俳優の隆大介さん(本名=張明男 58歳)が21日、台湾の台湾桃園空港の入国審査にて、管理官に入国カードの記入を求められた際に暴力を振るい、左足を骨折させるケガを負わせていたことが明らかとなりました。
隆さんは機内の食事の際、飲酒していたことから、この時は酒に酔っていたとされ、中国時報では管理官をののしる姿を映像で報じています。
(↓の画像が、暴行事件を起こし拘束されている隆さんの写真)
所属事務所の発表によると、「3月21日プライベートの旅行で一人で台湾に向かい、夕刻に台湾桃園空港に到着しました。税関出口にて台湾入国カードの提出を求められるも不所持であった為、その場にて記入を求められましたが、係員と口論、もみ合いになり、騒ぎを聞きつけ駆けつけた空港職員数人に取り押さえられ、傷害と公務執行妨害(日本的には)の容疑で拘束中です」と説明しています。
隆さんは、1980年に公開された黒澤明監督の映画医『影武者』で織田信長役を演じてブルーリボン賞新人賞を受賞し、その後『踊る大捜査線 THE MOVIE』、『臨場』、NHK大河ドラマ『平清盛』や『軍師官兵衛』等数多くのドラマや映画に出演している俳優です。
これにネットでは、
- 言いたくないけど、こういうところで血がでてしまうのかなって。
- こうした事件を起こしてしまうんだから、嫌韓が広がるのは当然だと思いますよ
- 確かに外国に行くたびに横柄な入国係官に出会うが、その時に自分の主張を冷静にしかも英語で主張できるかがカギとなる。
- 防犯上、機内での酒の提供は止めた方が良い。酒癖の悪い人が、このような行為をして関係者や一般の旅行者に危害を加える可能性もあるので。酒癖が悪い人が一番いけないのだろうけど、酒を提供した航空会社も少しは考えたほうが良いと思う。
- 官兵衛で休夢役でしたよね韓国籍なのは判ってたけど、、、印象が良かったゆえ残念でなりません。
などのコメントがありました。
もしかすると管理官の態度にも問題があったのかもしれないのですが、暴力を振るうというのはいかなる理由があってもダメなことで、俳優として活躍して知名度の高い方がこのような暴行事件を海外で起こし、海外メディアにも大々的に報じられてしまったことが非常に残念です。
そして、一部で報じられている記事によると、隆さんは2016年公開予定のマーティン・スコセッシ監督の新作映画『サイレンス(原題) / Silence』の撮影のため台湾を訪れたそうなのですが、この事件の影響によってもしかすると降板の可能性もあるかもしれないですね。