フジテレビが元編成幹部B氏の処分内容発表。懲戒解雇せず、降職と1ヶ月休職で物議。港浩一&大多亮は提訴し裁判へ
中居正広さんと元フジテレビアナウンサー・Aさんのトラブルを巡ってフジテレビが5日、元社長・港浩一さん(みなと・こういち 73歳)と元専務取締役・大多亮さん(おおた・とおる 66歳)を提訴することや、このトラブルへの関与が発覚した元編成幹部・B氏の懲戒処分などを正式発表しました。
フジテレビは【元取締役に対する法的責任追及について】と題して、早期に2人のトラブルを把握しながらも、適切な対応を取らなかった港浩一さんと大多亮さんへの対応ついて、外部の独立した弁護士を選任して法的責任の有無を調査・検討し、会社法に基づいて監査役が2人の責任を追及するために提訴することを決定、訴訟準備に入ったことを報告しています。
<↓の画像左から、元社長・港浩一さん、元専務取締役・大多亮さん>
また、【懲戒処分等について】と題して、元編成幹部・B氏らに対する懲戒処分を発表しました。
懲戒処分にあたっては、第三者委員会による調査報告書の内容を踏まえながら、外部の弁護士、元フジテレビアナ・Aさんや関係者らに対して、事実確認や救済に関する意向の確認を実施したほか、懲戒処分の内容を議論する賞罰審査委員会が時間をかけて審議を重ねた末に、処分を決定したとしています。
フジテレビの就業規則に基づく懲戒処分は重いものから、「懲戒解雇」「退職勧告」「降職または役位はく奪」「懲戒休職」「謹慎」「減給」「けん責」「戒告」となっており、元編成幹部・B氏に対する処分内容は「降職(4段階)」と「懲戒休職(1ヶ月)」としています。
処分対象となる非違行為(法律や規則が定める行動規範から逸脱した行為)として挙げているのは大きく分けて4つで、1つは中居正広さんから頼まれてAさんの病院に、現金100万円入りの封筒と見舞い品を届けたこと、フジテレビから継続的な相談を受けていた『ワイドナショー』出演の弁護士を紹介したことで、これらはAさんへの2次加害となり得る不適切な行為と指摘しています。
<↓の画像は、中居正広さんと元編成幹部・B氏の写真>
2つめは、2021年12月に中居正広さんと有力な番組出演者のために、高級ホテルでの飲み会をセッティングし、複数のアナウンサーを接待要員として呼び、B氏がアナウンサーを置き去りにして部屋から退出した後、1人がセクハラ行為を受けたこと。
3つ目は、『とんねるず』の石橋貴明さんと会食中に、フジテレビの女性社員1人を呼び寄せた後、B氏らは何も告げずに退店し、石橋さんと女性社員を2人っきりの状態にしたことにより、セクハラ行為を受けたこと。
4つ目は、B氏が2020年ごろに後輩の女性社員を食事に誘い、食事中にセクハラ行為をしたこと、2023年にも別の後輩に対して同様の行為に及んでいたこと。
これらの行為について調査し、その経緯や当時の状況、行為の内容などを総合的に考慮した末に、降職と懲戒休職の処分が相当だと判断し、今月2日に処分を下したとしています。
また、週刊誌『週刊文春』によって、Aさんに対して誠実な対応をしなかったと報じられたアナウンス室局次長・佐々木恭子アナ(52)については、「産業医等の医師や上長の指示等に従い、女性Aに配慮した対応を一貫して行っていたことから、処分の対象とならなかった。」と報告しています。
この他にも、週刊文春にセクハラスキャンダルを報じられ、第三者委員会の調査報告書でも改めて過去のセクハラ行為を指摘された元取締役で、報道局解説委員・キャスターの反町理さん(そりまち・おさむ 61歳)については、「一事不再理の原則(懲戒処分の対象になり得る行為として一度認識・調査され、処分または不処分の判断がなされた場合には、同一の行為について、再度、処分に関する審理・判断を行うことはできないという原則)」に基づき、懲戒処分を下すことができなかったとしています。
ただ、この問題を受けてフジテレビは反町理さんとの嘱託契約を今月をもって終了し、契約更新はしない予定と報告しています。
これらの処分発表を受けてネット上では、
- 懲戒休職??? また戻ってこれるってなんやねん
- こんだけ会社に損害出させてクビになんないってすげえな
