今年も複数のドラマやCM等に出演中の女優・松本まりかさん(36)が、サウナで意識を失い転倒し、顔面骨折の大ケガを負っていたことが分かりました。
20日発売の週刊誌『女性セブン』によると、松本まりかさんは5月7日深夜に、東京都港区内にある芸能人御用達の高級サウナ店で倒れ、緊急搬送されたそうです。
『女性セブン』の取材に店の常連客は、「この店は以前、TOKIOの松岡昌宏さんが脱水症状で倒れ、救急搬送された店でもあります。それだけに『もしかしてまた芸能人?』と詮索してしまいました。ほかの客に話を聞くと、どうやら女性専用ルームで倒れた人がいたようです」
と語っています。
芸能関係者は、「松本さんはサウナから出たときに意識を失ってしまい、崩れ落ちるように倒れ、顔面を強打。緊急搬送され、病院で検査したところ、顔面の骨のうち鼻骨を骨折していることがわかりました」
と明かしています。
松本まりかさんはスタイル維持のために、糖質はほとんど摂取せずに野菜メインの食生活をしているそうなのですが、これに対して周囲から心配の声が上がっていたといい、「松本さんは、グラビアなどの撮影が近づくと撮影が終わるまでほとんど食べ物を口にしないそうです。また、『太るから』と、ドラマの撮影現場でもロケ弁を食べないため、スタッフも体調を心配していました。サウナで倒れたのもダイエットが原因でなる低血糖だったようで、心配は的中してしまいました」
とも芸能関係者が語っています。
『ナビタスクリニック』の山本佳奈医師は、「ダイエットで過度な食事制限をしていると、お腹が空きすぎてクラクラすることがありますが、これは低血糖の症状の1つかもしれません。その状態でサウナに入って、急激な脱水、血圧の上昇や下落を繰り返すと、体に負担がかかりすぎて、“低血糖プラス脱水状態”のような状態を引き起こし、最悪の場合、意識を失う可能性があります」
と解説しています。
『女性セブン』の取材によれば、松本まりかさんは転倒によって顔面骨折したものの、病院で治療を受けて入院することなく帰宅できたそうです。
そして、この報道を受けてネット上では、
- テレビで見てても最近痩せたなぁって思ってたし、顔も疲れてるみたいに見える。
精神的にも真面目で繊細な人なんだろうし、身体に気をつけてほしい。 - 女優なのに顔面骨折!?バラエティで見るとほんとに折れそうにガリガリに細くて、普通で考えたら明らかな栄養不足。
サウナは危ないかもしれないですよね。早く回復しますように。 - 以前テレビで「少しでも体重が増えることは(自分の中で)絶対に許されない」って話してたのを見た。
美について色々話してたけど、良く言えばストイック、悪く言えばちょっと病的だなと感じた。 - サウナは代謝を良くしたいなら分かるけど、ダイエット向きではない。汗をかいて健康的に思えるけど、サウナ出てから水分補給しないと血液がドロドロになることで脳梗塞も起こりやすい。
西城秀樹さんがサウナでダイエットしていて、何度も脳梗塞を起こしてたし - 売れている女優達はパーソナルトレーナーの元でダイエットをしたり、自分でも栄養などを学んでいる方が多いと思う。
自己管理も仕事のうちなの食べないとか無理なダイエットって知識が無さすぎる。 - 友人がダイエットせずとも昔からとても細くて食も細かった。羨ましいと言ったら、「しょっちゅう風邪引くし、治りにくいし嫌だ」と言ってたのを思い出した。
太り過ぎも良くないけど痩せ過ぎも怖いね。女優は見た目が大切だから大変だな、、、早く良くなりますように。 - 糖質制限し水分も摂らずにサウナって自殺行為ですよ。下手すりゃ血栓が出来るし、脳梗塞にもなる危険があるのに。
もう充分スタイルが良いのでダイエットはしない方が良いよね。食べたら動けば良いんだし、無理な食事制限は良くない。
などの声が上がっています。
2018年ごろから「あざとかわいい」として注目を集め、30代半ばで大ブレークを果たした松本まりかさんは現在、大地真央さん主演のドラマ『最高のオバハン 中島ハルコ』(フジテレビ系 土曜23時40分)に出演しているほか、14日スタートのドラマ『向こうの果て』(WOWOW 金曜23時)で主演を務め、深夜バラエティ番組『ひみつのイチバンボシ』(フジテレビ系 水曜24時25分)では初MCを務めるなど、様々な仕事をこなしています。
そんな松本まりかさんは非常にストイックで、仕事の合間を縫ってダンスレッスンやボクササイズ、筋トレをするなど、20代からストイックなトレーニングを継続していると明かしています。
トレーニングを続けている理由については、「(ブレークする前に)他の子はみんな活躍しているのに、私だけ何も頑張っていないと思うのが辛くて。人に評価されなくても、自分で自分を認めてあげるために何か課すべきものが欲しかった。それが運動だったんです。仕事が来た時に常にベストな体と心で挑みたいという思いも、モチベーションに繋がっているような気がしますね」
と語っています。
昨年12月に出版した写真集の撮影前の体作りについて、「フラフラになりながらやっていました。追い込みました。撮影の合間にジムに通うとかストレッチをするとかは常にやっていた」
と明かしています。
他にも、松本まりかさんはお酒を飲んでどんなに酔っ払っていても、絶対にお風呂に入ってから寝るとも語っており、以前からかなり危険な行為もしていることを明かしていました。
そして、サウナで低血糖状態になって意識を失い、顔面骨折の大ケガを負ってしまったとのことですが、過去には西城秀樹さん、TOKIO・松岡昌宏さんが脱水症状で倒れて救急搬送されており、西城さんは命に別状は無かったものの脳梗塞を発症したことで、半身麻痺や言語障害といった後遺症が残ってしまいました。
近年のサウナブームによって女性客も増えているそうですが、サウナは入浴方法を誤れば事故に繋がり、倒れて亡くなってしまう場合もあるだけに、松本まりかさんも今回のトラブルをきっかけに、今後またサウナに入浴する際には注意を払ってもらいたいですし、再び低血糖で倒れないように食生活も改めていってほしいですね。