1回、少なくとも月1回は本人とマネージャーが面談し、「入っている仕事や今後の仕事について密にコミュニケーションを取ってきた」といい、2010年の水着DVDの仕事についても「当初は抵抗があったが話し合いの中で納得してもらった」「最終的には本人の意向に沿う形で仕事を決定していた」「本人が嫌がっている仕事を、無理やりさせたことはない」と説明。

デビュー3年後の2011年に月給が5万円だったという件については、寮や食費、交通費などを別途補助しており、「仕事の内容、仕事量に見合う適切な報酬を支払ってきた」と反論しています。

清水さんが精神的に大きなダメージを受け、ドクターストップがかかっているというという主張についても、団体側から医師の診断書を2通受け取ったものの、「診断書だけでは分からない。1月末まではコミュニケーションを取ってきたので、生命に危険が及ぶとも考えられない」といい、事務所関係者は、清水さんが2月6日に最後の仕事となる番組収録を行った際に「体調が悪いようなそぶりはなかった」と話していると、『サンケイスポーツ』は報じています。

また、事務所との契約については「今年の5月20日まで契約があり、自動で1年間延長できるオプションもある。延長は2月頭に通知済みで、その期間でせめて決まっている仕事はこなしてほしい」とし、団体側は2月末での契約解除を通知してきているものの、「法的にそうはならないと思っている。代理人と協議はしていくが話し合いがつかなければ、本人に(残っている仕事の分の)損害賠償を請求するということも考えられる」と話しています。

清水さんは現在も撮影中の映画があるほか、出演映画のキャンペーンの仕事が決まっており、すでに決定している仕事は履行することを事務所側は望んでいるものの、団体側は拒否しているため、億単位の違約金が発生する可能性があるとみられています。

このように双方の主張がぶつかり合い、泥沼騒動に発展してしまっているのですが、これに対してネット上では、

などのコメントが寄せられています。

清水さんと同じ『レプロエンタテインメント』に所属していた女優・のんさん(旧芸名・本名=能年玲奈 23歳)は、昨年7月に週刊誌『週刊文春』で阿川佐和子さんと対談した際、2013年にNHK連続テレビ小説(朝ドラ)『あまちゃん』に出演していた頃の給料が「5万円」だったということについて聞かれると、「きゃー恥ずかしい! 財布の中に1円玉しか入ってない時がありました。洗濯が間に合わないから、明日着ていく下着もないような時がありまして。マネージャーさんも新人の方で忙しくされてるし、泣き言を言って怒られたことがあったので、相談しちゃ駄目だと思ってたんです……」と告白しており、清水さんも同様に、給料が固定で5万円の時代があったという可能性は高そうです。

また、能年さんも事務所側からしっかりとサポートしてもらえなかったことを明かしており、そうした中で助けてくれたのが演技レッスンをしてくれていた振付師・演出家の滝沢充子さんだったのですが、清水さんの場合は、幼少の頃から信仰していた『幸福の科学』だったということなのでしょう。

ちなみに、清水さんは12日22時過ぎにツイッターを更新し、「力ある大人の怖い部分を見たら 夢ある若者はニコニコしながら 全てに頷くようになる。そんな中ですり減って行く心を 守ってくれようとしたのは 事務所じゃなかった。」とツイートしています。

<↓の画像が、清水さんのツイート>

もし、事務所が清水さんの心のケアをしっかりと行っていれば、芸能界を引退する意思を固め、出家するという決断を下さなかった可能性もあり、今回の件についてはやはり事務所側にも、大きな原因があるのではないかとみられているのですが、周囲への迷惑なども考えて、出来るならすでに決まっている映画などの仕事はこなしてほしいとも思いますね…。

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