重い病気を克服し、元日放送の『芸能人格付けチェック!2023お正月スペシャル』(テレビ朝日系)でテレビ復帰したミュージシャン・俳優のGACKTさん(本名=大城ガクト49歳)が、週刊誌『女性自身』の取材に応じ、病気で休業中に死を覚悟し遺書を書いていたことなどを告白しています。
2021年9月にGACKTさんのエージェント会社『グラブエンターテイメント』が、持病の神経系疾患の悪化で一時は生死をさまよい、さらに重度の発声障害も併発して声を出す仕事の継続は難しいとして、無期限活動休止を発表しました。
これにより女優・二階堂ふみさんとのW主演映画『翔んで埼玉Ⅱ(仮題)』の撮影が延期となったほか、毎年出演の『芸能人格付けチェック』も欠席しました。
その後、昨年5月に芸能活動再開を発表し、治療を担当した病院はGACKTさんの病気の症状について、「自己免疫の異常による免疫低下に伴う肝機能障害ならびに呼吸機能低下」「免疫低下による全身皮膚炎及び脱毛症」「これに伴う発熱及び疼痛、並びに声帯機能の低下」と説明し、神経系疾患の免疫不全で全身皮膚炎や脱毛症の症状が進行していたため、幹細胞治療とリハビリを行なっているとしていました。
このような病気を乗り越えて『翔んで埼玉Ⅱ』の撮影に参加し、『芸能人格付けチェック!2023お正月スペシャル』でテレビ復帰も果たしたGACKTさんは、女性自身の取材に改めて病気について語り、発声障害によって一時は全く声が出なくなったことや、「言葉が上手に発せない、考えていることが言葉に上手にならない」といった症状がみられたとしています。
<↓の画像は、『芸能人格付けチェック2023』でテレビ復帰したGACKTさんの写真>
また、「シャワーを浴びている途中に指を見たらすさまじい量の毛が指の間にあって。それが最初自分の毛だと気づかなくて天井から降ってきたのかと思いました。」「シャワー浴びた後も髪の毛を振ると髪の毛が床にぶわーっと落ちる。それを見て、正直『あー終わったな』って。『これで表に出るのは厳しくないか』と。そうしたら今度は症状が肌にも出始めて象みたいなひび割れができて赤くなってカサカサになって。もう心も体もボロボロでした。」
と、脱毛症に加えて重度の乾癬(かんせん)を発症していたことを明かしています。
<↓の画像は、『芸能人格付けチェック2023』で病気を語ったGACKTさんの写真>
これらの症状によってGACKTさんは、「死ぬっていう覚悟に関しては過去に何回もあったけれど、はじめて遺書を書きました。」と告白し、「本来はそういう性格じゃないんだけれど。でも、うちの会社の人間含めてボクについてきてくれた仲間もいる。彼らには何か残せるものを残しておかなきゃなって、手紙書いて。関わっている人数分ぐらいは書いたかな。あとはお金のこととかも。みんな生活に困るだろうからこれはこういう風に分けてくれとか書いて残して。そうしている自分もどこか面白くて。まあ歳だしなとか。どうやって幕を引こうかなとか、そういうことを考えながら、ヨーロッパからマレーシアに戻って生活していました」
と語っています。
そうした状況の中で友人から「幹細胞治療を受けてみないか?」と提案され、昨年から自身の細胞を利用した再生医療を受けたところすぐに効果があらわれたそうで、治療開始から3ヶ月ほどで全身皮膚炎の症状は無くなり、その頃から脱毛症の症状が落ち着いて髪の毛も生え始めたとしています。
そして、昨年6月に行われたイベントで久しぶりに表舞台に姿を現し、10月中旬から『翔んで埼玉Ⅱ』の撮影が再開、芸能活動を本格的に再始動させました。
現在の体調についてGACKTさんは、「完治に向かって戻ってますよ。ようやく8割ぐらい戻った感じ」と明かし、『芸能人格付けチェック!2023』の収録1ヶ月前に行われたインタビューでは「体型的には85%くらい。体重もだいぶ落ちちゃって、元々73kgだったのが62kgくらいまで落ちましたね」と語っていました。
