寺島進がオフィス北野退社決定、新事務所に移籍へ。理由はビートたけし独立後のお家騒動、マネージャー激減で仕事に影響も…
人気コワモテ(強面)俳優の寺島進さん(てらじま・すすむ 54歳)が、今年11月末をもって所属していた芸能事務所『オフィス北野』を退社し、12月に『ジャパン・ミュージックエンターテインメント』へ移籍することが明らかになりました。
寺島進さんは事務所を退社するにあたって、“育ての親”として尊敬しているビートたけしさん(本名=北野武 71歳)にもすでに挨拶を済ませているとのことです。
『オフィス北野』はビートたけしさんが設立した事務所だったのですが、事務所内でのトラブルが原因で今年3月にビートたけしさんが独立し、その後はたけし軍団のメンバーを中心とした新体制のもとで事務所の縮小など図っている最中なのですが、マネージャーら社員の退社が相次ぎ、マネージャーの人数は15人から5人にまで減ってしまいました。
これによって、「人数的に仕事を回すのが難しく、しっかりしたマネジメントができない状態」になったことを理由に、寺島進さんは『オフィス北野』を退社することを決意したとのことです。
なお、5月18日付で新たに、たけし軍団のメンバー・つまみ枝豆さん(本名=青木隆彦 60歳)、ダンカンさん(本名=飯塚実 59歳)が取締役に就任し、森昌行社長とビートたけしさんについても取締役として名前を残しています。
<↓の画像は、取締役に就任したつまみ枝豆さん(左)、ダンカンさん(右)の写真>
寺島進さんの事務所移籍をスクープした『スポーツニッポン』(スポニチ)の報道によると、5月下旬に寺島進さんから「今後のこともあるので身の振り方を考えたい」という申し出があり、その後に森昌行社長らと話し合いをしたといいます。
<↓の画像は、ビートたけしさんと森昌行社長の写真>
周囲の話によると、寺島進さんはこれからが俳優として大事な時期で、ベストな道を選んでほしいという思いなどから、森昌行社長は快く移籍に応じた形だといい、6月下旬には正式に『オフィス北野』を退社することが決定し、12月1日付で『ジャパン・ミュージックエンターテインメント』へ移籍することになったとのことです。
ちなみに、『ジャパン・ミュージックエンターテインメント』は、大手芸能事務所『渡辺プロダクション』(通称:ナベプロ)の元マネージャーだった藤岡隆会長が設立した事務所で、同事務所にはユースケ・サンタマリアさん、篠原涼子さん、谷原涼介さん、鈴木杏樹さん、芳根京子さん、千葉雄大さん、元フジテレビの“カトパン”こと加藤綾子アナウンサーなど、数多くの人気タレントが所属しています。
スポニチの取材によれば、寺島進さんは秋に放送されるドラマにメインキャストとして出演することが決定しており、そのドラマを最後に事務所を退社するそうです。
そして、この報道に対してネット上では、
- たけしと寺島進が居なかったらもうこの事務所無理だろ
- オフィス北野は終わってしまうかもね。でも寺島さんはこれからもどんどん活躍してほしいし、これは仕方ないことだと思う。
- これは仕方ないね。良い俳優さんだし、違う事務所へ移籍してちゃんとマネジメントしてもらって良い演技がみたい
- 義理と筋は通してから独立する。さすが寺島のアニキだと思いました。森社長もたけしさんも応援してくれるでしょうね。移籍先はアンフェアで共演された篠原涼子さんの事務所なんですね。さらに幅広いご活躍を祈っています!
- 寺島進が辞めたら稼げる人が誰もいなくなるが大丈夫か?ところでオフィス北野の社名変更は何時なんだろう?
などのコメントが寄せられています。
寺島進さんが事務所移籍する可能性は以前から囁かれており、6月に週刊誌『女性自身』が報じていた記事では、たけし軍団が森昌行社長のことを執拗に責めるなど、吊し上げにしていたことに対して寺島さんは不快感を募らせていたことを伝えています。
また、ビートたけしさんが次期社長としてつまみ枝豆さんを指名したことで、寺島進さんは「つまみ枝豆が社長になるのなら、事務所を移籍する」と宣言していたことも報じていました。
同誌の取材に対して森昌行社長は、「私は寺島さんと定期的に電話などで話していますが、彼から“移籍したい”という言葉を聞いたことはありません。」と否定した上で、お家騒動に巻き込んでしまったことは申し訳ないと思っていると語り、4月以降に社員が約30人も退社してしまったことによって、マネージャーが仕事現場に付いていくことができず、1人で現場に行くことも増えていると明かしていました。
このような現状を明かした森昌行社長は、「今は寺島さんも不平不満を口にすることなく『自分は、やるべき仕事を淡々とこなすだけ』と言ってくれています。ただ今後、彼が俳優としての仕事を全うできないような状態になってしまった場合は……。そういった(移籍という)決断をしたとしても、私も驚きません」
とも話していました。
寺島進さんは、自身のことを一人前の俳優に育て上げてくれたビートたけしさん、さらにこれまでサポートをしてもらった森昌行社長に対しては強い恩義を感じており、事務所移籍を決意するまでには色々と考えたのではないかと思います。
しかし、『オフィス北野』に所属した状態では今後が不透明で、俳優としての仕事が大きく減ってしまう可能性もあり、プライベートでは2009年11月に当時28歳の一般女性と結婚し、2010年6月に第1子となる長女、2015年3月には第2子となる長男が誕生し、家族を養っていくためにも賢明な判断だったと思います。
寺島進さんはコワモテ俳優として、裏社会を描いた作品だけでなく、ジャンルを問わずコメディ作品にも数多く出演しており、役者として高い評価を受けている方なので、12月以降には新事務所で心機一転、さらに活躍する姿を見せてほしいですね。
ちなみに、お家騒動後に『オフィス北野』を離れたタレントは多くおり、寺島進さんの他に、マキタスポーツさん、プチ鹿島さん、サンキュータツオさん、米粒写経・居島一平さん、ラッパーのダースレイダーさん、お笑いコンビ『馬鹿よ貴方は』、ものまね芸人のジャッキーちゃんさん等が、他の芸能事務所へ移籍しています。
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- https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2018/07/30/kiji/20180729s00041000287000c.html
- https://jisin.jp/entertainment/entertainment-news/1636108/