香川照之の主演ドラマ発表。クラブホステスに性加害報道で炎上し謝罪から3年、完全復帰目前か。ネットで賛否両論

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香川照之

2年前に銀座のホステス等に対する性加害問題を週刊誌『週刊新潮』に報じられ、テレビから姿を消した俳優・香川照之さん(別名=市川中車 58歳)が、来年春放送の連続ドラマ『災(さい)』(WOWOW)で主演することが発表され、ネット上では様々な声が上がっています。

『災』は完全オリジナル脚本のドラマで、あらすじ内容は、葛藤を抱えながら現代を生きる罪なき6人の人物の前に、香川照之さん演じる“ある男”が現れ、無慈悲に様々な災いをもたらすというストーリーのサイコ・サスペンスとなっています。

主演を務める香川照之さんは今作について、「『宮松と山下』という奇妙な本編映画で出会った『5月組』というユニットの奇妙な3人組の監督のうち、若手の2人がタッグを組んでこれまた奇妙な話を思いつき、私に6人の様々な男を演じさせて一つのおどろおどろしい物語を紡いでいくのだという。脚本を一読して思うことは、過去の男である私にはまさにふさわしい仄暗い陰と濃密な湿度がそこにじっとりと練り込まれ、どの役にも“この人間の裏に一体どんな過去が潜んでいるのか…”と思わず想像してしまわずにはいられない行間が随所に潜んでいる。WOWOWで放映されるに実に願ったり叶ったりのドラマである。期待されたい。」とコメントしています。

WOWOWドラマ『災』特報映像

香川照之さんがドラマに出演するのは、2022年7月期放送の竹内涼真さん主演『六本木クラス』(テレビ朝日系)以来で、性加害報道後初の連ドラ主演に対してネット上では、

  • 香川照之の演技は余人をもって代えがたい。復帰は歓迎。
  • どんな役をやらせても主役でも脇役でもこなせる。プライベートではだらしなくても仕事は完璧にこなす。業界としてなくてはならない人
  • 役者としてはとても振り幅が広く、存在感のある演技をする方なので、また演技が見られるのはとても嬉しい
  • 3年の謹慎期間じたいが長すぎた。本当はもっと早く復帰してもよかった
  • もうテレビには出さないで欲しい
  • 見たくねぇわ、生理的に受け付けない
  • 芸能人は悪いことしても復帰の道が残されていてうらやましい
  • 演技で悪役キャラやってるだけなら良いけど、実生活も同じだと知ってしまったらもう無理。役者として見れない
  • もう?って感じ。しかもこのタイミングで。
    女性の髪の毛引っ張り回して胸掴んで酔態晒した人が、世間の熱り冷めたタイミング伺ってしれっと復帰する。芸能界は本当に甘すぎる。
    時が経てば全てが清算されると誤った解釈しているケースが多すぎる。

などの声が上がっており、賛否両論となっています。

香川照之さんは、『香川照之の昆虫すごいぜ!』(NHK Eテレ)で“カマキリ先生”を演じたり、朝の情報番組『THE TIME,』(TBS系)の金曜司会を務めていた2022年に週刊新潮によって、2019年に銀座のクラブで30代のホステスの下着を剥ぎ取り、直接胸を触ったりキスをしたり、若手歌舞伎俳優とビデオ通話し、その様子を映すなどの行為に及んでいたことを報じられました。

女性はこの一件で「PTSD(心的外傷後ストレス障害)」を発症したと訴え、香川照之さんの暴走を止めなかったとして、損害賠償を求めてクラブママを提訴(後に取り下げ)していたことなども表沙汰となりました。

この報道を受けて香川照之さんは、女性に不快な思いをさせたことは事実と認めて謝罪し、女性とはすでに和解済みとのことでしたが、『THE TIME,』の司会や『トヨタ自動車』など複数のCMを降板しました。

また、出演予定だった2022年10月期放送の山崎賢人さん主演ドラマ『アトムの童』(TBS系)も降板し、代役はオダギリジョーさんが務めました。

その後、ホステスから訴えられていたクラブママが、同じ日に香川照之さんからセットした髪の毛をクシャクシャにされて掴まれたり、うなじやワキの匂いを嗅がれたことや、ママがホステスから訴えられた件を香川さんが銀座で笑い話にしていたことなどを週刊新潮に告発し、しばらく炎上状態が続いていました。

<↓の画像が、クラブママの髪の毛を掴み、うなじの匂いを嗅ぐ香川照之さんの写真>
香川照之が銀座クラブママの髪掴み暴行、わいせつ行為の証拠画像

こうして香川照之さんはテレビから姿を消し、歌舞伎俳優としての活動に力を注いでいたのですが、今年に入って『ボクシングナビ~プレミアムラウンジ』(Amazonプライムビデオ)のナビゲーターを務めたり、ドキュメンタリー番組『KOKOROTOTONOU』(BSフジ)で女優・蒼井優さんと共演したり、過去に出演したNHKの長編ドラマ『坂の上の雲』が再放送されるなどし、テレビ復帰を果たしていました。

そして、先月には『女性自身』が香川照之さんのドラマ復帰を報じており、タイトルは伏せていましたが『災』の撮影現場を9月に目撃したという内容でした。

女性自身によれば、制作サイドは「演じられるのは香川さんしかいない」としてオファーを出したといい、一方の香川照之さんは全盛期に比べるとギャラは半額程度まで落ちているものの、歌舞伎公演は給料制で稼ぎにくく、2年前に再婚して子供も誕生したことから、二つ返事でオファーを受けたのだろうとしていました。

『ダウンタウン』の松本人志さんなど、芸能人らによる性加害問題が物議を醸している中でのドラマ復帰となり、ファンからは怪演に期待や歓喜の声が上がる一方、拒否反応を示す声も多く、地上波番組への復帰はまだハードルが高そうですが、再びドラマにも出演する以上は再びトラブルを起こすことなく、今後の活動で少しずつイメージを回復できるように頑張ってもらいたいです。

参照元
  • https://jisin.jp/entertainment/entertainment-news/2376736/
2件のコメント↓コメント投稿
  1. 1
    匿名
    ID:MjhiMTQ1Zj

    WOWOWドラマって久しぶりに聞いた。没落著しいからな。ぴったりじゃないか?

  2. 2
    匿名
    ID:ZWYzZTNkOW

    ホステスから訴えられたママが後日誌面に登場したことまで載せるのならば、ママが訴えられた一因であろう、ホステスのブラをママも一緒に嗅いだことにも触れては?
    新潮の最初の記事から、訴状の一節として引用されていましたよ
    ホステスさんのPTSDに、このママの振る舞いは関係ないのでしょうかね

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