現在放送中の大森南朋さん主演ドラマ『サイン 法医学者 柚木貴志の事件』（テレビ朝日系）のほか、9月27日公開予定の実写映画『任侠学園』に出演するなど、精力的に活動している俳優・西田敏行さん（にしだ・としゆき 71歳）に健康不安説が浮上しており、27日発売の週刊誌『週刊女性』は足元の異変が深刻化していると伝えています。
『週刊女性』によると、ここ数年の出演作品で西田敏行さんが歩いたり、走るシーンがほとんど無いといい、7月スタートの『サイン』の他にも、昨年放送の『Missデビル 人事の悪魔・椿眞子』、2017年放送の『ドクターX～外科医・大門未知子～第5シリーズ』でも基本的に座っているシーンばかりだったそうです。
＜↓の画像は、ドラマ『サイン』出演の大森南朋さん、西田敏行さんの写真＞
最近の撮影現場ではある指示があったといい、「2～3年前から、『西田さんを長時間、歩かせるシーンは控えるように』という指示が出されているんです。現場では、『足の調子が悪いのでは』という声があがっていますよ」
とテレビ局関係者が明かしています。
8月21日に行われた『任侠学園』のイベントでは杖をつきながら歩いていたそうで、スポーツ紙記者は「元気ならば杖は使わないと思うのですが、いったい何があったんでしょうか……」と心配しています。
西田敏行さんは2001年に「頸椎性脊髄症」で神経を圧迫している部位の除去手術を受け、2003年には急性心筋梗塞で緊急入院、2016年には自宅ベッドから転落したことで頸椎亜脱臼と診断され、手術を受けました。
さらに、胆のう炎の手術も受けており、2016年に仕事復帰した際にも杖をつき、激ヤセしていたことから心配の声が上がっていました。
＜↓の画像は、2016年以降に杖を使用している西田敏行さんの写真＞
そんな西田敏行さんの現在の状態を確かめるべく、『週刊女性』の取材班は妻・寿子さんに直撃取材を敢行し、足の調子が悪いのか聞くと「少しひざを痛めているんです」と明かし、3年前のベッド転落と関係しているのかについては「それとはまた別だと思うのですけれども……」と否定したとのことです。
さらに質問を続けようとしたところ、寿子さんは表情を硬くして自宅に入っていってしまったといいます。
そして、西田敏行さんの所属事務所に問い合わせると、「ひざを痛めていることは事実です。3年前に頸椎をケガしたころから悪くなりましたが、大きな病気ではなく、年齢を重ねたことでひざの関節を悪くしたためです。（テレビや映画に出る際は）事前にそうした事情を話し、身体の状況に合った仕事をしています」
という回答があったとのことです。
この報道に対してネット上では、
- 71歳ならヒザに不調抱えても、珍しい事では無い。老化の1つ
- 西田さんの年齢を考えたら、座っている方が演技に集中出来るとするならば、体への負担が少ない方でよいのでは？
何より西田さんには、年齢を重ねただけの存在感がある。段々と名優が少なくなってきてる今、貴重な存在 - 西田さんにしかできない演技や雰囲気がありますよね
無理しない範囲でバリバリ演じてください！ - 年齢も高くなり、いろんな場所に不自由が出てきますよ。これからも俳優を続けてもらいたいけど、無理はしないで欲しいな。
- 膝が悪い70代はいくらでもいる。西田さんが膝が悪くても俳優として必要とされているし、撮影側も歩かなくても良いよう配慮してるのだから、いちいち記事にしなくて良いと思う。
などのコメントが寄せられています。
西田敏行さんは、2016年に頸椎亜脱臼や胆のう炎の手術を受けてから間もなく仕事復帰を果たし、これまでと変わらず様々なドラマや映画に出演しているのですが、足の状態があまり良くないことから表舞台に出てくる際にも杖を使用しています。
2016年に『週刊女性』が報じた記事では、西田敏行さんが周囲に「ベッドから落ちて頸椎を痛め、両手両足がマヒしている」と話していたとも伝えており、同年の『日本アカデミー賞』で司会を務めた際には一度も席を立つことはありませんでした。
しかし、今年の『日本アカデミー賞』では立つ場面もあり、その他の仕事も精力的にこなしていることから、決して良い状態ではないものの深刻な状態とまでは言えないのではと思います。
西田敏行さんは年齢を重ねて役者としての魅力がさらに増し、善人だけでなく悪人役も演じられる方なので、引き続き無理はせずに長く俳優活動を続けていってほしいですね。