持病の「神経系疾患」の悪化で「重度の発声障害」を発症したことを理由に、昨年9月に無期限の芸能活動休止を発表したミュージシャン・GACKTさん(本名=大城ガクト 48歳)の近況や、出演予定となっている主演映画『翔んで埼玉Ⅱ(仮)』の撮影再開時期などを週刊誌『女性自身』のWeb版が報じています。
GACKTさんは昨年8月6日に、東地中海のキプロス島から帰国後に体調不良を訴え、幼少期からの持病という神経系疾患が悪化したことによって、一時は生死をさまようほど危険な状態だったといい、体調不良はその後も数週間続いたことで、体重は10キロほど落ちたそうです。
それから1ヶ月以上経った9月時点では容態も安定していたものの、重度の発声障害を併発したことで医師から声の仕事は続行不可能と診断され、芸能活動を無期限休止することを決定したとのことでした。
この発表後に女性自身のメールインタビューに応じたGACKTさんは、体調不良について「何年かに一度、起きてるやつ」と明かし、「10年前からは持病を治すため海外に環境を整え、療養などを行いながらここまで来た」「『ここに来てこれか…』と、正直、数日は落ち込こんだけども、これは何かを変えるきっかけを与えられたんじゃないのか、『自分なら、GACKTなら必ず乗り越えられる壁だろ!』と、今はそう信じてます。」「悔しいけど、すべての活動は休止させ、治療に専念します。活動休止期間についてですが正直わかりません。でも、とにかく早くに戻って来れるようやれることを全力でやります。」
などと語っていました。
また、昨年8月にクランクイン予定だった『翔んで埼玉』の続編出演については、「ストレスでやめるとか、そんな無責任なことは絶対にしない。」「『翔んで埼玉』チームが僕を必要としてくれるなら、僕もその気持ちに全力で応えたい」
と、出演への意欲を見せていました。
<↓の画像は、映画『翔んで埼玉』でW主演のGACKTさん、二階堂ふみさんの写真>
それから早4ヶ月が経ち、現在もGACKTさんは活動を休止しており、様々な憶測が飛び交う中で、女性自身はGACKTさんの近況を伝えています。
記事では音楽関係者が、「現在、GACKTさんはまだ海外で療養中です。ようやく少しづつ、声が出る状態にまで回復したようなのですが、まだまだ歌を歌うまでの段階ではないのが実情です」
と明かしています。
真相を確かめるため、GACKTさんの所属事務所に現在の状態や今後について取材を行っており、「『翔んで埼玉II(仮)』に関しては、制作のフジテレビと連絡を取り合っていますが、7月に撮影するという話は全く聞いていません」
と、噂されている7月復帰説を否定したといいます。
さらに、事務所の代表は現在のGACKTさんの体調について、「GACKTは海外で療養を続けていて、いまだ活動復帰出来る状態ではありませんが、順調に回復してきてはいます。外食をしたり、軽い運動は出来るようになっています。本人は復帰に向けての強い意志があり、各方面の関係者の皆様も復活に向けて応援していただいております。9月活動休止以後、一部で報じられたマレーシアで療養という話は事実ではなく、離日以降はヨーロッパで治療や療養をしています」
と説明しています。
映画関係者は『翔んで埼玉Ⅱ』の撮影再開時期について、「GACKTさんの体調回復を最優先に考えています。現状、活動休止発表からちょうど1年後となる10月からの撮影再開に向け、最終調整しています」
と語り、配給会社の『東映』は2022年公開予定としていたものの、撮影延期により来年以降の公開となりそうです。
そして、女性自身の報道を受けてネット上では、
- 順調に回復してるという事は諸々の問題が順調にクリアできてると言う事かな?
- スピンドルや不倫問題にもメドがついたなら、きちんと説明すべき
- 遊んで暮らせる余裕あるなら、このまま一般人として海外に居た方がいいのでは?
帰国してもすんなり復帰出来るとは思えない。色々追及されるだけ。 - 翔んで埼玉は確かに前作は面白かったけど、それでも1回観れば充分程度の映画。
伊勢谷も出れないんだろうし、別にガクトじゃなくてもいいんじゃないの? - 芸能活動休止中の不倫は相手の旦那と和解したのだろうか。
- まずは仮想通過と不倫疑惑の釈明をしないとまた休業に追い込まれると思うよ
- 大病を患っていたなら、まだまだ休養が必要でしょ。映画が撮影再開しても、無事にクランクアップ迎えるか不安だし。
代役でいいんじゃない?だってGACKT、生命の危険もあったんでしょ?って思うんだけど。 - 医療技術はマレーシアより日本の方が上だろうって指摘されてたから、取って付けたように誤解を訂正したのね。
仮想通貨や不倫報道には誤解が無かったと解釈していいのかな?
などの声が上がっています。
昨年9月に無期限活動休止が発表された際には、病気に対して疑いの目を向けられつつも、心配の声が多く上がっていたのですが、それから2ヶ月後に『週刊文春』に不倫疑惑スキャンダルをスクープされ、体調不良を訴える約1ヶ月前と活動休止発表後の9月中旬に、ホテルや自宅で既婚女性と密会していたことが報じられたことにより、活動休止の真相は私生活でのトラブルが原因なのではとの憶測が飛び交いました。
この他にも、GACKTさんが参画する暗号資産(仮想通貨)『SPINDLE(スピンドル)』を巡るトラブルも複数のメディアに報じられるなど、不穏な情報が飛び交っていることで、『翔んで埼玉Ⅱ』への出演に影響が及ぶことも懸念されていました。
そうした中でGACKTさん側が再び女性自身の取材に応じ、体調が回復に向かっていることをアピールし、「本人は復帰に向けての強い意志があり、各方面の関係者の皆様も復活に向けて応援していただいております」と説明したということは、様々なトラブルが解決へ向かっていることを意味しているのかもしれないですね。
ただ、ネット上では現在も不倫疑惑スキャンダル、“ガクトコイン”を巡る出資者たちとのトラブルを黙殺していることに疑問や批判の声が多く上がっており、何事もなかったかのようにシレッと復帰した場合には再び炎上しそうですが、果たして、いつどのような形で活動を再開させるつもりなのでしょうかね…。