2021年4月に95歳で亡くなった脚本家・橋田壽賀子さんが暮らしていた静岡県熱海市内の自宅が、『橋田文化財団』によって売りに出されている事実や、橋田さんと親交が深かった女優・泉ピン子さん(75)が土地の売却にブチギレ激怒していることを、週刊誌『週刊女性』のWeb版『週刊女性PRIME』が報じています。
橋田壽賀子さんが1992年に設立した一般財団法人『橋田文化財団』は現在、TBSドラマ『渡る世間は鬼ばかり』シリーズ等でタッグを組んでいた盟友のプロデューサー・石井ふく子さん(96)が運営を担っており、石井さんが著書で明かしたところによれば、橋田さんが亡くなる直前に本人から財団の運営を託されたそうです。
<↓の画像左が石井ふく子さん、右が橋田壽賀子さん>
週刊女性PRIMEの取材によれば、橋田壽賀子さんの自宅は2021年4月4日に「遺贈」という形で財団に所有権が移され、すでに売りに出されているそうで、「鉄筋3階建て、築47年の物件や周辺の2,000平米の土地も含め、6,800万円の値がつけられています。『相模湾の絶景 高台に建つ温泉付き大型邸宅』と紹介されており、橋田さんの愛した熱海の眺望が楽しめます。土地の広さや橋田さんゆかりの地であることを踏まえれば破格の安さです」
と、地元の不動産業者が語っています。
<↓の画像は、橋田壽賀子さんの自宅外観と間取りの写真>
石井ふく子さんは週刊女性PRIMEの取材に応じ、橋田壽賀子さんの自宅売却について「たしかに売りに出しているんですけどね」と認めた上で、山奥で最寄り駅から遠いなど不便な場所にあることで、「なかなか売れないんですよ」と答えたとのことです。
<↓の画像は、橋田壽賀子さんの自宅内観の写真>
こうした一連の流れに対して泉ピン子さんは納得がいってないそうで、「ピン子さんは、財団の実権を石井プロデューサーが握っていることにも不満を持っています。静岡県熱海市にある橋田さんの自宅の所有権が財団に移されたことにも納得がいっておらず、“勝手に遺産を整理するなんて許さない”と怒り心頭のようです」
と、スポーツ紙記者が明かしています。
『女性セブン』も同様に、泉ピン子さんが家の売却に対して激怒しているとの話を伝えており、同誌の取材に応じたピン子さんの知人によると、「ママは3年そのままにしておくことを望んだのに、石井さんが勝手に遺産を整理した。ママが寝ないで脚本を書いて稼いだ遺産を勝手に移すなんてひどすぎる!」
と憤っていると証言しています。
泉ピン子さんは橋田壽賀子さんと一緒に旅行などをする仲で、橋田さんの自宅にも何度も訪れるうちに熱海を気に入り、2010年には夫と共に熱海に移住し、橋田さんの最期も看取ったことを自ら明かしています。
そして、泉ピン子さんは橋田壽賀子さんが亡くなって以降に、遺品整理をしていることも明かし、橋田さんが生前綴った大量の日記が出てきたそうなのですが、「いろいろとグチャグチャ書かれていて、それが世に出たらマズイから燃やしたわよ。だって誰か金儲けしたい人がいたら橋田壽賀子の日記なんて売れるじゃない?でもメチャクチャ酷いことも書いてあるから燃やしたわよ」
などと語っていました。
橋田壽賀子さんと生前親交が深かったことで、泉ピン子さんは遺品整理も行い、自宅の売却を巡って色々文句を言っているようですが、身内でもなく財団の運営にも携わっていないことから何を言っても無駄でしょうね。
また、橋田壽賀子さんの自宅売却に対して「ママは3年そのままにしておくことを望んだ」などと主張しているそうですが、泉ピン子さんは橋田さんの遺骨の分骨を巡ってウソ疑惑が浮上しているので、ピン子さんの主張が完全スルーされても仕方がないと思います。
なお、石井ふく子さんは週刊女性が先日報じた記事で、「ピン子さんは“嘘つき村の村長さん”なんです」「これ以上、彼女の言動に対しては、あんまり騒がないことにしています」
と語っていて、ピン子さんの主張を聞き入れるつもりはないとみられます。
泉ピン子さんは身勝手な言動によって多くの人が離れていき、9日21時から放送の橋田壽賀子さん追悼ドラマ『ひとりぼっち -人と人をつなぐ愛の物語-』(TBS系)にもキャスティングされておらず、近年仕事が激減しているとの報道が相次いでいますが、それも全て自業自得といったところだと感じますね。