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大川宏洋が父親・大川隆法の死語る。総裁後継者は妻・大川紫央? 教団分裂・解体を予想の声も…

幸福の科学・大川隆法総裁が急死、長男・大川宏洋が遺産相続語る。教団を脱会し痛烈批判、兄弟で骨肉の争いへ…

女優・千眼美子さん(旧芸名・本名=清水富美加 28歳)の出家騒動でも話題になった、新興宗教団体『幸福の科学』の創始者・総裁の大川隆法さん(おおかわ・りゅうほう 享年66)が2日午前に急死し、すでに教団から脱会している俳優・映画監督でYouTuberの大川宏洋さん(おおかわ・ひろし 34歳)が週刊誌『週刊新潮』のWeb版『デイリー新潮』の取材に応じ、今後父親の遺産を巡って骨肉の争いが始まる可能性があるとしています。

各メディアの報道によると、大川隆法さんは2月28日に東京都港区内の自宅で倒れ、救急搬送先の病院で2日午前に死亡が確認されました。

死因はまだ明らかになっていないといい、幸福の科学側も詳細を明らかにしていません。

大川隆法さんの訃報が伝えられる前から死亡説等が飛び交っており、長男の大川宏洋さんは1日に自身のツイッター上で、「緊急事態発生 とんでもないことになった」「しばらく仕事の連絡返せなくなります」などと大きなトラブルが発生したことを示唆し、2日に予定していた街頭演説の中止を発表しました。

また、自身のYouTubeチャンネルには【これが最後の動画になるかもしれません】とのタイトルで、今後の自身の活動にも影響を及ぼす大きな事件が起きたこと、今後自身が殺される可能性もあるなどと語っていました。

大川宏洋さんが1日投稿の動画

その後もツイッター上で、「本日以降宏洋がもし急死することがあればそれは他殺です。犯人は99% 大川紫央、咲也加、真輝、裕太、愛理沙あるいはその関係者です。急に連絡が取れなくなったり、約束の時間になっても現場に現れなかった場合はBar三代目のスタッフまでご連絡よろしくお願いします。」とツイートしていました。

<↓の画像が、大川宏洋さんのツイート写真>

そして、2日に大川隆法さんが急死していたことが複数のメディアに報じられ、大川宏洋さんはデイリー新潮の取材に応じ、「私が最初に父の死去について問い合わせを受けたのは、昨日(3月1日)のことです。メディア関係者からの問い合わせでした。そこで宗務本部という隆法の秘書部門のトップに電話をしたところ、『あー、宏洋さんか。ごめん、今は話せないんだ』との返答でした。それを聞いて、私も察しました」と明かしています。

大川宏洋さんはかつて、幸福の科学の理事長を務めていたほか、教団グループの芸能事務所『ニュースター・プロダクション』の代表を務めるなどしていましたが、2017年11月に代表を解任され、2018年から教団批判を開始しており、同年10月には「幸福の科学と完全に縁を切った」と宣言しました。

その後も幸福の科学に対する批判を続け、教団との間で裁判も繰り広げており、デイリー新潮の取材に対して、大川隆法さんが亡くなり寂しくないか問われると「全くないです。父親とも思っていないので。」とキッパリ答えています。

続けて、「私が中2か中3くらい頃にも、隆法は心停止までいったことがあった。私は夏期講習から帰ってきたばかりのタイミングだったのですが、母(元妻・きょう子氏)から『今、生の別れになるかもしれないから』と言われ、山王病院に駆けつけました。その時も、チューブに繋がれた隆法を見て、肉親としての感情はまったく湧きませんでした。このまま隆法が死んだら、自分の受験がどうなるんだろうと考えていたくらいです」と語っています。

そのため、大川隆法さんが急死したいま考えていることは、教団サイドとの今後の裁判、そして遺産相続とし、「いま私が教団側との間で抱えている訴訟は全部で6つあります。私が隆法を訴えている訴訟については、被告が亡くなったことで終わりますが、教団から訴えられている訴訟はどうなるのか。教団といっても、隆法が教団を使って訴えているというのが実態です。隆法の死去で、もう争う理由が亡くなってしまったので、私としては手打ちにしたいところですが……」との思いを明かしています。

遺産争いについては、幸福の科学全体では数百億円の資産があると言われているものの、大川隆法さん個人がどれほどの資産があるのかは不明といい、「隆法は生涯現役といつも言っていて、自分が死ぬとは思っていなかったと思うのです。だから、死後の準備は一切していなかったのではないか。隆法の実の子は、私含めて5人いますが、みんな隆法と仲違いしています。長女は2代目総裁が内定していたんですが、つい最近、地方に左遷させられたと聞いています。私と一番下の妹は脱会。次男、三男は音信不通。後妻で、現在教団内でナンバー2の紫央さんも含め、骨肉の争いに発展する可能性がある。」と語っています。

その上で今後の遺産争いについて、「私には別れた妻との間に子供がいますので、子供のためにも自分の権利についてはしっかり主張していくつもりです」としています。

ただ、遺産争いを巡って自分が誰かに殺される可能性があると危惧し、「一人減れば誰かの取り分が増えることになる」と語り、幸福の科学の今後についても、「幸福の科学は隆法のための教団です。隆法の贅沢のためにお布施を募る。隆法が総理大臣になりたいと言うから、幸福実現党を作る。すべては隆法ありきで動いてきた組織なので、糸が切れた凧状態になる。内部で主導権をめぐる争いが始まる可能性もあります」と指摘しています。

大川宏洋さんはYouTubeでも遺産争いについて語り、現時点では兄弟たちとの連絡が取れていないことを明かし、追って状況を報告していくとしています。

大川宏洋さんが2日投稿の動画

そして、幸福の科学の総裁・大川隆法さんの急死、大川宏洋さんが語った遺産争い等に対してネット上では、

などの声が上がっています。

大川宏洋さんはこれまでYouTubeや著書などで幸福の科学の実態、大川隆法さんの素顔などを告発しているほか、『カルト宗教から国民を守る党』の代表を務め、幸福の科学を母体とする政治団体・幸福実現党を潰さなくてはいけないとも主張しています。

それほど幸福の科学や大川隆法さんを敵対視し、お布施と称した私腹を肥やすための献金集めを糾弾してきたにも関わらず、遺産相続を放棄しないということに正直疑問を抱きますが、兄弟間で今後どういった争いを繰り広げていくのか見ものですね。

また、幸福の科学の総裁後継者争いに関しては、教団のナンバー2のポジション「総裁補佐」を務めている妻・大川紫央さん(おおかわ・しお 37歳)が有力視されています。

ただ、幸福の科学は大川隆法さんの独裁団体だったことからトップがいなくなったことにより、今後分裂して解体へ向かっていくのではと予想する声も少なくないですが、今後の動向に引き続き注目していきたいですね。

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