『天才!志村どうぶつ園』(日本テレビ系)などのレギュラー番組を持つ大御所タレント・志村けんさん(本名=志村康徳 69歳)が、20日ほど前に倒れて緊急搬送されていたことを週刊誌『週刊文春』などが報じており、再び健康不安説が浮上しています。
『週刊文春』によると、志村けんさんが倒れたという情報が駆け巡ったのは9月20日午後のことで、消防に「下血がある」との通報があり、救急隊が東京・赤坂にある所属事務所『イザワオフィス』に駆けつけ、体調不良を訴える志村さんが緊急搬送されたとのことです。
しかし、事務所側はなぜかマスコミの取材対応には消極だったといい、芸能関係者は事務所側の様子について、「事実関係は認めつつも、騒ぎにしたくないから『報じてくれるな』の一点張り。大事に至らず回復しているという話でしたが、病状などの詳しい説明が無く、深刻な事態を危惧する声も上がっていたのです」
と明かしています。
志村けんさんは3年前の2016年8月に、舞台『志村魂(しむらこん)』の終了後に体調不良を訴え、病院では肺炎と診断されて緊急入院し、これによって予定していた公演を中止する事態となりました。
志村けんさんの知人は、「退院後も顔色が優れず、めっきり老け込んだ姿が話題になったほど。ヘビースモーカーだった志村はこの時以来、タバコを止めています」
と語っています。
その一方で、大好きなガールズバー通いはその後も続け、東京・麻布十番にある行きつけのガールズバー「J」に通い詰め、若い女性たちに囲まれながら朝までお酒を飲む姿が頻繁に目撃されているものの、医師からは飲酒を控えるようキツく言われていたといいます。
医師の言葉もあってか飲酒量は以前と比べると減ったそうで、焼酎1杯を1時間以上かけて飲みながら、チェイサーとして水を飲むことも欠かさず、さらにアップルウォッチで血圧や心拍数をチェックするなど、健康にはかなり気を遣っていたとのことです。
そうした中で、志村けんさんは再び体調不良を訴えて緊急搬送されたそうなのですが、周囲はマジメ過ぎる仕事ぶりを危惧していたといい、志村さんは『天才!志村どうぶつ園』と『志村でナイト』(フジテレビ系)のレギュラー番組2本のほか、年数回放送される特番『志村けんのだいじょうぶだぁ』や『志村けんのバカ殿様』(共にフジテレビ系)に構成から携わっているといい、他にも舞台『志村魂』や『志村けん笑』の公演があり、明らかにオーバーワークだったそうです。
そして、志村けんさんは緊急搬送から約2週間が経過しても公の場には姿を現さなかったほか、インスタグラムの更新も途絶えており、テレビ局関係者は、「親しい人以外は連絡が取れない状況が続いている。予定されている収録が飛んだという話は聞かないが、病状が重いのでは」
と語っています。
『週刊文春』が『イザワオフィス』に問い合わせると、「担当者不在」として回答は得られず、東京都内の自宅も不在が続いており、近隣でもほとんど目撃談が無かったそうです。
しかし、10月7日夜に志村けんさんが麻布十番で飲み歩いている姿をキャッチしたといい、どうやら体調も無事回復して夜遊びを再開したようで、近日中に『志村けんのバカ殿様』の収録が行われる予定とのことです。
志村けんさんが倒れたという話は、ニュースサイト『日刊サイゾー』も9月25日に報じており、記事では別の芸能事務所のマネージャーが、「先週末、突如体調を崩して病院に運ばれたというんです。すでに退院し、回復しているそうですが、8月に明治座での座長公演を終えたばかりですし、話を耳にした時は驚きました。」
と語っていました。
志村けんさんは2013年に自身のブログで、仕事終わりにお酒を飲んだところ激しいめまいに襲われ、薬や点滴などの処置を受けるまでは正常に歩けないほどだったとし、肝臓の数値が高いことから休肝日が必要だと言われたと明かしていました。
それでも志村けんさんはお酒を飲むことを止めず、昨年10月には『女性自身』が志村さんの健康不安を報じ、検査を受けたところ「肝硬変(かんこうへん)」と診断され、このままではガンになる危険があると医師から告げられたという話を伝えていました。
一方で所属事務所関係者は、「今は酸素吸入器を使ったりもしていませんし、肝硬変にもなっていません。たしかに、年齢も年齢ですからね。定期的に病院で検査を受けることもありますし、検査の数字が悪いこともあります。」
などと語り、重病説については否定しています。
それからわずか1年後に、志村けんさんは再び体調不良で倒れて病院に搬送されており、やはり健康状態は決して良いとは言えない様子なので、少しでも長く芸能活動を続けられるように、休肝日もキッチリと設け、もう少し飲酒量なども減らして健康状態を改善してほしいですね…。