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おもしろ荘でブレーク芸人ひょっこりはん消える可能性、吉本興業がゴリ押しも著作権騒動…パーマ大佐の森のくまさんに続き…

ひょっこりはん著作権侵害トラブルで楽曲配信停止。ネタで使用音源『Sonorously Box』二次配布、酷い対応で炎上…

吉本興業所属のお笑い芸人・ひょっこりはんさん(本名=宮下聡 31歳)がネタで使用していた楽曲に対して、音楽素材を無料配布しているサイト『MusMus』の管理人・watsonさんが、音楽素材の使用にあたって禁止している2次配布を行っていることを公式サイトのブログ内で指摘し、双方の間でトラブルになっていることが明らかになりました。

ひょっこりはんさんは、様々な場所から顔をひょっこりと出すショートコントで現在人気急上昇中で、数多くのバラエティ番組だけでなく、今年1月期放送の嵐・松本潤さん主演ドラマ『99.9 -刑事専門弁護士- SEASON II』(TBS系)にゲスト出演したり、『Y!mobile』や『UHA味覚糖』など大手企業のCMに出演するなど大活躍しています。

『ぐるナイ・新春おもしろ荘2018』出演時の動画

そんなひょっこりはんさんがネタ中に使用している楽曲は、フリーのBGM・音楽素材サイト『MusMus』で無料配布されている楽曲『Sonorously Box』の冒頭7秒を編集したものだったのですが、楽曲の使用をめぐって大きな騒動に発展し、ネット上では炎上状態となっています。

『MusMus』では楽曲の使用について、商用利用でも無料としているほか、楽曲の改変もOK、楽曲を演奏したり、アレンジしたものを公開することもOKとしているのですが、「MusMusの楽曲をそのままBGM以外の目的に使用することはご遠慮ください。(楽曲の2次配布など)」「MusMusの楽曲を使用していることをあなたのコンテンツに表示してください。」(著作権表示出来ない場合は1曲あたり2000円の使用料を徴収)というルールを設けていました。

しかし、管理人・watsonさんによれば、ひょっこりはんさん側は楽曲使用にあたって以下のようなルール違反をしていたことを指摘しています。

この他にも、音楽配信サイト『mora』や『レコチョク』などでひょっこりはんさんが配信していた楽曲(6曲入りの販売価格は450円、1曲の販売価格は108円)は、『Sonorously Box』を少し改変しただけのソックリな曲であるとし、サイト側としてはそのような許可も出しておらず、事前に連絡も無かったと明かしています。

これまでの経緯に関しても明らかにしており、今年4月に『日清食品』が音楽素材を使用した動画を制作していたことが判明し、2次配布されていることも明らかになったとのことです。

その後ひょっこりはんさん側に連絡し、規約に従ってもらえれば問題無いと伝えたところ、5月末になると楽曲を改変したものが新たに制作されていることに気付き、抗議すると共に楽曲の販売停止を求めたそうなのですが、5月31日まで1週間何も連絡が来ないと訴えています。

<↓の画像は、乃木坂46・白石麻衣さんとひょっこりはんさんの写真>

こうした態度だったことから『MusMus』側はサイト上で情報公開を行ったとし、「『二次配布』は違反の中でも被害が大きいとても悪質なものと考えていますが、きちんと対応いただければ不問にするということ自体当方の好意でしかありませんでした。今回気づいた楽曲改変・無許可販売はそれを足蹴にされたという思いで非常にショックを受けています。」と明かしています。

続けて、「吉本のような大企業のことですからおそらく著作権関連の強力な顧問がついていることでしょう。当サイト管理人のような個人が訴訟を起こしても結果は見えています。普通に連絡して対応いただけないのであれば、もはや著作権侵害であることを皆さんに周知し認識してもらうしかありません。」と情報公開に踏み切った理由を説明し、「このようなお知らせで気分が悪くなった方には申し訳ありませんでした。」と謝罪しています。

このようなトラブルが勃発し、吉本興業側はどのような対応を取るのかに注目が集まっていたのですが、1日午前の段階ではニュースサイト『ORICON NEWS』などの取材に対して、「事実関係の確認や使用許諾の手続きを含め対応中です」と回答していたのですが、正午前までに音楽配信サイトでの楽曲配信が「一時配信停止」となったことが明らかになっています。

ニュースサイト『ねとらぼ』によれば、各音楽配信サイトに吉本興業側から「楽曲の配信を一旦停止にしてほしい」という連絡が入り、配信停止としたとのことです。

実際にサイトで確認したところ、ひょっこりはんさんの楽曲を配信していたページは削除されており、現在楽曲のダウンロードは出来ない状態になっているのですが、今回のトラブルに対してネット上では、

などのコメントが寄せられています。

また、ひょっこりはんさんのツイッターには多くの批判コメントが寄せられ、炎上状態になっています。

フリーの音楽素材を使用するにあたり、しっかりとルールを把握していなかったということももちろん問題ではあるのですが、それよりも一度楽曲配信しているサイト管理人側から連絡を受け、対応をしてほしいと言われた後に、少し楽曲を改変して販売するというのはかなり悪質ですね。

これは本人ノータッチで事務所が主導していた可能性は十分ありますが、ひょっこりはんさんに悪影響を与える可能性が高く、今後の活動に多かれ少なかれ悪影響が及ぶことになるのではないでしょうか。

こうした楽曲の使用をめぐるトラブルはつい最近も発生しており、昨年1月に『太田プロダクション』所属のピン芸人・パーマ大佐さんが、童謡『森のくまさん』の歌詞を改変したものをCD化したところ、原曲の英語詞を和訳したとされる作詞家・小説家の馬場祥弘さんとトラブルになりました。

最終的には円満解決となったものの、やはりこのトラブルによってパーマ大佐のイメージにも悪影響が及び、一時期注目を集めていましたが騒動をきっかけに仕事が減っていきました。

ひょっこりはんさんも同じパターンとなりそうな気もしますが、果たしてこの危機を乗り越えることはできるでしょうか…。

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