山形弁を使った軽快なトークや飾らないキャラクターにより、バラエティ番組でも活躍していた女優・タレントのあき竹城さん(本名=竹田明子 74歳)が、2020年をもって全てのレギュラー番組を降板しテレビから姿を消しており、なぜ突然消えてしまったのか、その理由をニュースサイト『NEWSポストセブン』が伝えています。
あき竹城さんは2020年まで、約8年にわたってバラエティ番組『炎の体育会TV』(TBS系)にレギュラー出演していたほか、『秘密のケンミンSHOW極』(日本テレビ系)にも山形県民代表として準レギュラー出演していました。
『炎の体育会TV』は2020年9月をもって降板しており、最後は新型コロナウイルス対策としてスタジオには登場せずに電話出演し、相変わらず元気に過ごしていることを報告していました。
- あき竹城さんが『炎の体育会TV』に電話出演した場面の動画(Twitter)
一方、『秘密のケンミンSHOW極』はその半年前の2020年3月を最後に姿を消し、現在は橋本マナミさん、渡辺えりさんが山形県民代表として番組に出演しています。
<↓の画像は、渡辺えりさん&あき竹城さんの写真>
そんなあき竹城さんについてNEWSポストセブンの記事では、芸能プロダクション関係者が、「あきさんはご自身のみが在籍する個人事務所なうえに、オフィシャルサイトがあるわけではありません。また、SNSアカウントを持っていないので、近況は謎のままです。」
としています。
続けて、「何か私生活で事情を抱えているのか、それとも芸能界をフェードアウトするつもりなのか……?年齢が年齢だけに、業界内でも引退説や、お身体を心配する声が上がっています」
と、芸能界引退説や健康不安説なども飛び交っているとしています。
そして、NEWSポストセブンは真相を確かめるため、あき竹城さんの自宅を訪れたところ、関係者と思しき人物が取材に応じ、突然テレビから姿を消した理由については、「コロナ禍なので、しばらく仕事はお休みしています。一社に対応すると、『ではうちも……』となってしまうので、ご依頼は全部お断りしている状況です」
と説明したとのことです。
後日、代理人弁護士を通じてあき竹城さん本人のコメントが届き、「年齢的にもコロナが怖いため、仕事はお休みしている状況です」と現状を明かしたとしています。
NEWSポストセブンはこのように、あき竹城さんがテレビから消えた理由、真相を伝えているのですが、この報道を受けてネット上では、
- コロナ禍で自宅に取材しに行くとかありえない。ましてやご高齢の方の所へ行くなんて、感染防止の観点からも動くな!と言いたい。
- とても賢明な判断。最近のバラエティに出てたら、感染しててもおかしくない。
味のある演技をされる方だし、次はぜひ女優さんとしての活躍を楽しみにしてます - これまでの仕事は、若い芸人と一緒にわちゃわちゃしてるスタジオにいることが多いからね。
収録で1人だけマスクするわけにいかないし、用心するのは当然だと思う - 個人事務所だから小回りが利くという利点も有るんだろうね
- これまでしっかりと働いて来たからしばらくは働かなくても生きていけるって事でしょ。とても計画性のある生き方。
- 40年くらいずっとテレビ出てる。主役を張るタイプじゃないけど、競争が激しい芸能界で独自のポジションを維持して、出続けるってすごい。
- あき竹城さんが元気で過ごしてる事にまず一安心。山形が生んだスターの一人なので、コロナ終息の際には再びテレビで活躍してほしい
- 取材と言えど何故このコロナ禍にわざわざ自宅まで行く必要あるのかやっぱりマスコミの感覚っておかしいよな…。
芸能界はパンデミック状態だし感染対策はザルで年配の出演者の方々からすればリスクが高過ぎて出演を控えるのは仕方ないわな。
などの声が上がっています。
少し前からあき竹城さんの姿を見なくなったことで、何かあったのかと心配になっていたので、芸能活動を休止している理由が病気などではなく、コロナ禍ということで自ら活動を控えていることが分かり、ホッと一安心しました。
あき竹城さんが表舞台から姿を消した2020年には、年齢が近かった志村けんさん(享年70)が新型コロナによる肺炎で亡くなり、それから約1ヶ月後には岡江久美子さん(享年63)も同じく感染後に肺炎で急死しました。
その後も複数の著名人が亡くなったり、症状が悪化して入院する人も出ていますが、テレビ番組の収録現場は相変わらず感染拡大防止対策が甘く、特にスタジオ収録ではアクリル板のみ設置し、ノーマスクが当たり前の状況が続いていることから、テレビ番組への出演を控えるのも当然の選択かと思います。
新型コロナがある程度落ち着くまでまだ時間がかかるとみられ、あき竹城さんの仕事復帰もしばらく先のことになりそうですが、今後またいつかバラエティやドラマなどで元気な姿を見せてほしいですね。