ホストクラブオーナーで、格闘技イベント『Breaking Down(ブレイキングダウン)』参加者の“傾奇者(カブキモノ)”こと天野敬紀容疑者(あまの・ゆきのり 35歳)が、脅迫と傷害容疑で逮捕されたことが分かりました。
大阪府警南警察署の発表によると、天野敬紀容疑者は昨年9月に、自身が経営する大阪市中央区のホストクラブで、店長の男性(29)に対して「殺すぞ」「マジで消したるから」「俺の仲間がいっぱい外におるから」などと脅迫し、胸に蹴りを入れるなどの暴行を加え、骨折などのケガを負わせた疑いが持たれています。
警察の取り調べに天野敬紀容疑者は、「蹴ったことは間違いないが殺すとは言っていない」と、一部容疑を否認しているとのことです。
事件発生の経緯は、被害者の店長が「店を辞めたい」と言ったところ、天野敬紀容疑者がブチギレ激怒して暴行したといいます。
昨年10月に被害者の男性が警察に相談したことで発覚し、19日に脅迫と傷害容疑で逮捕したとしています。
総合格闘家・YouTuberの朝倉未来選手が手掛けるブレイキングダウンは「1分間最強を決める」格闘技で、「過去に過ちを犯しても、挑戦する勇気があれば、どんな人でも人生を変えられる」をコンセプトにしているため、過去に逮捕歴がある人も多く出場しており、大会出場後に事件を起こして逮捕されることも珍しくありません。
そして、ブレイキングダウン参加者からまた逮捕者が出たことに対してネット上では、
- またブレイキングダウンか
- クズしかいねえ
- ブレイキングダウン=犯罪者
- ブレイキングダウンは悪くない 罪を犯したやつが悪いだけ
ブレイキングダウンが犯罪者を作り上げたわけじゃないし、むしろそういう奴らにチャンスを与えてる舞台なんだし、その後をどう生きるかはそいつ次第だからブレイキングダウンの批判はお門違い - ただの半グレの売名ですやん
- ブレイキングダウンは逮捕者出しすぎだろ 何が反社チェックしてますだよ ホストクラブをこの歳で反社つながり無しで経営出来るわけないだろ
などの声が上がっています。
今回逮捕された天野敬紀容疑者は昨年までに数回、ブレイキングダウンのオーディションに参加しているものの本戦出場はしておらず、厳密に言えば“ブレイキングダウン出場者”ではありません。
<↓の画像は、容疑者が昨年のブレイキングダウン9のオーディション参加時の写真>
しかし、この事件を報じたMBSニュースや産経新聞などは、ブレイキングダウン出場者として伝えているため、また逮捕者が出たのかと呆れ声が上がっているほか、大会批判も相次いでいます。
直近では5月に、ブレイキングダウンでゲストジャッジを務めるなど、大会に関与していた格闘家・エンセン井上容疑者が、麻薬入りチョコレートの密輸容疑で逮捕されました。
3月には1ヶ月前の大会に出場したサカキマキオ容疑者(本名=沖山幹浩)が、ガールズバー店長を暴行、代金も支払わなかったことで強盗容疑で捕まりました。
また、天野敬紀容疑者の“大阪の後輩”というシェンロンさん(本名=鈴木翔太)も3月にTikTokerとトラブルになり、恐喝容疑で逮捕される事件もありました。
ブレイキングダウン開催毎に参加者が増え、同時に逮捕者も増えて大会のイメージが悪化するといった悪循環になっているため、運営サイドもそろそろ対応に動くべきかと思いますが、コンセプトを変えずに続けていくつもりなのでしょうかね。