「右ひじ左ひじ交互に見て」というリズムネタなどで知られるお笑いコンビ『ザ ツネハッチャン』（旧コンビ名：2700）の八十島宏行さん（やそしま・ひろゆき 本名＝八十島弘行 34歳）が、芸能活動を休止していることが明らかになりました。
これはニュースサイト『サイゾーウーマン』が報じているもので、現在療養のため活動を休止しているといい、そのため5月9日からツイッターの更新などもストップしているほか、出演予定だった舞台も複数キャンセルし、関係者やファンからは心配の声が上がっているとしています。
＜↓の画像が、ザ ツネハッチャン（元2700）・八十島宏行さんの写真＞
『ザ ツネハッチャン』は2008年2月に結成し、同年のコント日本一を決める大会『キングオブコント』で決勝進出を果たし、3年後の2011年には『THE MANZAI 2011』の認定漫才師に選出されたほか、同年の『キングオブコント』では準優勝を果たしました。
八十島宏行さんが口ずさみ、相方の“ツネ”こと常道裕史さん（つねみち・ひろし 35歳）がダンスを披露するというリズムネタや歌ネタをメインとし、一時期大きな注目を集めました。
＜↓の画像が、相方・ツネさんの写真＞
しかし、大ブレークとは至らず微妙な状況が続き、バラエティ番組『ピラミッドダービー』（TBS系）の企画で有名占い師にコンビ名などを占ってもらったところ、それまでの『2700（ニセンナナヒャク）』というコンビ名だとブレークするのは50年後だと言われたため、昨年8月から『ザ ツネハッチャン』に改名し活動していました。
こうした経緯でコンビ名を変更し、それから1年足らずの今年5月ごろから八十島宏行さんに異変がみられ、ある芸人によると、SNSの更新が突然ストップしただけでなく、出演予定だった舞台が次々にキャンセルとなってしまい、八十島さんと親しい芸人からも「八十島と連絡が取れない」という声も上がるなどし、一時お笑いファンらの間では失踪したのではないかという噂も囁かれていたといいます。
ちなみに、八十島宏行さんはプライベートで2009年6月に結婚しており、同9月には子供が誕生していることを報告していました。
前出の芸人によると、相方・ツネさんとの不仲説やコンビ解散説も囁かれる事態になっていたといい、その理由については、「Twitterのアカウントを見ると、常道は肩書を『ザ ツネハッチャン』にしているのに対し、八十島は『2700』のまま。双方の足並みがそろっておらず、また常道も八十島の現状について、周囲に詳しく説明していないことから、こうしたウワサが飛び交うようになってしまったんです」と明かしています。
＜↓の画像左が八十島宏行さん、右がツネさんのツイッタープロフィール＞
そして、所属事務所『吉本興業』に八十島宏行さんが活動休止理由や、噂の真相を確認したところ、ツネさんとのコンビ不仲説、失踪疑惑などは否定し、詳しい病名などについては伏せた上で、「昨月、八十島本人からの申し入れがあり、芸能活動を一時ストップして治療に専念することとなりました。周囲や家族にも支えられ、現在は自宅から定期的に病院に通院していると聞いています。関係者やファンの方々には申し訳ありませんが、復帰まで今しばらく時間をいただければと思います」
と、現在病気療養中であることを明らかにしたとのことです。
八十島宏行さんのツイッターを見てみると、5月9日の最後の更新でも大好きなパチスロのことについてツイートしており、これといって特に変わった様子は見られないのですが、それから4日前の5月5日には、「最近少し疲れ気味」「スケジュール見てビビった 10日間たっぷり仕事ない。。不動産屋でも始めるか。。」と、体の疲労を明かし仕事の少なさを嘆いていました。
その一方でツネさんは、昨年11月から『THE CHINTAI』という不動産賃貸業を始め、この仕事も副業ではなく本業のつもりで取り組んでいくと宣言しており、公式サイトなども立ち上げています。
＜↓の画像が、昨年から不動産賃貸業を始めたツネさんの写真＞
また、吉本興業所属のタレントを対象に行っている坂道シリーズ第3弾『吉本坂46』のオーディションを受けるなど、ツネさんは新たな活動にも力を注いでおり、SNSだけを見ると2人には温度差を感じる部分もあります。
『ザ ツネハッチャン』に改名してからは、コンビでテレビ番組に出演することがさらに減っているように感じられますし、それぞれがソロ活動や副業などに力を入れているため、このままコンビ解散となってしまいそうな気もします。
八十島宏行さんの病気というのは果たしてどういったものなのか、うつ病などの精神的な病気なのか、それとも内臓系の病気なのか、現時点で詳細が明らかにされていないため何とも言えないのですが、体調が回復した後には、また新たなネタを作って『ザ ツネハッチャン』としてブレークできるように切磋琢磨してほしいなと思いますね。