- 実質クビだな 一ヶ月で転職先探してって事か
- ホテルのスイートで上納をフジテレビの経費使ったのだけで、一発懲戒解雇もんだろうに
- 自主退職促してるんやろな 残ったところで閑職に飛ばされるだけだしどのみち終わり
- つまりB氏は自主退職すれば莫大な退職金が払われるという 何やこの処分
- クビにしたら週刊誌に駆け込むから、自主的に辞めさせて退職金で手打ちだろ
- こんな腐った局辞めて本当のこと本に書いて暴露しちまえよ それなりに儲かるぞ
- B氏は実質的には飼い殺しだと思う。フジテレビとしては野に放って余計な事されるより余計な事をやらせない方を取った。後は本人がどうするか
- 会社に与えた損害から見れば、降職は寛大な処分。たぶんフジテレビを辞めざるをえなくなると思う。
また株主総会で、この事件の関係者は賠償金を請求するよう求められると思う。
などの声が上がっています。
提訴されることになった港浩一さんと大多亮さんは、中居正広さんとAさんのトラブルについて「プライベートにおける男女トラブル」という認識のもとで、この問題をコンプライアンス推進室などに報告することなく、ごく一部の人間だけで対応を協議し、適切な対応をしなかったことで大騒動に発展しました。
この一連の騒動によって80社以上のスポンサーが離れ、現在もほとんどのスポンサーが戻っていない状態にあり、そしてフジテレビの広告収入は従来予想から233億円減少する見通しとなっています。
親会社のフジ・メディア・ホールディングスも、売上高が従来予想から501億円減収、最終利益も192億円減少の見通しと大きな被害を受けているので、フジテレビが港浩一さんと大多亮さんを提訴するのは当然の流れです。
すでにフジHDの個人株主は、経営陣の対応に問題があったことで会社が大きな被害を受けたとして、経営陣15人に対して約233億円を会社に支払うよう求め株主代表訴訟を起こし、5日から裁判が始まっています。
現時点では、一連の騒動の発端となった中居正広さんは訴訟の対象になっていませんが、損害賠償を請求される可能性はあり、今後の動向にも注目ですね。
そして、B氏の処分内容についてですが、複数の問題行為が確認されているにも関わらず、「降職(4段階)」と「懲戒休職(1ヶ月)」というのは甘すぎる、懲戒解雇が妥当との指摘がネット上では多く上がっています。
B氏は、女性アナウンサー等を接待要員として扱って複数の被害者を生み出し、中居正広さんの利益のために内部情報を漏らすなどして、結果的にAさんをさらに追い詰めたり、高級ホテルでの飲み会費用も経費で落としたり、自らも複数の後輩社員にセクハラをするなど非常に悪質で、フジテレビの清水賢治社長も会見でB氏について「結構問題が多かった社員だと、私自身は認識している」と語っていたため、かなり甘い処分だと感じます。
B氏を懲戒解雇としなかった理由を巡っては、B氏による暴露を警戒してのものなのではという憶測も飛び交っており、B氏は中居正広さんや松本人志さんといった大物タレントだけでなく、港浩一さんら上層部にも可愛がられていた人物で、フジテレビの裏側を熟知しているとみられています。
そうしたこともあり、B氏に対する処分発表が遅れているのではとも囁かれていたのですが、最終的に発表された処分が4段階の降職で、このままフジテレビに残ったとしても針のむしろ状態で、居心地が悪すぎて退社するのは時間の問題なのではと思うものの、今後B氏がどういった動きをするのか見ものですね。
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- https://www.fujitv.co.jp/company/news/250331_3.pdf
- https://www3.nhk.or.jp/news/html/20250605/k10014826461000.html
- https://sasaki.law/column/2354/
いい加減Bの名前は出せよ
なぜ?なぜ?
さようならと言って消えたの?世間は 全てを認めたと判断しますよ。
なぜ?
中居はまだ訴えられないのが不思議
中嶋優一を雇ってくれるところがあるかなあ
じゃあ、芸能界引退宣言は何だったの?