昨年12月に、大麻所持の罪で懲役1年・執行猶予3年の有罪判決を受けた俳優・伊勢谷友介さん(いせや・ゆうすけ 45歳)が、大麻事件後初めて自身のツイッター、インスタグラムを更新し、活動再開を匂わせるメッセージを投稿したことで大きな注目を集めており、ネット上では様々な声が上がっています。
伊勢谷友介さんは、「Iseya, Unleashed…”Sause of Happiness” Coming soon.」(伊勢谷、解き放たれる…。“幸福のソース”近日公開)と綴り、約30秒の動画を公開し、バイクやスノーボードなどをする姿を披露しています。
<↓の画像は、伊勢谷友介さんのツイート写真>
- 伊勢谷友介さんが公開の動画(Twitter)
この投稿に対してファンからは、「おかえりなさい!」「待ってました」「最近でいっちばん嬉しい」などと歓喜の声が上がっている一方で、ファン以外からは、
- 魅力ある役者ではあるが、犯罪を犯したのであれば、執行猶予中は謹慎するべき。
- 需要はあるの?入手ルートも黙秘だしイメージ悪い。
- 多趣味な方だから芸能界じゃなく他の仕事で頑張れば
- 全く反省してないと思う。大麻、DVは繰り返されるでしょう。芸能界に不必要
- 反省の色はなし!元々悪いとは思ってなかった節もあるからなぁ。。いい役者ではあるけど、一般人ならホント詰んでてもおかしくない。芸能界って甘いというか、ずれてると言うか。。。
- この人をやたら演技派とか言う人もいるけど、全くそんなこと思った事ないわ。むしろ大根すぎてみてらんないイメージ。
役者として声が致命的に子どもぽく高くて無理!スポンサーも怖くて今後使えないんじゃない?
この程度の代わりなんていくらでもいるでしょ。何も代表作ないし
などと否定的な声が多く上がっており、賛否両論となっています。
伊勢谷友介さんは昨年、東京都内の自宅マンションで乾燥大麻約13.17グラムを所持していた罪で逮捕、起訴され、昨年12月の初公判では26~27歳のころから大麻を入手し、断続的に使用していたことが明らかにされました。
弁護側によれば、伊勢谷友介さんは一般人がお酒を飲むように、リラックスを目的に大麻を使用していたといい、逮捕される2~3日前にも知人から約20グラムの大麻を約10万円で購入したとのことでした。
しかし、具体的にどこの誰から大麻を購入したのかは明らかにせず、その理由を問われると、「僕としては(この犯罪が)誰かを傷つける犯罪だとは思っていない。知人を世の中に晒すことが必要だとは思えない」などと語っていました。
検察側もこれを問題視して懲役1年を求刑し、判決公判では懲役1年・執行猶予3年の有罪判決が下されました。
それから4ヶ月後の今年4月に、伊勢谷友介さんは雑誌『週刊文春CINEMA!』の独占インタビュー取材に応じ、逮捕時の状況を赤裸々告白したほか、今後の芸能活動については、「今の私は社会に何かを発信してよい立場にはないと思っています」とした上で、「ご迷惑をお掛けした方への償いができたことが大前提ではありますが、もし許されるなら、俳優として活動したいという思いはあります」
と活動再開への意欲を明かしていました。
ニュースサイト『NEWSポストセブン』によると、伊勢谷友介さんは事件後しばらく親族宅に身を寄せ、今年の春先に自宅へ戻ったそうで、8月には平日の昼下がりに、高級マンションからタンクトップにハーフパンツ姿の伊勢谷さんが姿を現し、スケボーに乗って出かける姿をキャッチしています。
そんな伊勢谷友介さんに直撃取材を行ったところ、「すいません、いまは私の口からお話できることはないんです……」と語るのみで、今後の活動については明らかにしなかったといいます。
伊勢谷友介さんは大麻事件で逮捕された昨年にも、映画『とんかつDJアゲ太郎』、『十二単衣を着た悪魔』、ドラマ『未満警察 ミッドナイトランナー』(日本テレビ系)などに出演し、今年も事件前に撮影した『るろうに剣心 最終章 The Final』や『いのちの停車場』に出演するなど、数多くの作品に出演する人気俳優でした。
しかし、大麻事件に関連して過去に報じられた恋人女性へのDV疑惑も蒸し返され、大麻事件以上にこの“癖”が問題視され、ネット上で大炎上騒動に発展していたことから、今後またテレビドラマや映画に出演するのは難しいのではとも言われています。
ただ、『Netflix』など外資系の動画配信サービスのオリジナル作品ならば出演できる可能性は高いとされ、『電気グルーヴ』のピエール瀧さんも2019年9月に、コカイン事件で懲役1年6ヶ月・執行猶予3年の有罪判決を受けたものの、今年6月から『Netflix』で配信のドラマ『全裸監督2』に出演していました。
そのため、伊勢谷友介さんもネット配信作品などで俳優活動を再開、表舞台に復帰となる可能性は十分ありますが、果たして今後どのような展開を迎えるでしょうかね…。