<↓の画像は、収録1ヶ月前に病気で激ヤセを告白したGACKTさんの写真>
GACKTさんは女性自身の取材に、『芸能人格付けチェック』への出演を続ける理由も語り、「みんなは色々騒いでいるけど、番組を続ける理由は(ダウンタウンの)浜田さんだけ。浜田さんに必要ないって言われたらスッとやめますよ。ボクにとって一番大切な恩人ですから。」
と説明しています。
<↓の画像が、GACKTさんが恩人と慕うダウンタウン・浜田雅功さんとの写真>
続けて、「ボクはテレビに出たいとは思ってません。基本的にオファーは断ってます。ギャラと見合わないって思っちゃいますし。でも浜田さんは20年来の芸能界の恩人で尊敬してます。浜田さんに『ガクちゃん、出てーな』って言われたら返事はひとつです。ボクは『格付け』に年に一回しか出ません。浜田さんも『毎回出て』と言わないのも、GACKTの存在そのものを大切にしてくれていますし。やっぱりプロだから安売りしちゃダメだって思ってもらえてる」「人間性も含めて威圧感もそうだしリーダー的な存在感がすごい。大好きだし尊敬してます」
と語っています。
ただ、「連勝になってきてみんな勝手に期待し始めて。勝手に騒ぐじゃないですか?勘弁してくれよって思いますよ。ストレスです。4年ぐらい前ですかね、美容室いったら500円玉ぐらいの大きさの円形脱毛症ができていて。」「『格付け』は、外したらやめます。たぶん」
と、連勝記録がストップしたら番組降板の可能性もあるとしています。
<↓の画像は、問題不正解で番組降板宣言をしたGACKTさんの写真>
このように自身の病気や『芸能人格付けチェック』について語ったGACKTさんに対してネット上では、
- なんか色々なかったことになってない?モヤモヤするんだけど
- この人、なんでそんなに大御所ぶってんだろ
- 仮想通貨でやらかして隠れていたと思ってたら、随分ドラマチックな展開に仕上がりましたね
- もうお腹いっぱい。仮想通貨トラブルや不倫報道の説明はしないの?
- 要するに復帰したいんだと思う。その為の言い訳が長すぎてダサい 遺書なんてワードも中2か
- こんな症状が出る神経系の疾患に対して幹細胞治療で治癒するなんて話は聞いたことがない。
本当であればノーベル賞の候補くらいにはなってるでしょうね。仮想通貨からこっちに金儲けの方法を変更したのかなぁ。 - 病気だったのは事実だと思う 痩せてたし調子悪そうだったから
- ギャラが見合ってない。ってすごい発言だなぁ。そんなに視聴率持ってる人とは思えないんだが
などの声が上がっています。
GACKTさんは芸能活動休止を発表後、女性自身の取材には何度か応じており、昨年9月にメールで取材を受けた際には、突然体調不良に襲われて丸1日意識を失うも、入院することなく医師を呼んで診察してもらい、自宅で療養していると明かし、今後は主治医がいる海外へ渡って治療に専念する予定としていました。
なお、『芸能人格付けチェック』の収録前に受けた取材では、「熱が出始めて、意識がなくなって。気づいたら2週間ぐらい倒れていたっていう状況」とも語っています。
その後、「ドバイの皇族関係者」を通じて再生医療をしている人に出会い、福岡の病院を紹介してもらい幹細胞治療を開始、すぐに効果があらわれて病気を克服できたそうなのですが、「未だに明確な原因みたいなものは(分からない)。病名、これだからっていうものじゃないんですよね。参ったなぁっていう…」とも語っています。
このように病気について語る一方で、昨年9月に『週刊文春』が報じた不倫疑惑スキャンダルには一切言及せず、広告塔の役割を担っている仮想通貨『SPINDLE(スピンドル)』(通称:ガクトコイン)を巡るトラブルが複数の週刊誌に報じられているものの、これに関しても完全スルーを続けています。
それに対してネット上では疑問の声が相次いでおり、これから本格的に再始動するにあたって、これらの問題についてもしっかり説明をしてほしいものですね。