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三浦春馬が首吊り自殺の背景、うつ病説も真相は…ドラマ・映画出演予定も急死で報道が交錯

三浦春馬が死去でアミューズがコメント。自殺の理由巡り憶測、誹謗中傷が原因説も…ツイッター炎上、賀来賢人が意味深投稿

人気俳優・三浦春馬さん(享年30)が18日に自宅で急死し、所属事務所『アミューズ』が公式サイト上でコメントを発表しました。

『アミューズ』はファンや関係者に向けて、「弊社所属の三浦春馬が、2020年7月18日に亡くなりました。ファンの皆様、関係者の皆様におかれましては、ご心配、ご迷惑をお掛けしておりますが、詳細に関しましては、現在確認中であり、改めてご報告させていただきますので、何卒ご了承の程宜しくお願い申し上げます。」としています。

現時点ではまだ死に至った経緯、動機などは明らかになっていませんが、三浦春馬さんは17日までドラマの撮影に参加し、その時点では特に変わった様子は無かったそうです。

しかし、18日朝から予定していたドラマ撮影の現場に来ず、連絡もつかなくなっていたため、マネージャーが東京都港区海岸にある自宅マンションを訪ねたところ、クローゼットで首吊り自殺を図った状態の三浦春馬さんを発見、搬送先の病院で死亡が確認されたと各メディアに報じられています。

週刊誌『週刊新潮』のWeb版『デイリー新潮』の記事では、警視庁関係者が三浦春馬さんについて、「マンションの1室で、クローゼットの取っ手にヒモのようなものを結び、そこに首を引っかけた状態で亡くなっていたそうです。仕事現場に現れず、連絡が取れないことを不審に思った三浦さんのマネージャーが部屋を訪れて発見。部屋の中からは遺書のようなものも見つかっていると聞いています」と明かしています。

また、三浦春馬さんは9月スタートのドラマ『おカネの切れ目が恋のはじまり』(TBS系 火曜22時)に出演し、主演の松岡茉優さんの相手役を演じることが決定しており、すでに第3話まで撮影が終了していたといいます。

<↓の画像が、『おカネの切れ目が恋のはじまり』で共演の松岡茉優さん、三浦春馬さんの写真>

さらに、歌手・JUJUさんと司会を務めている紀行番組『世界はほしいモノにあふれてる~旅するバイヤー極上リスト~』(NHK総合 木曜22時30分)の収録は16日に行われたそうです。

三浦春馬さんはこの他にも、23日公開予定の映画『コンフィデンスマンJP プリンセス編』、同24日放送の『ミュージックステーション 3時間半スペシャル』(テレビ朝日系)、8月15日放送のドラマ『太陽の子』(NHK総合 19時30分)、12月から上演予定のミュージカル『The Illusionist-イリュージョニスト-』、来年公開予定の新田真剣佑さん主演映画『ブレイブ 群青戦記』(本広克行監督)への出演が発表されていました。

ネット配信サービス『Hulu』のオリジナルドラマ、未発表の映画への出演も決まっていたといいます。

このように複数の仕事があった中で、三浦春馬さんは自宅のクローゼットで首吊り自殺を図り、30歳という若さで急死したことによって、その動機を巡って様々な憶測が飛び交っており、特に多いのがネット上での誹謗中傷を疑う声です。

三浦春馬さんは今年1月、『コンフィデンスマンJP』で共演の俳優・東出昌大さんの不倫スキャンダルがスクープされ、大炎上騒動に発展する中で、「明るみになる事が清いのか、明るみにならない事が清いのか…どの業界、職種でも、叩くだけ叩き、本人達の気力を奪っていく。皆んなが間違いを犯さない訳じゃないと思う。 国力を高めるために、少しだけ戒める為に憤りだけじゃなく、立ち直る言葉を国民全員で紡ぎ出せないのか…」とツイート、これに対して批判が殺到する事態となっていました。

<↓の画像は、三浦春馬さんが1月にツイッターへ投稿したツイート写真>

三浦春馬さんの訃報が速報で出る数時間前には、アミューズに所属する1歳年上の俳優・賀来賢人さんがインスタグラム・ストーリーズ(24時間で投稿が消える機能)を更新し、「人が好きなモノや、一生懸命やっている事を馬鹿にするのなんか超簡単で、否定したり、好きだ嫌いだ言う事も超簡単。本当に超簡単。靴紐結ぶより。SNSがもっとポジティブになる事を願ってます。」との言葉を投稿していました。

<↓の画像は、賀来賢人さんの意味深なインスタ投稿写真>

ただ、三浦春馬さんのツイッター炎上、賀来賢人さんのインスタ投稿と自殺の関係は不明で、『東京スポーツ』(東スポ)は関係者の証言として「(完璧主義者であるがゆえに)3、4年前くらいから精神的に不安定だった」と伝えています。

三浦春馬さんと仕事をしたことがある関係者は、「傷つきやすいところもあって、放っておくとどこかへ飛んでいってしまいそうなところもあるんですが、一方で負けず嫌いで芯の強い顔もあって、とても魅力的な男であり俳優でした」と明かしています。

三浦春馬さんは2012年放送のトーク番組『ホンネ日和』(TBS系)で、兄のように慕っていた俳優・寺脇康文さんと対談した際、2009年10月期から2期連続でドラマ『サムライ・ハイスクール』、『ブラッディ・マンデイ Season2』で主演を務め、あまりの忙しさやプレッシャーなどによって精神状態が不安定になり、「役者をやめて俺は農業の道に行こう。」という思考になってしまったと振り返っていました。

その時の心境は、「とにかく今の状態から逃げ出したい、故郷(茨城)へ戻りたい。」という一心だったとし、そのまま芸能界を引退する可能性もあったそうですが、母親に説得されたことで何とか思いとどまったものの、俳優としての自身は失われた状態だったとのことです。

そうした危機を乗り越えて役者として活動の幅を拡げ、今年4月に30歳を迎えていました。

29歳になる直前に『週刊朝日』のインタビューを受けた際には俳優業について、「ちゃんと生きているだけでは要求に応えられない場合もあると思う。何かを失ったり、絶望したり。極限状態で生まれる鋭利な感情を求められたりもするから」と語っていました。

今後については、「30歳を目前にして、30以降、どう戦っていけるかのほうが大切だと思うようになりました。英会話の勉強も続けていますが、他にも、信頼できる師匠の元で殺陣を習ったり、積極的にアートギャラリーに足を運んだり。今はとにかく、体がいろんなことに触れたがって、いろんなものを吸収したがっているみたいで(笑)」と、様々なことに興味を抱いていることを明かしています。

昨年末に受けたインタビューでは、「今はやりたいことがやれているので、充実しています」とした上で、俳優として今一番興味があることについては、「よりよく生きること。いろいろな意味でよりよく生きれば、日々のマインドも波風立てられずに、仕事でもしっかり自分の役目を果たせるんじゃないかなと思うから。(中略)今回の稽古場でも、キャストのみなさんと話し合ってコミュニケーションをとって、役を通して支え合っていけたら、いいものができるんじゃないかなと思います」などと語っていました。

三浦春馬さんを知る人たちは、真面目で誠実、誰にでも優しく、努力家だったと語っており、そうした性格をしていたからこそ色々と抱え込んでしまい、周囲にも相談することができずに自ら命を絶ってしまった可能性もありますが、現時点では詳細が明らかになっていないので、何が原因でこのようなことになってしまったのか分かりません。

複数の仕事があった中で命を絶っていることから、精神を病んでうつ状態になっていたことも考えられますが、何とか思いとどまってほしかったですね…。

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