ホテルでの性加害疑惑を巡り、女性芸能人から準強制性交罪容疑で刑事告訴され、これに対して虚偽告訴で逆告訴するだけでなく、約2億円の損害賠償を求めて民事提訴したサッカー日本代表・伊東純也選手(30)が、弁護士を通じてWebマガジン『現代ビジネス』(講談社)にコメントを寄せ、裁判を起こした理由を初告白しています。
元テレビ朝日法務部長の西脇亨輔弁護士の取材に対して、伊東純也選手の代理人・加藤博太郎弁護士は「告訴状には、客観的な証拠がほぼなかった」と語り、実際に女性側からの告訴状に添付された資料には、女性の言い分を記した陳述書や、心の傷に関する診断書はあったものの、部屋で録音した音声や映像など、性加害を証明するような客観的証拠は見当たらなかったとしています。
そして、伊東純也選手は弁護士を通じて現在の様子を明かし、「とにかく日本のニュースはできるだけ見ています。ネットの反響も含めて」「身に覚えのないことを言われてアジアカップも離脱となってしまい、本当に無念でした」
と答えています。
性加害疑惑によってスポンサーが離れ、アジアカップの途中で日本代表からも離脱することになったものの、所属するフランスのクラブ『スタッド・ランス』はまだ疑惑の段階として経緯を見守る姿勢を見せ、伊東純也選手は代表を離脱後すぐチームに合流し、試合にも出場し活躍しています。
それによって当初は憔悴していたものの、徐々に精神的にも安定してきたといい、「日本の方々が無実を信じてくれて、応援してくれていると思える時がある。日本のメディアを見ていて『自分を信じてくれている人がいる』というところに、何とか元気をもらっています」
と語っています。
また、女性の刑事告訴に対して逆告訴するだけでなく、2億円超えの損害賠償請求訴訟も起こした理由については、「今後、同じようなことが起きるのを防ぎたいという思いです。事実ではないことを突然言われて追い込まれ、お金を請求されるということを将来に向けて防ぐため、自分は先陣を切りたい。こんなことは、自分でもう最後にしたいんです」
との思いを明かしています。
加藤博太郎弁護士によると、「有名スポーツ選手が、大きな大会の直前などに突然身に覚えのないことを言われてお金を請求され、対応に困るケースがしばしばある」という話をスポーツ関係者から聞いたといい、今後こうしたトラブルを無くしたいとの思いから協議の末に、まずは2億円の損害賠償を求めて提訴したそうで、「虚偽の訴えには毅然とした態度をとりたい。きっちりと結論を出したいと思っています」
と伊東選手はコメントしています。
これに対してネット上では、
- 性加害の証拠は女性が週刊誌に言っている事だけ。早めに不起訴になって欲しい。
- 伊東側にも客観的証拠ないやん 出してきたものは全部印象操作する目的のものばかりだし
- 伊東純也が勝つことを願っている 代表には絶対に必要
- 松本人志も伊東もやってないなら表舞台に出て会見なりしろ
- 新潮が二の矢三の矢ほのめかしながら何もなし 現代は西脇署名記事からさらに二の矢を繰り出した
新潮はこのままサッカーファンの批判を受け入れるの? 伊東が嘘ついてるなら反証記事出してサッカーファンを黙らせてみろよ - 自分が被害者みたいなこと言ってるけど大丈夫かね
- 結局したのかどうかちゃうの? 不倫が発覚してスポンサー切られるのは有る話やん
- 結果は両方とも証拠不十分で不起訴と予想する 結局、伊東は性加害をしたかもしれないし、してなかったかもしれないという極めてグレーな結果になるかと
- 証拠がなくても無実とは限らないし、発言に一貫性がないような・・・当初は性交の同意があったことが問題だったはずなのに、途中から嵌められただの根本的に否定し始めたのが気になる
などの声が上がっています。
加藤博太郎弁護士は先月、民事提訴した際にも報道陣の取材に応じ、逆告訴をしてから民事提訴するまでに間が空いた理由について、「先方が提出した告訴状の女性の住所が偽物というか、そこに住んでいなかった。住民票も取れなかった。その調査のために時間を要してしまった」
と明かしていました。
それに続いて西脇亨輔弁護士は、被害を主張しているAさんの知人男性が、同じく性被害を訴えているBさんに事情を聞いた際の音声データも入手し、その内容を公開しているのですが、Bさんは週刊新潮で男性トレーナーから性的な行為をされたと主張しているものの、ホテルの部屋で男性トレーナーと一緒に寝ていたのか問われると、Bさんは「1人でぐっすり寝てたと思う」と否定していたといいます。
また、伊東純也選手からの性被害を主張するAさんは、伊東選手と関係を持ったという話はしていたのか問われると、そういう話はしていなかったと答えていたそうです。
こうした情報から女性側の主張は、完全なでっち上げなのではないかとの見方が強まっており、当初と比べると伊東純也選手への批判はかなり減っている印象で、ホテルで性的な行為自体していなかったのであれば、今後これ以上のダメージを受けることなく、早々に代表復帰も実現するかもしれません。
ただ、女性側がずっとダンマリを続けているのも非常に気になるところですし、元TBS記者のジャーナリスト・武田一顕さんによれば、週刊新潮が第1報を出した後に取材したところ、「一般論から言うと二の矢、三の矢がある」と話ていたとテレビで明かしており、女性側が用意している証拠次第で今後また状況が一気に変わる可能性は十分あるので、今後新たにどういった情報が出てくるのかに注目したいです。