総合格闘家・YouTuberの朝倉未来選手が手掛ける格闘技イベント『Breaking Down(ブレイキングダウン)』に、喧嘩自慢大阪代表として出場していた無職の“ダイスケ”こと山本大介容疑者(34)、“シェンロン”こと鈴木翔太容疑者(31)らが、恐喝容疑などで逮捕されていたことが8日に発表され、ネット上で物議を醸しています。
大阪府南警察署の発表などによると、逮捕容疑は昨年12月3日に大阪で開催された格闘技イベント『OSAKA KINGDOM(大阪キングダム)』にて、「ウォーン会長」という名前でTikTokerとして活動の30代男性がリング上でのマイクパフォーマンスにて、山本大介容疑者に対して試合を申し込み、その時の挑発的な態度に腹を立てた山本容疑者が男性の顔面を殴り、上口唇の挫創や下アゴの打撲などで全治2週間の軽傷を負わせた疑いが持たれています。
さらに山本大介容疑者はその後クラブで、鈴木翔太容疑者、“サップ西成”こと金城旭容疑者(46)、プロボクサーの“ヒロキング”こと福重浩輝容疑者(31)、元プロボクサーの大沢宏晋容疑者(38)と共に男性を囲み、「さっきの行動はなんだ」「ケジメつけなアカンぞ」「ケツ拭かなアカンぞ」「俺のスポンサーに付け」などと脅迫し、12月15日に現金30万円を口座に振り込ませた疑いが持たれており、山本容疑者は傷害と恐喝、その他の4人は恐喝容疑で逮捕されました。
警察はこの他にも、現場で男性を恐喝した人物がいると見て捜査を進めているとのことです。
そして、ブレイキングダウン出場者からまたしても逮捕者が出たことに対してネット上では、
- 手錠率たけーな 普通の世界じぇねえわやっぱ ありえん
- まだちゃんと半グレだったってだけ もうずっと裏で飯食っとけ
- どうせこんなクソみたいな罪状でも武勇伝みたいにするんだろ
- アホ過ぎて草 でもブレイキングダウンの視聴者はこういう番外騒動が好きなんだろ?
- 中2病は治らんのかねー。もう、30オーバーのおっさんのやることではないよな。頭は中坊だな。終わってるよ。
- エンタメという建前でオラついた犯罪者予備軍を調子に乗らせて結局どんどん犯罪者を生み続けている
- 被害者wもどうせこれネタにした動画で稼ぐんだろ 警察もほっとけやこんな奴ら
- 結局中途半端で弱い奴らが、こういうこと起こすんだよな 会津の喧嘩屋?笑だったかの奴もそう
- 被害届が出されたから問題が表に出ただけでコイツらに限らず普段からやってんだろこの連中は
などの声が上がっています。
山本大介容疑者等からの被害を訴えた全身刺青だらけのTikToker・ウォーン会長は、自身のYouTubeチャンネルで事の経緯を説明しており、『OSAKA KINGDOM』の主催者サイドと事前に交渉したうえで、売名目的で山本大介容疑者に試合を申し込み、ブレイキングダウンのように2人で煽り合いをする中で山本容疑者がマジギレし、手を出されたとしています。
その後、山本大介容疑者等に囲まれて落とし前をつけろと要求され、話し合いの末にお金で解決するという流れとなり、ウォーン会長は複数人に詰め寄られて恐怖心もあり、お金を支払うことやスポンサーに付くことを了承したそうです。
後日、山本大介容疑者を食事に誘い、そこで現金10万円支払う形で勘弁してくれないかとお願いしたそうですが、山本容疑者はそれを拒否し、再び険悪なムードとなったことでウォーン会長は山本容疑者から提示された30万円を振り込んだと説明し、この事件で殴られ、恐喝もされたことから被害届を取り下げるつもりはないとも語り、今後さらに今回のトラブルの証拠となる動画も公開予定としています。
つい1ヶ月前には、“会津伝説の喧嘩屋”の異名をとる久保田覚さんが交際相手の女性を殴ったとして、傷害容疑などで逮捕されていたことが週刊誌『フライデー』のWeb版『フライデーデジタル』の報道で明らかとなり、久保田さんが恋人への暴力事件で逮捕されたのは2度目ということもあって大きな波紋を広げました。
そして、今度は喧嘩自慢大阪代表としてブレイキングダウンに出場し、注目を集めていた山本大介容疑者等が傷害と恐喝容疑で捕まり、ネット上では批判を通り越して呆れ声が相次いでいますが、こうした事件によってブレイキングダウン全体のイメージ悪化に繋がっており、朝倉未来選手ら運営サイドは色々と対策に動いた方がいいのではないかと感じますね。