タピオカドリンク店の経営者を恫喝し、営業妨害行為もした問題で、現在芸能活動を自粛している人気ママタレントの“ユッキーナ”こと木下優樹菜さん(32)を巡り、水面下でさらに騒動が起きていたことを『東京スポーツ』(東スポ)などが報じ物議を醸しています。
事の発端は、10日に『一般社団法人日本アンガーマネジメント協会』が発表した【アンガーマネジメント大賞2019】で、これは怒りの感情コントロールの専門家266人に対して、今年注目された怒りに関する話題についてアンケート調査し、「最も上手く怒りの感情をコントロールした有名人」、「怒りの感情コントロールに失敗した有名人」をランキング形式で発表するものとなっています。
今年で5回目となる【アンガーマネジメント大賞2019】では、「最も上手く怒りの感情をコントロールした有名人」として、嵐・櫻井翔さんが65票を獲得し1位に選ばれています。
嵐が2020年末をもって活動休止を発表した会見で記者から「『無責任』という指摘もあると思うが?」との質問に対して、「我々からの誠意は2年近くかけて感謝の思いを伝えていく期間を設定した。これは我々の誠意です」
と答え、記者の失礼な質問にも怒りの感情を見せず、誠実かつ冷静に対応したことが高く評価されたとしています。
一方で「怒りの感情コントロールに失敗した有名人」には、97票を獲得した木下優樹菜さんが1位に選ばれています。
木下優樹菜さんは、2番目の姉さやかさんが勤務先のタピオカドリンク店の女性店長と揉めていることを知り、ダイレクトメッセージで店長を恫喝、さらにインスタグラムやブログでも店長に対する不満や、店にはもう行かなくていいなどといったことを綴っていました。
<↓の画像は、タピオカ店の女性店長に送った恫喝メッセージ写真>
この問題で木下優樹菜さんは最終的に芸能活動自粛が決定、しかし現在も多くの批判が寄せられており、これまでに築いてきた人気などが崩壊し、芸能界でのポジションを失う危機に瀕しています。
そして、『日刊スポーツ』は10日16時半過ぎに「活動自粛の木下優樹菜がアンガーマネジメント大賞」と題して、【アンガーマネジメント大賞2019】の結果をネット配信し、木下優樹菜さんが「怒りの感情コントロールに失敗した有名人」に選ばれたことを伝えたのですが、この記事はその後削除されました。
<↓の画像は、削除された『日刊スポーツ』の記事写真>
『日刊スポーツ』は11日に改めて、「櫻井翔アンガーマネジメント大賞、会見の神回答評価」と題した記事を配信しましたが、この記事は櫻井翔さんが「最も上手く怒りの感情をコントロールした有名人」に選ばれたことを伝えるのみで、木下優樹菜さんが「怒りの感情コントロールに失敗した有名人」の1位になったことには一切触れていません。
なぜ、『日刊スポーツ』は木下優樹菜さんの記事を削除したのか、その理由は定かではないのですが、東スポの記事で芸能関係者は、「実は大手メディアを含めてニュースとして記事を配信した媒体はあったのですが、すぐさま“消去”。または報じようとしたが、“自粛”した媒体もあった。実はアンガーマネジメント大賞に選出されたことに気づいた木下サイドから『取り上げないでほしい』というお願いがあったのです。」
と裏側を明かしています。
しかし、『日刊スポーツ』の記事はYahooニュースなどにも配信されており、記事を目にしたネットユーザーも多かったことで記事削除が物議を醸し、「木下、事務所とまたやらかしたな」「総出はまだ続くのか…」といった呆れ声も上がっています。
芸能プロダクション関係者は、木下優樹菜さんの事務所側が記事削除を申し入れた理由について、「木下さんは徐々に元気を取り戻していると聞いてますが、世間の目が怖く、今もなかなか家から出ることができないとか。騒動(表面化)から2か月たち、事務所も含めて復帰に向けた動きを模索しているが、少しでも早く世間の記憶が薄れることが大事になってくる。だからこそ『アンガーマネジメント大賞』で掘り返されることを、マイナスと考えたのでしょうね」
と憶測しています。
東スポはこのように木下優樹菜さんの記事が突然削除された裏側を報じているのですが、これに対してネット上では、
- なんで事務所はここまで事務所の看板汚してまでこの人の事守るのか謎
- 事務所の力を見せつけられた案件、逆に反感買ったとも思う
活動自粛発表した途端に、DMの中身まで公開されたので、もう彼女を見捨てたのかと感じた - ベッキー、宮迫然りですが、いろいろごまかし隠そうとするから悪循環になる。
素直に謝罪すれば、軽傷で済むのに、本当に下手だと思います。
いずれも元から良い印象はなかったので、一視聴者としては面白いですが。 - 事務所総出で火消しに走っているのが裏目に出てるね。
矢口真理、ベッキー、酒井紀子など、全盛期はトップアイドルとか出演数1位とか前線で活躍していた人たちすら、賠償金や刑期の禊を済ませた今も元の立ち位置に戻れていないのに。
何のトップでもなく、相手方に謝罪も済ませていないこの人が元通り活躍できるわけないし、いくら期間を置いたって矢口同様いつまでたっても世間は忘れませんよ。 - 仮に事務所からお願いがあったとして、なんでそのお願いを報じる側がいちいち聞いてあげる必要があるの?
木下優樹菜の事務所がそれだけ逆らうと怖い事務所って事?
復帰に向けてマイナスになるから報じないでくれみたいな事務所の圧力を世間が感じてしまう方が、復帰に向けてかえって大きなマイナスだと思う。
などのコメントが寄せられています。
木下優樹菜さんがタピオカ店恫喝問題で謝罪コメントをインスタグラムで発表した際にも、『スポーツ報知』がその話題を伝えた記事を即削除したことが判明しており、さらには民放キー局の情報・ワイドショー番組もこの話題には一切触れず、ネット上では物議を醸していました。
しかし、木下優樹菜さんの所属事務所『プラチナムプロダクション』が、騒動から1ヶ月以上が経過した11月18日に公式サイト上で謝罪コメントを発表したところ、各スポーツ紙やワイドショー番組などもこの話題を大きく報じ、木下さんが謝罪コメントを発表した10月9日に、タピオカ店長に対してこれ以上トラブルを口外しないようにと口止めしていたことも明らかにされました。
各メディアが木下優樹菜さんの話題を完全スルーしていた理由は、事務所側から報道の自粛を求められていたとの話が複数のメディアに報じられており、これによって木下さんや事務所への不信感などがさらに募り、大きな炎上に発展しています。
テレビ番組や大手メディアが報じないことによって、多少このトラブルの認知度は下がるかもしれませんが、今はSNSなどですぐに情報が拡散され、問題行為がバレてしまうことから、大手メディアの報道を抑え込むことは逆効果となり、より大きな反発を生むことになります。
事務所側もそれも理解した上で、現在もこうした報道規制を行っているのかどうかは不明ですが、木下優樹菜さんの恫喝問題は、夫でFUJIWARAの“フジモン”こと藤本敏史さんの仕事にも波及しており、報道規制を続ければ続けるほど夫婦揃ってイメージがさらに悪化し、木下さんの仕事復帰も困難になる可能性が高いため、事務所総出で報道を規制するのは止めた方がいいと思いますね。