歌手・女優の“のりピー”こと酒井法子さん(さかい・のりこ 49歳)の主演映画『空蝉の森』(亀井亨監督)が、来年2月5日に公開されることを『スポーツ報知』が報じています。
酒井法子さんが映画で主演するのは、2008年公開の裁判員制度広報用映画『審理』以来で、薬物事件後初の映画出演となっています。
『空蝉の森』は2013年に撮影が行われ、『アルゴ・ピクチャーズ』の配給で2014年に公開予定だったものの、制作会社『ニューウェーブ』が倒産したことでお蔵入り危機となっていましたが、来年2月に公開することが決定したといい、酒井法子さんも公開決定を喜んでいるとのことです。
『空蝉の森』のあらすじは、失踪し行方不明になっていた主人公・加賀美結子がある日、海岸沿いの道路で警察に保護され、3ヶ月ぶりに自宅へ戻ると夫は別人だと言い放ち、さらにはメンタルクリニックの主治医との不倫も疑います。
一方で、遺産相続も絡む夫婦の関係に警察が疑いを持ち、密かに監視する中で、結子の過去の秘密を掴んだというフリージャーナリストが現れ…という内容となっており、失踪していた妻と夫のミステリアスな関係、主人公の多くの謎を描いたミステリー・サスペンス作品になっています。
この映画で酒井法子さんが主演を務め、夫役を斎藤歩さん、夫婦の関係を疑う警部役を柄本明さん、メンタルクリニックの主治医役を西岡徳馬さん、フリージャーナリスト役を金山一彦さんが演じ、他にも元サッカー日本代表・中田浩二さんの妻・長澤奈央さん、2018年10月に亡くなった柄本さんの妻・角替和枝さんも出演しています。
<↓の画像は、『空蝉の森』出演の斎藤歩さん、柄本明さん、西岡徳馬さんの写真>
<↓の画像は、金山一彦さん、長澤奈央さん、角替和枝さんの写真>
映画が完成した当初は、日本だけでなく中国などアジア圏での公開も視野に入れ、海外の映画祭への出品も目指していたそうですが、コロナ禍の影響を鑑みて海外の映画祭への出品は断念したようです。
『空蝉の森』のプロデューサーを務めた太田裕輝は、「今回、作品が公開されることができて安心しています。とにかく、ファンの方々に映画をお届けしたい気持ちでいっぱいです」
と語ったとしています。
そして、酒井法子さんの主演映画が来年2月に公開されることに対してネット上では、
- 介護なんてする気1ミリもないじゃん。
- どさくさに紛れて凄い事やってるな。使う方も使う方やろ。
- 覚醒剤使って、捕まる夫を見捨てて子供のことも顧みず雲隠れして、介護職に就くと言って温情判決受けて、挙句介護の勉強すらしなかった人。
- いくら年月が経ったとはいえ、使う方もおかしい。元旦那が捕まってすぐシャブ抜きのため子どもを置いて逃亡し髪を切って出頭という事実、介護職に就くため勉強をすると平気で嘘をつく。とても信用できないし見たくもない。
- 介護職に就くと耳障りのいいこと言ってたのに。やっぱり芸能界の甘い汁の味は忘れられないようですね。起用する監督ら関係者の心情も理解できない
- 結局のところ、何しても復帰出来ちゃうのが芸能界。だからクスリもやるし不倫もする。
一時的に反省してるふりして、しばらく自粛と言えばみんな許してくれるもんね - 一度ちゃんと謝罪して、芸能活動復帰することを公言すればいいのに…介護だのなんのって言い訳が先に立ちすぎている感じ。渡部も同じように復帰するんだろうね。
- 映画は見たくなければ見なければよいが、映画の宣伝のためにバラエティなどには出て欲しくない。
一般人が薬物で逮捕されたら会社はクビだし、社会復帰も大変なのに、映画で主役を張れるなんてやっぱり芸能界は薬物には甘い。一応犯罪者ですからね。不倫は犯罪ではないけど。
などと厳しい声が多く上がっています。
酒井法子さんは2009年に覚醒剤の所持・使用で逮捕、懲役1年6ヶ月・執行猶予3年の有罪判決を受け、それからすでに11年が経過しており、2012年に芸能活動を本格的に再開させてから今年で8年となります。
昨年3月には、音楽バラエティ番組『THE カラオケ★バトル』(テレビ東京系)で11年ぶりに地上波番組で歌唱パフォーマンスを披露し、今年9月にも同番組に出演するなど、少ないながらもテレビ番組にも出演できるようになっていますが、今もなお酒井法子さんの芸能活動に対しては否定的な声が目立ちます。
『空蝉の森』の公開決定に対しても物議を醸し、薬物事件から10年以上経った現在も、世間からいかに良く思われていないかが分かりますが、今もある程度の数のファンはいるようですし、そうしたファンのためにもさらに仕事の幅を拡げていけるよう奮闘してほしいですね。