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車イス・コギーに乗るケンタロウ『男子ごはん』復帰も近い? 交通事故で活動休止も手紙、リハビリ治療の状況は…

小林カツ代の息子・ケンタロウの現在の姿(画像あり) バイク事故で大ケガ、後遺症の高次機能障害はリハビリで改善。

2012年2月のバイク事故で大ケガを負って以降、表舞台から姿を消した料理研究家・ケンタロウさん(本名=小林健太郎 46歳)の近況を11日発売の週刊誌『女性セブン』が報じています。

ケンタロウさんは、料理番組への出演や数多くの料理本を出していた料理研究家・小林カツ代さん(2014年死去 享年76)の長男で、カツ代さんとも度々共演し、事故を起こす前まで複数の料理本などを出版していたほか、2008年4月からはTOKIO・国分太一さんとの冠番組『太一×ケンタロウ 男子ごはん(現・男子ごはん)』(テレビ東京系)にレギュラー出演していました。

<↓の画像は、ケンタロウさんの母親・小林カツ代さんの写真>

<↓の画像は、小林カツ代さんとケンタロウさんが番組共演時の写真>

そうして人気・知名度を上げていた中で、2012年2月4日深夜0時前に東京・新宿の首都高を大型バイクで走行中に、左カーブを曲がりきれずに、高さ1メートルほどの側壁に衝突、その弾みで約6メートル下の道路へ転落しました。

ケンタロウさんはこのような大事故を起こしたものの、幸いにも一命を取り留めたのですが、左大腿骨骨折、右足関節脱臼骨折、顔面骨折、脳挫傷、外傷性くも膜下出血などの重傷と診断され、脳にもダメージを負ったことで記憶や感情表現などに支障をきたす高次脳機能障害、さらに両手足のマヒなどが後遺症として残りました。

事故後はしばらく寝たきりで、高次機能障害の影響で当初は言葉も上手く話せず、食事もチューブで摂取するという状態にあったのですが、『女性セブン』によれば、妻でフードスタイリスの大谷マキさん(43)の献身的なサポートや、ケンタロウさんの懸命なリハビリによって症状はかなり改善されているようです。

<↓の画像は、2015年に『女性自身』が撮影したケンタロウさんや大谷マキさんの写真>

近隣住民はケンタロウさんの回復ぶりについて、「以前は車イスの上でグッタリしたまま。会話はおろか、表情もほとんどなく、コミュニケーションすらとれなかった。それが…奇跡ってあるんだって、涙が出そうになります」と語っています。

劇的に改善した理由は3つあるといい、その1つは懸命なリハビリだとケンタロウさんの知人が明かしており、「茨城県内にあるリハビリ施設に遠征することもあるそうです。そこでは1日8時間ものトレーニングをこなしているようです」と語っています。

<↓の画像は、『女性セブン』が撮影した現在のケンタロウさん、大谷マキさんの写真>

2つ目はケンタロウさんが普段乗っている車イスにあるといい、ケンタロウさんが乗っているのは「コギー」と呼ばれる足元にペダルが付いているタイプで、少しの力でもペダルが回転するため、自分で移動するということに喜びを感じられ、それが自身に繋がっていくそうです。

3つ目は妻・大谷マキさんの献身的なサポートで、ケンタロウさんとマキさんは2010年に結婚し、それから2年後には事故に遭っており、この事故を受けて神奈川県葉山町から病院の近くへ引っ越し、2013年6月に退院して以降も、マキさんが自宅でリハビリを支え続けているといいます。

この報道に対してネット上では、

などのコメントが寄せられています。

ケンタロウさんの現在の回復ぶり、大谷マキさんの献身的サポートについては、今年4月と5月にも『週刊女性』によって報じられており、病院を退院する頃には介護スタッフに支えられながら少しだけ歩けるようになり、片言ながらも少しだけ会話も可能な状態になったそうです。

<↓の画像は、『週刊女性』が撮影のケンタロウさん、大谷マキさんの写真>

また、ケンタロウさんが乗っている「コギー」というペダル付きの車イスは、脳梗塞を患った人を対象として当初製作したといい、足が不自由な方がリハビリも兼ねて乗る車イスとのことで、脳梗塞などによって片マヒとなり、片足が動かない状態でも、「右足を動かすと左足が動く」という身体の自動反射を利用して両足を動かすことができるため、良い効果をもたらす可能性があるようです。

<↓の画像は、車椅子に乗るケンタロウさんの写真>

こうした車イスに乗りながら日々近所を散歩したり、茨城県内にある施設でトレーニングを行っているといい、その施設についてケンタロウさんの知人は、「すべての障害に対応できるように、医師、栄養士、歯科医、作業療法士、理学療法士などがチームを組んでリハビリに取り組んでくれる施設だと聞いています。そこで食べ物を飲み込む、咀嚼するなど日常生活に直結する訓練をしているのでしょう。“噛む”という行為は、記憶回復にもつながりますからね」と語っています。

このように現在もリハビリに励んでいるケンタロウさんは今年4月、『男子ごはん』が放送開始から10周年を迎えたことを受けて番組にコメントを寄せていました。

その手紙では、「勝手に事故ってごめん。太一くん10周年ありがとう。心平ちゃん途中からごめんね。気がついたら6年もたっちゃったけど、残念ながらまだ短パン男子にチューニングが合っていないんだ。今やすっかりテレビの向こう側の人とこっち側の人って関係だけれど、2人の男子ごはんをテレビで見られてうれしい。」などと綴られており、最後には「絶賛リハビリ中。ケンタロウ」と記されていたのですが、名前部分だけは手書きとみられる文字となっていました。

<↓の画像が、ケンタロウさんが番組に寄せた手紙の写真>

『女性セブン』が今回報じた記事ではテレビ東京関係者は、「番組スタッフも国分さんも栗原さんも、本気でケンタロウさんの復帰を待っています。これもまたリハビリのモチベーションになっているのではないでしょうか」と語っているのですが、4月に10周年を迎えた際にも国分太一さんは、「今後ともケンタロウさんと一緒に3人で頑張っていきますので、宜しくお願いいたします」と視聴者に挨拶していました。

小室哲哉さんの妻で『globe』のボーカル・KEIKOさんも2011年にクモ膜下出血で倒れ、手術は無事に成功して一命を取り留めたのですが、高次機能障害が後遺症として残りました。

その後は懸命のリハビリなどによって症状が回復し、会話したり、歌唱することができるようになっています。

ケンタロウさんの場合は頭だけでなく、両手足のマヒも後遺症として残っているとのことから、かなり深刻な状態かとは思うのですが、あの事故から早6年が経過し、懸命なリハビリによって着実に良い方へ向かっているようなので、引き続き周囲に支えてもらいながらリハビリを頑張ってほしいですし、可能であればいつかまたテレビ出演してもらいたいなと思います。

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