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TBS夏ドラマ『凪のお暇』で黒木華が主演起用の理由は? 原作の主人公・大島凪とイメージかけ離れ物議も好視聴率獲得なるか

黒木華が主演で『凪のお暇』実写ドラマ化。原作ファンから否定的な反応も…画像あり

女優・黒木華さん(くろき・はる 29歳)が、7月スタートの夏ドラマ『凪のお暇(なぎのおいとま)』(TBS系 金曜22時)で主演することが明らかになりました。

『凪のお暇』は、漫画家・コナリミサトさんが2016年から女性向け漫画雑誌『Eleganceイブ』などで連載中の同名漫画の実写化です。

原作コミックス(既刊5巻)は累計200万部を突破しており、『マンガ大賞』に2度ノミネートしているほか、『ananマンガ大賞』、『宝島社このマンガがすごい!2019オンナ編』に選出されたほか、『第22回文化庁メディア芸術祭・マンガ部門』の優秀賞を受賞するなどしています。

<↓の画像は、『凪のお暇』原作漫画の写真>

(原作『凪のお暇』無料試し読みページはこちら(マンガクロス))

ストーリーは、東京都内の家電メーカー勤務の節約が趣味のOL・大島凪(28歳)は他人の顔色を伺いながら、周囲に合わせながら日々何事も無く過ごすことを目標としていたものの、ある日、場の空気を読み過ぎ、無理して他人に合わせたことによって過呼吸で倒れてしまいます。

凪はこの日を境に「私の人生、これでいいのだろうか…」と自分を見つめ直し、人生をリセットすることを決意します。

凪は会社を辞めてマンションも解約し、交際していた彼氏も含めて関わっていた全ての人達との連絡も絶ち、幸せになるために人生の再生を図っていくという内容です。

<↓の画像が、主人公・大島凪を演じる黒木華さんの写真>

実写ドラマ『凪のお暇』で脚本を担当するのは、沢尻エリカさん主演ドラマ『1リットルの涙』、速水もこみちさん主演『東京タワー ~オカンとボクと、時々、オトン~』、松下奈緒さん主演『早海さんと呼ばれる日』、井上真央さん主演のNHK大河『花燃ゆ』、中谷美紀さん主演『あなたには帰る家がある』など、数多くの作品を手掛けている脚本家・大島里美さん(おおしま・さとみ 41歳)が抜擢されています。

演出はTBSの土井裕泰さんが担当し、土井さんはこれまでに手掛けた作品は『愛していると言ってくれ』、『魔女の条件』、『青い鳥』、『理想の結婚』、『ビューティフルライフ』、『GOOD LUCK!!』、『オレンジデイズ』、『うぬぼれ刑事』、『空飛ぶ広報室』、『コウノドリ 命についてのすべてのこと』、『逃げるは恥だが役に立つ』、『この世界の片隅に』、『カルテット』などで、黒木華さんが2016年4月期に主演した『重版出来!』でも演出を担当していました。

そして、『凪のお暇』が実写ドラマ化され、黒木華さんが主演を務めることに対してネット上では、

などのコメントが寄せられており、黒木華さんの演技力の高さは評価されている一方、原作とは容姿などがかけ離れているとして否定的な反応が多く上がっています。

なお、『凪のお暇』を手掛ける中井芳彦プロデューサーは、黒木華さんを主演に起用した理由について、「さまざまな作品で演じる黒木華さんの表情が頭からずっと離れず、いつかはご一緒したいと思いながら数年。この原作と出会った時に『これだ!』と、思いきってオファーさせていただきました。」と説明しています。

黒木華さんは3年前にTBS金曜ドラマ枠で放送の『重版出来!』で連ドラ初主演し、全10話の期間平均視聴率は8.0%と微妙でしたが、視聴者からは黒木さんの演技や脚本・演出が高い評価を受けていました。

また、2015年4月期放送の佐藤健さん主演『天皇の料理番』(TBS系)でも高く評価されており、週刊誌『週刊新潮』の記事では映画評論家・北川れい子さんが『凪のお暇』での主演について、「彼女なら大丈夫。回を重ねるごとに、観る人が主人公と一緒に成長できるような作品になるでしょう」と語っています。

一方の原作ファンの反応を見てみると、ミスキャストという声も少なくないので微妙な感じになりそうですが、脇を固めるその他のキャスト発表や、初回にどれほどの数字を獲得できるのか、視聴者からどのような反応が上がるのかに注目したいですね。

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