昨年10月から芸能活動を休止していた俳優・伊藤健太郎さん(24)が30日に、公式ファンクラブ『GOLONDRINAS(ゴロンドリナス)』を発足させ、主演舞台が決定したことなどを発表しました。
伊藤健太郎さんは24歳の誕生日を迎えた6月30日にファンクラブを発足、公式サイトを公開し、「再始動・主演舞台決定!」と題して、配信予定の主演舞台公演が決まったことを発表しており、ファンクラブ会員先行チケット予約受付など、詳細に関しては順次お知らせするとしています。
また、7月19~25日に東京・南青山で開催の写真展『Sotano de las Golondrinas―ツバメの洞窟』について、7月19日19時から全国配信することも発表しており、「伊藤健太郎が展示写真の解説をしながら回廊します。撮影時の様子や思いを健太郎本人の言葉でお届けします」と告知しています。
なお、伊藤健太郎さんのファンクラブ『GOLONDRINAS』は、年会費が「税込み6,600円」で、会員特典は「会員限定誌 総ページ数110ページ『GOLONDRINAS JOURNAL』」、「チケット先行受付」、「ファンクラブ限定イベント」、「ファンクラブ限定グッズ購入」、「会員限定オリジナルWEBコンテンツ(ブログ、写真・動画など)の閲覧」とされています。
伊藤健太郎さんはファンクラブ発足前に更新したインスタグラムで、「僕が起こした事で多くの方々にご迷惑をお掛けし、ご心配をおかけしました。」と謝罪し、「謹慎中、僕を支えてくれたのはファンの皆様から頂いた沢山の手紙でした。本当に感謝しています。これから少しずつでも恩返しさせていただきたいと思い、明日、6月30日にofficial FCを発足することになりました。」
と告知していました。
ファンクラブの名称については、「『GOLONDRINAS-ゴロンドリナス』。これは『燕の雛』という意味です。なぜこの名称にしたかというと、もともと僕は『燕』という鳥が大好きで、『幸運の鳥』とも言われています。FCの名称を考えるにあたって、これからは自分を応援してくれる人達、自分の周りにいてくれる人達に『幸せ』を運べるような人になりたいと思いました。ただ、自分はまだまだ雛であると実感し、この名称に決めました。」
と説明しています。
そして、伊藤健太郎さんのファンクラブ発足、芸能活動再開発表などを受けてネット上では、
- おかえりなさい。ずっと応援してます
- 頑張りましょう。応援します。
- ファンクラブ、主演舞台、写真展 復帰ルートをガチガチに固めてきた感じ
- 舞台なら好きな人だけお金払って見るものだしね。もうちょっと中身が成長してから復帰したほうがいいとは思うけど。
- 事故のお相手が了承して復帰するのはいいとしても、なんでこのタイミングでファンクラブまで発足させたんだろう…
- 事務所も事務所だと思う。まだ早いんじゃないの?
- やり直すチャンスは与えるべきだけど早くない?しかも主演や写真展って…。
この人反省してるように見えないから応援する気にはなれないな。 - 見たくなくても目に入ってくる地上波じゃなくて、「舞台」だからいいと思う。伊藤健太郎を見たい人が見ればいいだけだし。
事故で当て逃げされた経験のある自分にとっては、一生地上波には出て欲しくない。(目に入れば、嫌なことを思い出すので) - 本人の希望というより事務所の判断なんだろうけど、なんだかなぁ…。
罪を許す許さないは当事者間の問題として、社会的にも不起訴にはなったものの、元々のファン以外の世間の印象は全く好転してないと思うけどな。
あのインタビューの後だもんな。ファンクラブだ主演だと本人が中心に立つ活動には、まだ早すぎるんじゃないか?
などの声が上がっています。
伊藤健太郎さんは昨年10月28日に、東京都内で自動車を運転中に2人乗りの中型バイクと接触する事故を起こし、バイクに乗っていた男女に骨折などの重軽傷を負わせるも、直ちに救護することなく現場から立ち去ったとして、自動車運転処罰法違反(過失傷害)と道路交通法違反(ひき逃げ)の容疑で逮捕されました。
この事件では被害者との間で示談が成立し、相手側が処罰を望まなかったことや、ひき逃げ容疑は犯意が認められなかったことから、今年3月25日付で不起訴処分となりました。
それから3ヶ月以上経っての再始動となり、多くのファンたちからは歓喜の声が上がっており、ファンクラブ発足前に更新したインスタグラムの投稿には、7万件以上の「いいね!」がされるほどの反響を呼んでいます。
一方でファン以外からは、復帰が早すぎるとの声や、俳優復帰作が主演舞台ということで物議を醸しており、所属事務所の対応も甘すぎると非難されています。
伊藤健太郎さんは交通事故を起こす前後に、週刊誌『週刊文春』などによって様々な悪評を報じられ、そうした報道でもイメージが悪化し、不起訴処分となってから受けたインタビューでは事故について、言い訳に聞こえる説明を行ったことで猛バッシングを浴びています。
そうした中で活動再開を発表し、あの事件から1年足らずでの復帰となることから、今後もしばらく批判は続くと思いますが、これまでの行動を反省し、今もなお応援してくれるファンを大事にしながら、これからの活動で少しずつ信用を取り戻せるよう頑張ってほしいです。